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最近の記事

この切なさって、なに?

 私は彼のことが好き。本当に本当に大好き。なんで高校生のうちに告白しなかったんだろう。どうして一言好きと言えなかったのだろう。  理由は簡単、彼が男子で私も男だからだ。自分のことを特別男性であると意識して生きてきたわけでもないし、かといって自分が女性であるとも自認してはいません。自分が好きな人になった人は優しい人だったり、ちょっと強引だったり、身長が低かったり高かったり、クラスの中で目立つ人もそうでない人もいて、そして男性だったり女性だったりしました。自分にとってさしたる差は

    • 北へ。を知っていますか

       これを読んでいる人の中にドリームキャストとPS2で発売された『北へ。』というゲームについて知っている人はいるだろうか。しらないという人は今すぐにYoutubeで調べるべきである。出てくるキャラクターのかわいらしさがまず一番に目を引くだろう。ここでは簡単な紹介にとどめるが、『北へ。』は1999年にハドソン社から発売されたゲームで主人公が北海道で過ごす夏休みの間に少女たちと出会うところから物語が動き始める。『北へ。』の他のゲームとは異なるのは徹底的に北海道をテーマに沿わせている

      • SALEが苦手

        私はセールをやっている店が目に入ると、なんだかとてもイライラしてどうしようもなくなる。店頭に『全品10パーセント引き』などと書かれているとすぐにそこから目を離している。多分理由はセール品に集まる人がすごく苦手だからだ。 彼らが安いものを買うために集まっているのを見ると、本当に欲しくて買っているのではないのだろうなと思ってしまう。私なら自分の欲しいものは安くなっていなくても買いたくなったらすぐに買うだろう。私にとって大事なものや本当に好きなものがセールの時にだけ売れているのを

        • 冬日

          朝は全く起きられない。新生活が始まって早くも半年が過ぎていったが、夏を超えたあたりから気象にかかる時間がどんどん長くなっている。長野県の朝が寒すぎるのも問題の一つだがそれ以上に音がないのが起きられない要因だと感じている。 窓の外を走り回って通学する小学生も、朝から立ち話をする中年の人もいない。私の部屋だけが独立して存在しているようだ。そんなわけで夜どんなにやりたいことを見捨てて寝に入ったとしても、起きる時間は変わらない。 最近は量子力学とTOEFLの単語の勉強を始めた。物

        この切なさって、なに?

          冬の支度

          ここ数週間の間ずっと高校の頃の夢を見る。特に仲の良かった彼が毎日のように私の夢に出演しているのでとてもうれしい。見ているだけでもいいんだ。自分の素直な気持ちを処理するには長い期間が必要なのだろう。 高校時代の彼はきれいだった。人の好さも、話の中にに悪意が含まれていないことも、服の趣味もすべて完璧に近いなと私は感じていた。高校生の多感な時期にあんなものを見てしまって、本当によくない。 対して私は全く一緒にいていいとは思えないような人間なのだ。話が面白いわけでもなく、顔がいい

          冬の支度

          弱者男性のつくりかた

          タイトルは僕も不愉快になるようなものなので謝りたいと思う。 タイトルのとおり弱者男性に焦点をあてて書こうと思う。弱者男性は僕の考えでは男のあり方が変わった世代の中での先頭組なのではないかと思う。 僕の家庭でも父親は現代にそぐわない考えをしており、喧嘩の絶えない日が続いていた。母親は僕や兄弟との仲もよく、教育方針も非常に近代的であったと実感している。しかし大学生になり社会の外観もとらえられるようになってきたこの頃では、父親の教えはあながち間違っていなかったのではないかと思うよ

          弱者男性のつくりかた

          仕事ヲしていない人の仕事観

          SNSの中では仕事の大変さの話か、仕事をいかに効率的に行うかのことを語る人がほとんどだ。とにかく仕事というものは大変らしい。僕はモノを運ぶバイトとパン屋でのアルバイトしか経験したことがないため、仕事の大変さはよくわかっていない。 そんな僕の仕事への考え方は僕たち日本人は14時間くらいは働くべきではないかということだ。この考え方はいわゆる根性論に分類される、時代に逆行するものである。僕自身根性論は嫌いだ。 ではなぜこのような考えに至ったのかというと、誰も何もしていないからだ

          仕事ヲしていない人の仕事観

          コンテンツについて語れる人は面白い

          今日は現実の友人と話したことについて書いていく。 僕にとって話の面白くない人は、二つの種類に大別できる。それは自分の見た映画、小説ほかにもいろいろなコンテンツについて語れない人が一つ。もう片方は使い古されて陳腐化した表現しか使えず、自分の言葉が出てこない人だ。 僕は常に後者にならないように努めている。前者に関してはわりかし自信ががある。僕は常に見たもの聞いたもの、そして考えたことについて話すようにしているからだ。 映画を見た後に、どんな話をすると楽しいだろうか。キャラに

          コンテンツについて語れる人は面白い

          無駄なことをするのは楽しい

          春は新しいことを始めるのに向いている時期だと思う。特に僕のような新一年生は何でもできるような万能感に包まれている。授業の内容を先取りしてみたり、毎日映画や小説を読んだり、料理にはまってみたりと様々なことにチャレンジしてみる。特にはまったのは読書で、小学校の時は二日に一冊のペースで読んでいたのが、中高とほとんど読む機会がなくなっていた。なので今また読書の習慣が戻ってきていると、小学校の時の僕が知ったら喜ぶのではないだろうか。僕の小学生の時期は夏は外が暑い、冬は寒いからとみんなが

          無駄なことをするのは楽しい

          貴嶋先生の静かな世界の感想

          森博嗣作のこの本を手に取ったのは、堀元見というインターネットで活躍をしているブロガーの方の動画の中で、森博嗣について語っていたところからだった。書店に行って森氏がミステリー作家だと知ったが、ミステリーを読む気分でなかったので、この本にしてみた。それでは読んだ感想に移りたいと思う。 ここからネタバレあり 自分の共感したシーンについて書いていきたい。 それは櫻井さんという同じ研究室の大学院生のあるシーンだ。彼女が周囲に対して、壁を作ってしまうというところだ。小説の書かせの壁と

          貴嶋先生の静かな世界の感想