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主要SNSの動画広告の特徴とは?

 皆さんこんにちは!
 Efiic編集部通称ワタクシです!

 7月も中頃に差し掛かってきて、暑い日も増えてきましたね!体調管理には気をつけて、毎日を過ごしたいですね。
 さて、今回は「各SNSの動画広告」というテーマでお送りします。以前の記事で動画広告の種類については触れましたが、今回は下の3つのSNSの動画広告についてご紹介したいと思います。

Facebook/Instagram

 まず初めに、SNSと言ったら一番初めに思い浮かべるであろう、Facebook/Instagram 動画広告のご紹介です。
 Facebookの国内アクティブユーザー数は約2,600万人、Instagramの国内アクティブユーザー数は約3,300万人となっており、非常に多くの方が使用しています。ご存知の方も多いかもしれませんが、FacebookとInstagramの広告は同じ管理画面で設定出来るため、効率良く広告設定を行うことが出来ます。Facebook広告には、以前の記事でもご紹介しましたが、インストリーム広告、フィード広告、ストーリーズ広告などの複数の配置があります。それぞれの広告の特徴等については以前の記事でもご紹介しましたので、今回は割愛しますが、Facebook/Instagram 動画広告の特徴についてご説明したいと思います。
 大きな特徴としては「ターゲティング精度が高い点」「広告の目的を設定出来る点」の2点が挙げられます。
 実際に配信をしたことがある方はよくご存知かと思いますが、管理画面上で「年齢、性別、地域、職種」など様々な項目でターゲティングが出来ます。また、広告の目的(認知の拡大、コンバージョンの獲得など)も設定出来、広告効果の最適化が出来るようになります。カスタムコンバージョンの設定などもFacebook上で出来るのですが、この点をお話すると非常に長くなってしまう為、別の記事でご紹介したいと思います。
 動画のサイズは、1:1、16:9、9:16の3つで入稿することができますので、スマートフォン向けに広告を出す場合などは1:1、9:16で広告を出稿することが多いように思います。
 ではここで、Facebook/Instagram 動画広告のポイントについてご紹介します。
1.3秒で心を掴むこと
  SNSには非常に多くの動画広告が存在します。そういった状況の中「いいな」とユーザー側に思ってもらう為には短時間でユーザーの興味を惹く必要があります。動画広告の参考例は以前の記事でもご紹介していますが、再生開始のタイミングでユーザーの興味を惹くような動画の構成を心がけましょう。
2.動画の最後にアクションを促す
  動画の最後には、ユーザーに何かしらのアクションを促すようにしましょう(申し込みや問い合わせ、など)。動画の最後に促しのアクションを入れることによって、ユーザーが次に何をすれば良いのか、という点が分かりやすくなります。
 さて、最後にFacebook/Instagramの広告事例として、2つの事例を見ていきます。
 1つ目は、リノベ不動産の事例です。リノベ不動産の事例ですと、
・問い合わせ獲得単価が50%削減
・月間平均問い合わせ数が85%アップ
・インプレッション単価が9%削減
 といった成功事例があります。当初の広告の配信目的としては「関心が高まるタイミングで潜在顧客にリーチしたい」という目的が有り、「物件を購入してからリノベーションまで一貫して対応出来る点」「自分らしい理想の住まいを振るカスタマイズで実現出来る点」を動画で分かりやすく訴求することによって、その目的を達成できました。
 2つ目は、京都やまちやの事例です。京都やまちやの事例ですと、
・利用者が広告コンテンツを見た際の売上が45%増加
・カートへの追加が2.8倍増加
・[カートに追加]の平均コストが低減
 といった成功事例です。元々、京都やまちやは日本では知名度が一定ありつつも香港では知名度がそこまでありませんでした。香港に進出するにあたり、Facebook動画広告を通じ、ブランドの知名度を上げようと試みたのです。
 こちらのページに実際の動画広告がありますが、尺自体は短いものの色使いや動画の構成等は非常に参考になります。お茶の色に近しい色を基調としながら、短い尺で効能をテンポ良く見せることでユーザーが飽きること無く動画を見れるような工夫をこらしています。動画広告では「ユーザーに飽きさせること無く動画を見せきる」ということが非常に重要になってきますので、テンポや色使い、動画の尺にも気を配る必要がありますね。


Twitter

 では次に、Twitterでの動画広告についてご紹介します。
 Twitterの国内アクティブユーザー数は4,500万人、そしてその多くを10〜30代と若い層が占めているという点が非常に特徴的です。Twitterの動画広告は6つの種類に分類されています。Twitterの動画広告は大きく下記3つの種類に分類出来ます。
・プロモアカウント
 文字通り、プロモーションを目的とするアカウントのことです。ユーザーが興味のありそうな内容をレコメンドする機能です。
 
・プロモツイート
 ユーザーが呟く投稿と同じような形でTwitter上に表示される広告です。
 Facebookの広告と似たような形でユーザー側でもいいねやリツイートが出来ます。

・プロモトレンド
 PCで見たときにTwitter画面の右上部分に表示されるトレンド枠の最上段に表示される広告枠です。言わずもがな、トレンドの最上段に表示される為、ユーザーとの接触は一番多くなります。

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 それでは、Twitter動画広告の特徴についてご紹介したいと思います。
 「動画が自動再生される点」と「ユーザーを細かくターゲティング出来る点」が大きな2つの特徴です。
  「動画が自動再生される点」については、ユーザーが再生ボタンを押さずとも再生されるため、ユーザーの興味を惹きやすい点がメリットです。ただ、人によっては「再生ボタンを推してないのに再生されてしまった。データ量を多く使ってしまって嫌だ。」と思う人も中にはいらっしゃるかと思うので、注意が必要です。
 「ユーザーを細かくターゲティング出来る点」については、Facebook広告でもそうですが、性別などでもセグメント出来ますし、Twitterならではという点では「ユーザーの感情」も項目としてあることが非常に特徴的ですね。Twitterは「その時の気持ち」を率直に表現できるSNSの1つです。140文字の投稿の中に含まれているワードをキーワードに設定し、そのワードでセグメントを掛けることが出来ます。
 最後に、Twitter広告を使用するメリットについて触れたいと思います。
 「若者を中心にリーチできる点」と「リアルタイムでの発信が可能な点」が大きな2つのメリットです。1点目は言わずもがな、Twitterは若い年代のユーザーが多い為、若者を中心にリーチすることが可能です。2点目に関しては、上で記載した「ユーザーの感情でセグメントできる」などという点でも表れているリアルタイム性はTwitter動画広告の大きなメリットです。

LINE

 最後に、本日ご紹介するSNSのうち利用者が一番多いLINEの動画広告についてご紹介します。LINEの国内利用者数は8,800万人もに昇ります。
 LINE動画広告のフォーマットはFacebookと同じく、1:1、9:16、16:9の3種類です。他のSNSと異なり、広告を配信出来る配信面は非常に多く準備されています。例えば、LINE NEWSやLINEマンガ、タイムラインなど、9つもの配信面が準備されています。
 LINE動画広告の最大のメリットは、そのユーザー数の多さです。日本国民全員と言っても過言ではなく、人口の7〜8割もの人々がLINEを利用しており、そのユーザーに向けて広告を配信出来ます。また勿論、ターゲティングも行うことが出来るため、効率良く広告を配信することができます。
 ただ、FacebookやTwitterなどと比べると拡散性は今ひとつです。以前の記事で見たような「ユーザーが自発的に拡散行為を行う」といったことはLINE広告では少ないかもしれません。

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Infinity Agent『【保存版】Facebook動画広告徹底解説!』(https://infinity-agent.co.jp/lab/facebook-movie-ads/ 最終閲覧日:2021年07月13日閲覧)
SHOP FORCE『感情にリーチできる!? Twitterを使ったマーケティング』(https://shopforce.jp/blog/2149/ 最終閲覧日:2021年07月13日閲覧)
株式会社サムシングファン『【5分で読める】Twitterの動画広告を行うメリットや注意点を解説』(https://www.somethingfun.co.jp/video_tips/how-to-use-twitter 最終閲覧日:2021年07月13日閲覧)
株式会社リチカ『LINEの動画広告の配信面9つと特徴を徹底解説【事例付き】』(https://richka.co/times/17539/ 最終閲覧日:2021年07月13日閲覧)
Facebook『Facebook for Business』(https://ja-jp.facebook.com/business/success/beat-house 最終閲覧日:2021年07月13日閲覧)

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