『いいこと』探し♪ピアノ教室
新しい年になって、「何か新しいことに取り組みたいな」と感じていました。
年末に参加した講座での「ハッピーシェア」をピアノ教室でも応用できないかな?
ピアノを弾かない数分間
コロナ禍になり、「換気をする時間」が必要になりました。
当然、生徒が入れ替わる時間は、窓を開けます。それから、消毒、検温して・・・
ピアノも身体を使うので、体操を数分やるようにしていました。
「よかったこと」に意識を向ける
年末の講座で
「ハッピーシェア」をやった時に、「よかったこと」に意識を向ける。という事は、教室の生徒さんにも応用できるのではないかな・・・
早速やってみた!けど
ちょうど冬休み明け。
「よかったこと」沢山あったはず。
ところが
困惑した挙げ句「ありません」になってしまった生徒さん、数人・・・
やり方がよくないんだな。
表現力をつけよう
何故、生徒にやらせたいか、考えてみる。
①下校してパタパタした気分のままレッスンに入りたくないので、「いいこと探し」で前向きな気持ちでレッスンに臨んでほしい
②自分のことを頭の中で整頓して話をすることは、「表現力」を磨くことになるのではないか→ピアノの演奏にも反映されるはず
③「いいこと探し」は、「話のネタ探し」につながるので、先の近い未来(受験の面接、就職の面接)などにも役に立つはず。
②と③は、生徒にも話をして、しばらくレッスン前にやることを宣言。
改善版:「いいこと探し」の手順
1.最近(ここ1週間くらい)あった「いいこと」よかったこと、楽しかったこと、やったーと思ったこと、面白かったことを
2.90秒以内に
3.3つメモする(思い出せるキーワード)
*文章で全部書くと時間オーバーしてしまう
4.メモを見て、先生が1つ選んだものを、文章にしてお話しする。
再挑戦!やってみた
2回目で、「今日も『いいこと探し』で聞かれるから、何にしようかな」と、送りの車の中で考えてきた生徒さんがいました(^-^)
・試合で勝った ・テストでよい点数をとれた
この様な内容しか思い浮かべられない人は、到底3つ出すことはできません。
私自身も「ハッピーシェア」で、3つひねり出すときには、
・おいしいアイスを見つけた ・期間限定のチョコレートがおいしかった
という具合に「こういうのも入れていいのかな?」と思いながら、発表した時には、他の人が、「私も見つけたら食べてみよう」と話が盛り上がりました。
だから、生徒にも「美味しいものネタ」や、「話が盛り上がったこと」等も入れると3つになるよ。とアドバイスすると、
・友達と大笑いした
と、その時の内容を思い出したようで、微笑みがこぼれました。
外国映画を見ていると
小学生くらいの子どもが、大勢の前で自分の考えをスピーチしたりする場面を見かけます。
日本の小学校は、そのような機会はあまりないのではないかな?
私が小学生の時には、朝の会で日直2人が、「1分間スピーチ」というのをやった記憶があります。おじさんのお葬式のことを話していたら、泣いてしまって・・・今でも鮮明に覚えています。
ということで、1ピアノ教室で「日本の教育」なんて、とは思いますが、少しでも、社会に出てイキイキと生活できる人が一人でも増えてほしいな・・・と願って日々教室で子どもたちと切磋琢磨しています。
(1338文字)
サポートをいただきますととても嬉しくなります。いただいたサポートは、私の学びのアウトプットの原動力になります。