🧐解説［帰国時のMySOS登録］

当マガジン「米ボーディングスクール潜入記録」では、2022年6月に私が潜入するアメリカのボーディングスクールの同窓会、卒業式、サマースクールなどの様子を写真と文章でレポートします。

以前、日本→アメリカ行きのための事前審査アプリVeriFLYの登録手順について解説しました。

実際に日本→アメリカの手続きは少し簡素化された気がします。

そして、逆にアメリカ→日本の場合はMySOSというアプリを使って、書類の事前審査を済ませることができます。

先に審査を済ませておくと「ファストトラック」といって、帰国後の待ち時間が短くなる仕組みです。

上の記事では、MySOSの設定についても触れましたが、日本では登録を進めることができませんでした。

なので日本ではアプリのインストールだけ済ませて、細かい登録作業はアメリカでしようと思ったのですが、実はアメリカ滞在中もうまく行かず。

その詳細は、その日の日誌でも少し触れています。

私はファストトラックが使えないのか…と諦めかけたのですが、帰国便に乗るためのロサンゼルス空港で時間ができたので、ダメ元でアプリを再インストールするところからもう一度やってみると成功しました。

そしておかげさまで飛行機を降りてから空港を出るまで15分しかかかりませんでした。

その手順を記録しておきます。

ちなみに私の端末は、アンドロイドです。

アメリカでMySOSをインストール

インストールしてアプリを開くと、国の選択画面があります。デフォルトでアメリカが選択されています。

私が日本でインストールしたときは、デフォルトの日本のままで進めました。

アメリカで登録を進めたくても進めなかったのは、その国設定のせいかもしれません。

念の為、
・アプリのインストールはアメリカでやる
・国選択はデフォルトのアメリカ
にしておきましょう。

あとはサクサク進みました。

「はい」です。

そしてお知らせ画面が続くので「確認」で進めます。

すると、見覚えのあるトップ画面になります。

質問票の回答からスタート

トップ画面の左下の「検疫手続事前登録」をタップすると、４つのチェックポイントが表示されます。

上から順にすすめていきます。

日本でやったときは、これより先に進もうとすると白い画面しか表れませんでしたが…

アメリカでやり直すと、ちゃんと質問票が表示されました！

ここからは、パソコンで一度回答したときのスクショですが、同じ質問です。

スマホから答えたときは、前回の帰国時（2021年11月）の情報が残っていたので（それもどうなんだ）、名前や住所などの入力時間は結構短縮できました。

すべて回答を終えると、最初の画面に戻り、次のステップにすすめるようになっています。

つぎは誓約書

なぜかスクショがないのですが、記録に残すまでもなく、わかりやすい手順だったのだと思います（汗）

ワクチン接種証明書の登録

サクサク進みます。

誓約書の次はワクチン接種証明書の添付です。

添付画面はこんな感じです。

スマホに事前にダウンロードしておいたPDFを添付して、質問に回答をして、「次へ」。

すると、手続きのトップ画面は「審査中」になります。

陰性証明書の登録

どんどん行きます。

４つ目の手続きに進めるようになったので、今度は陰性証明書を添付します。

アメリカ本土で私が利用したPCRの予約方法についてはこちらの記事に詳しく書いています。

検査結果はPDFでメールに届いたので、スマホにダウンロードして、また一部を紙でも印刷していました。

PDFを添付すると、こんな画面になります。

登録のトップに戻ると、添付した２種類の証明書が「審査中」に。

トップ画面も文字が増えています。

インストール開始から、この画面に到達するまでは約15分くらいでした。

事前に準備もしていたし、端末の操作にも慣れていての所用時間ですので、30分前後は見ておいたほうが良いと思います。

審査はすぐには出てこない

審査完了済みのMySOSの効力が発揮されるのは、
１）帰国便にチェックインする空港カウンター
２）日本入国時の検疫窓口
です。

私の場合は空港でのチェックイン後にやっと審査をスタートしましたが、実際は陰性証明をゲットしたらすぐに４つの登録をやっておくといいと思います。

約11時間半のフライトのあと、着陸してスマホを開くとこのとおり。

審査が完了し、真っ青なトップ画面になっていました。

成田空港の検疫を通過する際は、左下の「検疫手続き事前登録」をタップして、このQRコードを表示しておきます。

すると、するするする〜っとファストトラックで入国が完了するというわけです。

いろいろ窓口にも止まって書類を渡され、それを提示したり提出したりもありましたが、流れが早すぎて何をしているのかよくわからないうちに終わっていました（笑）

帰国翌日の様子

前回（2021年11月）は、たくさんの書類を渡され、空港で検査があり、結果を待たされ、空港を出るのに３時間かかり、公共交通機関の利用を禁止され、自宅隔離があったり、いろいろ難儀でした。

そのときの様子↓

半年前の自宅隔離期間中は１日に数回、居場所確認のための通知や自動着信をかかさず送ってくれていた熱烈なMySOSアプリちゃんでした。

ところが今回は、入国翌日にこんなそっけない通知が一通だけ。

なんともあっさり！！！

トップ画面も変わっていました。

このあと、MySOSアプリはそっとアンインストールさせていただきました。

というわけでまとめます。

・帰国前にはMySOSアプリで４つの登録作業があります
・やっておいたほうが、入国時が楽です
・それ以外は、帰国後のフローはほとんどコロナ前に戻っています

半年前に比べると、かなり改善しています！！！

お役に立ったら幸いです。
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