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顔がある♪ピアノ教室

昨日から年明けレッスン開始です。
楽譜をじーっと見ていた生徒さん「顔があるよ、ほら。」

かつて同じことを言った生徒さんがもう一人います。この二人だけの共通点が独特で笑ってしまいました。

・ピアノの下に潜る(数ヶ月続いた)
・待ち合い場(ピアノ室前の広い玄関に椅子とテーブルを置いている)から、障子を開けて、リビングの様子を覗き見して、私に報告。
S「おじいさんがテレビ見てたよ」
R「怖い顔をしたおばあちゃんが立ってた・・・」←昔話の怖いおばあちゃんのイメージって、こういう所からくるんだな。と思ったものです(;^ω^)
そーっと覗いてみてはいけないものを見てしまった後ろめたさなのでしょうか??(話が逸れました)

そう簡単にレッスンは進まない・・・

この二人とも、好奇心が旺盛。小さい時から、色々なことに興味を持っているので、語彙も豊富。会話も小さい子に話す言葉を意識しないでも成立することは多いです。

ピアノを弾かせようとすると、「簡単でできそう」と思わないと、弾いてくれません。こちらも知恵を絞って、手を変え品を変え、提案していきます。

「『ド』の音だけを狙って、トランポリンのように跳んでいこう~名付けて『ドらんぽりん』!!」

R「『ドらんぽりん』ができたら、次は『レらんぽりん』?」

「そうそう。さあ、となりの音は弾かないように、慎重にいくよ・・・」

こんな調子なので、なかなかやらせたいテキストにたどり着けません。

表現力は豊か

ピアノを習いたい。と私の教室に来る生徒さんは、『大人しい』お子さんが多いです。そうすると、私が指示するように弾こうと頑張ってくれますが、「ここは盛り上げて」「弾むように」と、曲が弾けるようになった後の「色付け」の段階になると、なかなか明るい色が着きにくいです。

その点、前出の生徒さんは、弾けるようになれば、「こういう風に弾いてみよう」と提案すると、真似して自分なりに表現して弾いてくれます。

良さはつぶさないように生かしたい

成長過程で、いつまでも「自分の好きなようにやり続けるだけ」というのは収まってくると思うので、今のうちに色々な知恵を絞った提案で反応を見ながら乗り越えていきたい。振り絞った知恵でうまくいったレッスンは、『大人しい生徒さん』にもきっと楽しく応用できるヒントが沢山詰まっていると思います。

こんな機会をいただけるレッスン・・・

ありがたいです。

サポートをいただきますととても嬉しくなります。いただいたサポートは、私の学びのアウトプットの原動力になります。