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【今さら聞けないシリーズ#2】G Suite for Educationまとめ

今さら聞けないシリーズ#2です。オンライン化が進んでいる中で、G Suite for Educationの存在感が高まっています。Google Classroomがどうとか、Google formsがどうとか、あれこれFacebookやメディアでシェアがされています。続々と多くの都道府県の学校では休校の措置。また、先生までも在宅勤務状況に変わっています。遠隔からの課題指示やご家庭への連絡など、オンラインで実施しなければいけない状況になりました。

しかし、何からはじめていいのかわからない。メディアを見渡すとみんな実践事例がたくさん飛び交っていて焦る。そんな状況の先生方も多いのではないのでしょうか。

そのようなみなさまのために、Google for Educationのサービスまとめについて整理しました。そもそも、Google for Educationには、

Google for Educationのサービスラインアップ
Classroom
Forms
Document
Spreadsheet
Slide
Drive
Hangouts Meet
・Gmail
・Jamboard
・Vault

前のエントリーでは、ICTツールの果たすべき役割とメリットについて記載しています。興味があればご確認ください。

ICTツールには、主に以下の役割があります。

・連絡手段
・ドキュメント作成
・教科別コンテンツ
・学習管理
・リアルタイム接続

G Suite for Educationでは、主に教科別コンテンツ以外は全て網羅できるサービスラインアップとなっており、また教育向けでは料金が無料というところがとんでもないサービスだということが伺えます。

それでは、ラインアップをみていきましょう。今日は、全てを使いこなす前に、最低限これだけは使っておくべきツールに絞って紹介していきます。

①連絡ツールと言えば:Google Classroom

- Google Classroomは主に連絡ツールとして使われています。具体的には、

・生徒への諸連絡 (行事の連絡や家庭への連絡事項等)
・課題配信および学習管理 (提出率確認)

もちろん細かい機能はたくさんあるのですが、最低限使えばいい利用目的としては上に挙げた2点です。

業務の変化ポイント

・電話や手紙等の連絡 → オンライン上でいつでも連絡可能

Google Classroomの良いところは、クラスでグループを分けて管理することができる点で、"担任クラス"、"部活"、"教科の先生"など、それぞれのクラスで連絡を行うことができます。

②スーパー便利。いろんな用途で使えるGoogle Forms

- Google formsは、気軽にアンケートのようなフォームを作ることのできるツールです。具体的には、

・授業の理解度確認等の小テスト
・出席確認
・授業やプロジェクト後のアンケート

業務の変化ポイント

[今まで] 1. ワードで作る 2. 印刷 3.配布 4.回収 5. 採点 6. 集計
[導入後] 1. Google formsを作る 2. Classroomで配信 3. 集計内容を確認

Google formsでは、投票と共に結果が自動的に反映されるので、小テストであっても答えをあらかじめ用意しておけば、回答終了後に正答率が生徒側にも教員側にも表示されます。圧倒的な詳細についてはGoogleのサイトにてご確認ください。

③リアルタイムで制作可能なDocument, Spreadsheet, Slides

- Google Document, Spreadsheet, Slidesは、よく皆さんがお使いになっているMicrosoft社のWord document, Powerpoint, ExcelのGoogleバージョンとイメージしていただければと思います。ですので、具体的には、

・生徒への配布用プリントの作成
・成績管理とグラフ化
・PBLなどのプレゼンテーションや授業スライド

ができます。では、何が違うのかというと「リアルタイム性」です。

業務の変化ポイント

[今まで]・資料作成を単体に行う
[導入後]・リアルタイムで複数人が共同作業しながら作成

変化についてちょっと伝わりづらいかもしれませんが、例えば、PBLなどのアクティビティにおいて、Microsoftなどのワードの場合は、誰かが資料を作成して、それをメール等や授業内において他の人に見せて修正を加えながらブラッシュアップします。一方で、Googleのサービスについては、複数の端末上で同じワードファイルを開き、リアルタイムでオンライン上でドキュメントやスライドの変更をできるものです。

圧倒的に効率的に作業を進めることができます。

④様々なファイルをフォルダで管理できるクラウドサービスGoogle Drive

- Google Driveは、ドキュメントファイル、音声ファイルや動画ファイル等をGoogle上のクラウドで管理をするサービスになります。具体的には、

・ドキュメント、スライド、PDFなどのファイルを格納
・動画ファイルを格納
・同じアカウントでサインインをすればどの端末からでも閲覧・インストール可能

クラウド上のいいところは、一つのPCなどの端末だけでなく、ブラウザ上でGoogleの自分のアカウントでログインをすれば、どの端末でも同じファイルの閲覧やインストールで該当ファイルを落とすことができます。

業務の変化ポイント

[今まで]
・一つの端末からでのみ閲覧、格納ができる
・他の人にフォルダを共有するときにデータが重い場合は圧縮などをする
[導入後]
・どの端末からも同じアカウントでサインインすれば閲覧できる
・他の人に共有するときにDriveのURLのみの添付で送ることができる

⑤オンラインビデオツールのGoogle Hangouts Meet

- Google Hangouts Meetはオンラインのビデオツールになります。代表的なサービスはSkypeなどが考えられますが、Google Hangouts Meetは具体的に、

・URLさえあれば、ビデオ会議を気軽に始められる
・回線が安定しているので、安定感がある
・物理的な障壁がない
・Googleユーザー同士であれば、Google Calendarで打ち合わせを予約しておけば、自動的にビデオ通話のURLも作成される

海外の学校や国内の別の地域をつなげたり、また今の外出自粛でのオンライン学習の実践を可能にしてくれます。様々なオンラインビデオツールがある中で、Google社の特徴はやはり大手企業ということもあり、回線の安定性にあります。機能で見るとZoom社のブレイクアウトルームのような面白い機能はなく、シンプルではありますが、回線不具合による授業の遅延は他のサービスに比べて少ないという印象を持っているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。G Suite for Educationがあれば、業務の効率化はもちろんのこと、その先に深い学びの実現が期待できます。まずは、使いこなすことが重要なポイントとなるので、上の5つのツールは少なくとも押さえておくべきサービスでしょう。詳細は、G Suite for Educationのwebsiteや他の実践事例の記事を参照いただくといいと思います。

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