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仕舞い込んだ紫陽花たち

紫陽花の花が好き。

僕の住む東京でも花期ともなると、家の軒先、お店の前、学校の校庭、団地の花壇、道端、公園、線路脇等々できれいな花を咲かせてくれる。
普段はあまり気づかないけれど、花が咲くと紫陽花がとても身近な存在であることを実感する。

今年もたくさんのステキな紫陽花たちに出会うことができた。
そのステキな紫陽花との出会いを「写真」として仕舞い込んだものをご紹介したい。



Pentax K30|XR Rikenon 50 F2.0 
Pentax Q10|Cine-Zuiko 6.5mm F1.8 
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 HONOKA_PORTLIKE
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 HONOKA_PORTLIKE
Pentax Q10|02 STANDARD ZOOM


「クロスプロセス」で残す

グリーンが気持ちよく乗ってきている。
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 


普段メインで使用しているPentaxのデジタル一眼には「カスタムイメージ」が搭載されている。


僕はJPEGオンリーなのでこのカスタムイメージを使用して撮影している。


今年はカスタムイメージ「クロスプロセス」を多用した。
これ、初期設定では毎回仕上げのパラメーターが変わる仕組みとなっている。その数は100以上だそう。

撮影の都度ランダムに変わるため、どんな仕上がりになるかは撮影してみないとわからない。これがフィルム撮影と似た感覚でとっても楽しい。

もっとも、その仕上がりは多彩なだけに、時に出てきた結果に「うわっ!」なんて声が出てしまうこともあるけどね笑。

先日、毎回微妙に異なる仕上がりからグリーン系で少し青みが乗った色に出会うことができた。
カメラには気にいった仕上がりがあれば3つまでプリセットすることができる機能がある。
そこで、これをお気に入りとしてプリセット。
なんだか嬉しくなり笑、ここのところクロスプロセスではこの”お気に入りプリセット”ばかり選択して撮っている。

まずはそのプリセットしたもので撮ったものをご覧いただく。

とても爽やかな感じで好きな一枚。
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8


もちろん、デフォルトのランダムによる「クロスプロセス」も使っている。

仕上がりはどこか懐かしい色であったり、ちょっと不思議な色合いだったり。

Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8 
もはやバイクと一体化したアート作品。
Pentax Q10|04 TOY LENS WIDE


「銀残し」で残す

Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8


僕の好きなPentaxカスタムイメージ「銀残し」。調色する色を変えることで表現される色合いが微妙に変化する。紫陽花の撮影では、主にシアンを選択している。

厚い雲に覆われた日、木々に囲まれた薄暗い場所で出会った紫陽花。
その場の印象を残したくて迷わず銀残しを選択。
Pentax K30|XR Rikenon 50 F2.0
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8


銀残し(ぎんのこし)とは、フィルムや印画紙での現像手法の一つ。本来のを取り除く処理をあえて省くことによって、フィルムや印画紙に銀を残すものである。一般的に映画の現像で行われるもののことをいうが、写真のカラープリントでも同様の作業が可能であるほか、デジタルカメラの画像処理でも可能である。英語では、ブリーチバイパス (bleach bypass) という。

ウィキペディア(Wikipedia)


コントラストが強い銀残しを使用すればスポット部分を強調することができる。
Pentax K30|Super-Takumar 28mm F3.5
Pentax K30|Super-Takumar 28mm F3.5
少しピンアマだけど柔らかい雰囲気でスキな一枚。
Pentax K30|XR Rikenon 50 F2.0


デジタルカメラとしてはPentaxより前から使用していたCanon Eos Kiss X2。こちらに搭載されている「ピクチャースタイル」に銀残しはないが、最近似たようなものをカスタマイズしてみた。

もともとCanonは派手で鮮やかな色あいが特徴。それに対してカスタマイズしたものは正反対の少し渋く暗い色合い。

けして万能ではないかもしれないけれど、日陰の場所や日差しが少ないときに自分が感じたものを残すために使えそう。

Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
存在感溢れるカシワバアジサイ。
以前だったらこうした場面、右半分の背景が入らないようなアングルにしていた。
今は見たままを残すようにしているので、積極的に周りも活かすようにしている。
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
ウズアジサイ(オタフクアジサイ)。額が反り返らず花弁になる先祖帰り、み~つけた!
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS




Pentax Q10|02 STANDARD ZOOM
Pentax Q10|Cine-Zuiko 6.5mm F1.8
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8
Pentax K30|Super-Takumar 28mm F3.5



Pentax Q10|Cine Yashinon 13mm F1.4
Pentax Q10|Cine-Zuiko 6.5mm F1.8
Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8
Pentax Q10|Cine-Zuiko 6.5mm F1.8
Canon Eos Kiss X2|EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS


東京では紫陽花の花期もそろそろ終わり。
また来年もステキな紫陽花との出会いを期待して、このあたりでおしまい。


今回も最後までご覧いただきありがとうございました。


Pentax K30|Super-Takumar 55mm F1.8


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