見出し画像

[ヨーロッパからSDGs]寄付とリユースの仕組み

この記事は1分で読めます。
イギリスでは手持ちの服や靴でリユースできるものを手軽にリユースしてもらう仕組みが複数ある。そのうちのひとつとして、慈善団体に寄付し、慈善団体が運営する店で転売してもらう方法だ。

イギリスでは定期的に下の写真のようなポリ袋が玄関先のポストに投函される。

画像3

この袋には
●回収日:次の月曜日
●回収できる中古品 (服、靴、未使用の香水、化粧品、ベルト、アクセサリー、小物、バック)
●慈善団体名
が書いてある。
今回の回収はWorld Cancer Careという慈善団体に寄付するらしい。

画像2

この袋を受け取ると、回収日までにたんすの肥やしになっているがまだリユースできる靴や服を整理しようかな、と促される。

画像3

画像4

袋にいれ、回収日の朝に玄関先に出しておくと、回収業者が回収しにくる。回収されたものは慈善団体が運営するお店にいく。値段がつけられ陳列され、売られる。

売り上げ金から運営コストやを差し引いた金額がWorld Cancer Careに寄付される。

画像5

地域での活用ポイント:
●地域コミュニティーの掲示板やオンラインポータルを活用し広報する。
●慈善団体だけでなく地域コミュニティーや学校や病院や地域創生事業に寄付することもできる。
●オーガナイザーは売上金から運営にかかったコスト(回収、運営費、工数)をとれるようにすることにより持続可能な事業となる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?