見出し画像

私が思う、UXリサーチのお仕事。

はじめまして。ニジボックスという会社でUXデザイナーをしております、
江頭と申します。(通称:えがちゃん)

お客様の新規事業の立ち上げや既存事業の改善を中心に、
0→1、1→100のご支援をさせて頂いています…!



皆さん、突然ですが、
「UXリサーチ」と聞くと何をイメージしますか?

私がよく言われるのは

画像1

こんな感じで、

大抵の場合「なにそれ」と言われます・・・。

なので、今回初めてのnoteでは、私が普段やっている業務を踏まえて、
私が思う「UXリサーチ」
について書いていきたいと思います!

え?それはこうなんじゃないの?等ご意見大歓迎です!


それでは、早速。




私は普段、主に4ステップでお仕事しています!

STEP①事業の成長のために、プロダクトのフェーズや、何を明らかにするか、大枠の検証方法を定義する。

画像2

ビジネスモデルキャンバス というフレームワークの考えでプロダクトの現状整理、定義することが多いです。

▶︎ビジネスモデルキャンバスとは?活用のための3つのステップ

画像3

現状の整理では0→1を新規事業、1→100を既存事業と決めつけるのではなく、すでにリリースされている既存事業でもどこに成長を妨げるボトルネックがあるのかを議論していきます。

例えば、クライアントはデザインを変えれば売上あがると言っているけど、実はデザインというより、そもそものアプリのコンセプトにニーズがないのではないか?であればアイデアのニーズ検証をしましょう!のような形です。

STEP②適切な詳細の検証方法を定義し、「客観的に」検証する。(実査)

画像4

検証方法は沢山あります。
定性調査、ユーザーインタビューを連想される方が多いですが、アンケート、SQLだったり、GAなどなど定量調査もあります。プロダクトの状況に一番適切な手法を行います。(定量定性両方実施する事もあります。)

私が普段実査で意識しているのは定性/定量、調査手法に関わらず、
自分の主観は絶対入れない!という事に気をつけています。

ちなみに、調査手法の使い分け方については以下の記事がお勧めです。
▶︎どう使い分けるべき? UXデザインのためのユーザー調査手法とは

STEP③膨大な情報を「客観的」に分析する。

画像5

上記はユーザーインタビューでの分析で、ポストイットを使って整理しているところです。ご覧の通り扱う情報量はとても多いです。
(この写真もごく一部分。平均10万字くらいですかね。)

分析でも意識しているのが主観ではなく、
全体を俯瞰して偏りない分析を心がけています。

▶︎【事例で分かる!】より良いユーザーインタビュー分析の3つの条件とは?

STEP④分析結果を元に次のフェーズ/ステップを定義する。(※①に戻る)

最後のステップ④は分析結果をもとにじゃあ次は何をするのかをクライアント含めプロジェクトメンバーで議論します。ここでの判断に時間をかけすぎない事が重要です。リーンに進めていきます。


UXリサーチのお仕事まとめ

画像6

こうして全体を見てみると結構定義したり、客観的になることが多く、
「客観的な判断」が大事なお仕事ではないかと感じています。

また、このステップのうちほとんどが
この分析する業務
を日々やっています。
なので、結構孤独です。笑(文字や数字とお友達です。。)

まとめますと、
私が思う、UXリサーチとは、プロダクトの成長のために、
フェーズと問いを定義し、仮説を立て適切な検証方法で客観的に検証/分析をし、次のステップを定義するお仕事。

・・・ちょっと長いですね。


UXリサーチとは、もっともっと簡単に言えば、
「事業の成長のために客観的に地道に検証する」楽しいお仕事
だと、私は思っています!

画像7


皆さんの思う、「UXリサーチ」のお仕事とはどんなものですか?
是非ご意見聞かせて下さい!


主にtwitterにいますので、DMでもリプでもお気軽にお話しましょう〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?