1分間スピーチにネタはいらない
皆さんは、1分間スピーチのネタに困ったことはありますか?
社会人であれば、少なからず1分間スピーチをしたことがあるかと思います。
もしくは「ちょっとこれについて話してくれる?」とか「今からこれについて簡単に説明してくれる?」などと突然言われて、いわゆるむちゃぶりをされたことはありませんか?
こんな時に「なんで!?(怒)」といって怒ってはダメですよ。
こんな時は「成長のチャンスが来た〜」と思って喜べれば最高です。
なかなかそうは思えない時が多いですが(笑)
「ひょっとしたら私に話が振られるかもしれない」と予想している時もあれば、そうでない時もあるかもしれませんが、どちらにしても瞬時に話すことを考えなければいけません。
そこで、突然振られた1分間スピーチのネタに困った時の対処法をご紹介します。
先に結論をお伝えすると、1分間スピーチではネタ探しよりも大切なことがあります!
1分間スピーチのあるある
突然1分間スピーチを求められて、次のようなパターンはよくあるのではないでしょうか?
黙ってしまう。
しどろもどろになってしまう。
話し始めたが何を言いたいか分からずに、1分でまとまらなくなってしまう。
こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
私もそのうちの1人です。
では、なぜこのようになってしまうのでしょうか?
準備ができていないと言えばそれまでです。
確かにもし準備をする時間があれば、ネタを用意することもできたかもしれません。
しかし、もしその「準備不足」を原因とするのであれば、対策は準備をしましょうということになります。
しかし準備をしていない時に振られるので、むちゃぶりなのです。
だからそんな時は、準備をしていなくてもできる対策が必要なのです。
1分間スピーチのポイント
1分間スピーチでは、特にネタは必要ありません。
大切なポイントは2つあります。
1つ目は「1分間スピーチの終わり方」を考えることです。
例えば「このことについてどう思いますか?」と話を振られたら、あなたはどうしますか?
「えっ!?このことの"この"が分からないと答えられません」とか「これだけでは何とも言えません」という人がほとんどでしょうが、そんなことはありません。
1分間スピーチの終わり方を考えるということは、例えば次のようなことです。
◯◯をいただきありがとうございます。
◯◯を大切にしていきます。
◯◯が勉強になりました。
◯◯に気づくことができました。
◯◯とのご縁に感謝します。
ここにあげた5つの終わり方を自分の引き出しとして持っているだけで、むちゃぶりの1分間スピーチに対応することができるようになります。
ネタは特に必要ありません。
言い換えれば普段の意識と、日々のトレーニングで、むちゃぶりには対応できるのです。
2つ目のポイントは「1分間スピーチの始め方」を考えることです。
突然振られても、話の始め方がわからないという人がいます。
そんな人は、だいたい言葉が出ずに黙ってしまうことが多いものです。
しかし、これも難しいことではありません。
例えば、こんな引き出しを用意しておくことです。
ご指名いただきありがとうございます。
貴重なお時間をありがとうございます。
話す機会をいただきありがとうございます。
まさか振られると思っていなかったので、ちょっと動揺しています。
ひょっとして振られるかな〜って思っていました。
その場で臨機応変に対応できない時には、とりあえず「ありがとう」から入っておけば問題ありません。
「ありがとう」という言葉は、色々な場面で使える万能の言葉なのです。
詳しくはこちら「ありがとうは魔法の言葉 〜コミュニケーション能力を高めるには〜」をご覧ください。
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