『ザ・ライジング』連載中のご挨拶(LLS風に始まって曜ちゃんの台詞で終わるが、千歌っちのツッコミが入る;沼津を舞台にした小説だから、『ラブライブ!サンシャイン!!』絡めちゃうよ、むりやりだけど!)

(前回までの『ラブ◌イブ!サン◌ャイン!!』じゃなくって、『ザ・ライジング』! み・か・ん! Voice; 伊波杏樹/高海千歌)
 いまから15年ほど前にね、わたしたちと同じ沼津市に深町希美という女子高生がいたの。その年にバリ島のテロでご両親を亡くして、ひとり暮らしをしているんだって。
 ひきこもったり、ぐれちゃったり(死語?)してもおかしくないんだけど、幼馴染みや高校に入ってからの友だちの支えもあって、どうにかアフター・テロの日々を過ごしていたんだって。いやぁ、友だちってやっぱりいいものだよね、わたしもそれは本当によくわかる! だって果南ちゃんや曜ちゃん、花丸ちゃんたち内浦の……って、これ私たちAqoursの紹介じゃないから元に戻すね。
 そんな希美さん(ああ、そういえばμ'sにも「のぞみ」さんっていたんだよな……遠い目してそんなこと考えちゃう。←千歌ぁ!? やば、果南ちゃんだ、今度こそホントに話を元に戻す!)、芸能界のオーディションに応募して上位組に選ばれたりもした希美さん、じつは教育実習で出会った年上の男性とおつきあいをしているんだって! うわぁ、年上だって。わたしの人生に異性との「恋愛」って言葉が登場する日は、来るのかなぁ。
 そ、それはさておき。好事魔多しっていうよね、その男性に恋慕する女が希美さんの通う女子校にいたんだって! 事件だよ、曜ちゃん、事件だよ! その女の名は池本玲子。この女、狡知に長けた”S”即ち、じょ、女王様で(!)で、或る企みを胸中で弄んでいるんだよね。
 その企みに乗せられてしまったのが、なんと、希美さんの部活の顧問(代理)だっていうんだから、タチが悪いよ、悪すぎるよ。これぜったいマズい展開だろ。
 様々な感情、思惑が絡まりあうなか、果たして深町希美さんはどのようなクリスマスを迎えることになるのか?
 さて、これからどうなるんでしょうね? 気になる方は、本日更新の「第2章 その17」をどうぞ!
 以上、ヨーソロー曜ちゃんが好きなみくらさんさんかに代わって高海千歌でした。って、おい!


 これまで登場した人物の紹介(名前と属性だけ。でもときどき気が向いたように追記)
 深町希美:主人公。聖テンプル大学附属沼津女子学院2年。吹奏楽部所属。
 宮木彩織:希美の友達。同2年。合唱部所属。似非っぽい関西弁をしゃべる。
 森沢美緒:希美の友達。同2年。部活不明、たぶん帰宅部。学業優秀。趣味・読書。希美らぶ。父は三島市で不動産会社を経営、「美緒ちゃん、お嬢さま」説の根拠である(『ザ・ライジング』本編とは無関係です)。
 木之下藤葉:希美の友達。同2年。水泳部所属。カボチャが好きだがハロウィンに関心はない。数年後を描いた小説では彼女、TV局にてアナウンサー職に就いているがと或る出来事から賜ったあだ名が。「わたしゃカボチャだけ食べて生きているんじゃないっての」なるぼやきも空しいあだ名である。4人組のなかでは結婚一番乗りを果たしたお気楽娘。
 赤塚理恵:同2年。吹奏楽部所属、お荷物。学院理事長の孫。池本の姪。  池本玲子:聖テンプル大学附属沼津女子学院保険医。学外に同じ趣味また裏稼業の知己多し。オペラを愛す。でもお嫁にしたらけっこう内助の功を発揮する良妻賢母となるはずであった。
 上野宏一:聖テンプル大学附属沼津女子学院非常勤講師(音楽)。大河内と好い仲である。
 大河内かなえ:聖テンプル大学附属沼津女子学院教員(英語)。上野のベターハーフを自認。ゆえに最終章での彼女は、哀しい。
 高村千佳:聖テンプル大学附属沼津女子学院教員。希美たちのクラスの担任。ヘタレ・性欲持て余し気味・腰痛持ち・職場の机の上は乱雑、である。  白井正樹:聖テンプル大学4年(学士入学)。過去に某都市銀行へ勤務。10歳ちかく年齢のはなれた希美に求婚中だが、そういう趣味ではない。第3章から登場するので、もうちょっと待っててね。 

 それでは、週一更新の本編へ向けて、── 「ぜんそくぜんしーん、ヨーソロー! からのぉ、敬礼!!」 (……このときの曜ちゃん、本当にかわいいんだよな……)←だから、ちょっとっていってるでしょ、わたし高海千歌!◆

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