みずあめの生い立ち〜浪人編〜

こんばんは、みずあめです。

一週間、ドタバタしていました…

学校が再開になり、いろんなことが「今まで通り」にはいかない生活になりました。自分たちが新しいことに慣れていない中、生徒たちの方が臨機応変に対応している姿を見ています。

今日は、大学入試に全落ちした後の浪人生活を書いてみようと思います。

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大学に全部不合格となりましたが、親は「あれ、働かないの?」と言われるほど受験に興味がない人でした。

「すみません、もう一回受験したいので予備校行かせてください…」

と頼んだところ、

「別にいいけど弁当は作らない、世話するのが面倒だから1年後は家から出て行って、あとお金ないから国立以外はダメ」

という許し?を得ました。


予備校は、どちらかというと大学に近いようなところでした。クラスが決められていましたが、教科によってレベル別に授業が設定されていて、登録すればどの授業でも受けてよい、歓迎遠足がある、週1で体育の授業がある、など…

高校時代の同じ部活から5人、同じ予備校に通いました。
(同じチームの甲子園球児がこんなに同時に浪人生が出ることなんてあったでしょうか、いやない)


生活は、…

朝6時に起きて勉強する、7時に家を出てチャリで1時間かけて予備校に行き、夜8時半まで勉強して、帰って寝る…

という生活を送っていました。

基本的には予備校の授業の予習・復習を自習時間に行い、授業で確認するというサイクルでした。


授業を受けていると、高校時代にいかに内容を理解していなかったかを痛感しました。わけがわからないことを一から復習して、少しずつできることを増やしていきました。

また、日本史や公民の授業を改めて受け直したことで、やっと理解できることが多くありました。このときの教材は、今も教材研究で使わせてもらっています。

志望校について。

元々教育系ですごく有名な国立大学を目指していました(現役の時に受けて落ちてます)。ただ、せっかく浪人するなら、同じ大学の、社会の免許が全部取れる学科に変えようとしてました。

ただ、4月の早い段階で、自分にとって大きな出来事がありました。
身内の一人がうつ病になったんです。

親がその経過観察のために家を空け、自分一人でしばらく過ごしました。

その時、
「やっぱり心理学も学んでみたいなあ」と考えるようになりました。

基本的に教育学部は、受験前に学科が細かく分かれ、少人数の定員が多いというケースが多いです。
しかし、本来教育を志したときのことも相まって、教育と心理の両方を学びたいと考えるようになりました。

そんな中、ちょっと背伸びをすればその理想が叶えられる教育学部がありました。
それが「旧帝大の教育学部」です。

全ての、とは言えませんが、いくつかの旧帝大の教育学部(人間科学部などの類似の学部も含めて)では、入ってから学問を選べるというパターンがあります。

元々、センター試験より二次試験の方が相性がいいと感じていたので、とにかく二次試験中心の勉強をしていました。

※教育学部の多くはセンター試験(現共通テスト)の割合が高く、二次試験が1〜2教科が多い。
旧帝大(文系)は二次試験の割合が高く、二次試験は3〜4教科。

とにかく高校の部活の仲間と励まし合いながら、なんとか成績を伸ばし、前期入試で志望校に合格することができました。

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今回のエピソードを通して

浪人は諸刃の剣である

ということを考えました。

個人的には、浪人して良かったなあと思います。

1年間学び直したことで、納得いく受験ができたし、結果として各教科を深く学び直すことができ、今の仕事にも結びついている部分があります。

ただ、予備校という環境については注意が必要です。

※以下、大学合格のための学力が全てではないということを踏まえ、また独断と偏見です。

浪人生は、志望校で言うと、
現役時代より学力が上の大学に受かる人2割、現役と同等の学力の大学を受ける人6割、現役よりも成績を下げてしまう人2割くらいだと思います。

どこの予備校に行こうと、結局自分がやるかやらないかだと思います。1年間の自分に賭けると、大きく成長できるか、あまりうまくいかないかのどちらかになると思います。

また、お金の面もあります。場所によっては、大学二年分の料金がかかることもあります。

浪人をさせてもらえる、という環境があったことも、今は感謝しています。

今は、中学校教員という立場ですが、いつかは大学入試のしどうもしてみたいと考えているみずあめでした。

質問も引き続きお待ちしています!!
教育関連で答えられそうなものを中心に、いつかまとめて答えます!


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