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絵本の時間*ミニ勉強会*第1回・5月

選書については、皆さん、悩みどころ。また、新しい風(小学生ママ)が、グループ内に吹き込んでこないかな・・・

という事で、朝の読み聞かせ「絵本の時間」15分の後、図書室で「ミニ勉強会」をやることにしました。
絵本に興味のある人が新たに参加してもらえることを期待しつつも、まずは、読み聞かせスタッフ同士も、自分一人で教室に入って読み聞かせをして、そのまま帰宅。
となると、選ぶ絵本がいつも同じになりがちです。
「勉強会」で、他の人が選んだ絵本を見て、聞いて、自分の絵本のレパートリーに入れられるので、なかなか良い企画だったのでは。と自負しております。

今の時代、小学校の方でも、各家庭にweb配信で、お知らせできる。
というので、月に一回「勉強会の告知」「勉強会の報告」を配信してもらうことになりました。

◆日本の昔話

「ももたろう」

選書ポイント
・やさしい絵、昔を感じさせる絵
・おばあちゃん風の語り口調
(今は使われていない表現)
桃が流れてくる様子→つんぶく かんぶく
桃のこと→ももっこ
鬼が何人もやってくる様子→わりわりと

※ももたろうを初めて知る子どもたちにスーッと入っていく作品を選びたい。

※避けたい作品(初めて触れる昔話として)

「てのひらむかしばなし ももたろう」
小さすぎる絵本は、集団の子ども達には不向き。と考えています。

「アニメ名作絵本 ももたろう」
初めて出会う昔話にアニメの絵は、不向き。と考えています。

「誰もが知っているあの有名な ももたろう」
五味太郎の絵本。既にももたろうの話を知っている高学年、中学生に読むのはよいかもしれない。という意見が出ました。

◆ことばあそび(早口言葉)


「はやくちこぶた」早川純子

選書ポイント
・時間調整に使っている
・すべて読む必要はない。言いやすいものを速度を変えたりして読んでいる

例)低学年「すもももももももものうち。ハイ。」
 言えたら、速度を上げてやってみる。
「なまむぎなまごめなまたまご」も使える。

高学年「バス ガス ばくはつ 。ハイ」
多少言いづらいものに挑戦。

「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ 」
「あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」

「どうぶつはやくちあいうえお」きしだえりこ作 片山健:絵

・面白いものを選んで読む→真似してもらう
・五十音すべてある
・小さい絵本だけれど、絵はそれほど重要ではないので、「絵本の時間」に使っているそうです。

参考までに「ことば遊び絵本」

「おっと合点承知之助」斉藤孝:文 つちだのぶこ:絵

こういう付け足し言葉の絵本も今はあまり使わないので、知らない子どもも多くて楽しめます。

さよなら三角またきて四角
しーらんぺったんゴリラ

・こちらもいくつか取り上げて読んでもいい。

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