シングル家庭にもおすすめ、インターナショナルスクール進学
日本で多様性を経験させる難しさ
筆者は日本人母で、子供二人はインターナショナルスクールに通っています。
都内在住で、周りには私立に通わせるご家庭も多いのですが、日本の私立は公立以上に選別された多様性のない環境だとつくづく感じます。
私立は更に多様性に欠ける
当然ながら学校側がこれを求めて入試というセレクションを行うため、似たような家庭環境の子女が揃います。
学校側にとっては生徒間での軋轢が少なく運営がしやすいものの、教師の立場としてはなかなか多様性への耐性がつきにくいかと想像します。
インターは国籍だけでなく、家庭環境の多様性も
それなりのアクレディテーションを持つインターナショナルスクールでは、人種配分が考慮されるので全クラス日本人のみ、と言った環境ではありません。
(インターナショナルスクールのアクレディテーションについてはこちらの記事に書きました)
それだけでなく、シングル家庭や籍を入れないパートナー関係のカップルの子女もいます。
日本の私立小学校お受験では「面接はご両親揃って」と言われるため、シングル家庭の親は気後れを感じる、とも聞きます。
神々しいシングルマザーたち
少子化の日本では、未婚の母を選ぶ勇気ある女性が増えたり、同性カップルでも子を持つ選択はむしろ歓迎すべき点であるのに、前時代的価値観の息苦しさにストレスを感じながら合わせる必要はないかと。
インターナショナルスクールには家庭環境も多様な児童がいますから、そのようなご家庭にもぜひおすすめしたいと思います。
多様な家族像が教育内容にまで
子供が小1の時に持ち帰った「家族」がテーマのプリントに、こんな問いがありました。
下の絵から、家族でないものを選んで丸をつけましょう。
そして選択肢となる絵には10以上のパターンがあり、男性や女性同士の二人組の絵や、異人種間カップルと子供達、男性一人と子供達や、女性一人と犬、などといったものでした。
答えは、全部家族。
誇らしげに色々な家族のあり方を説明してくれた息子の姿を、頼もしく感じました。
今日の内容以外にも、インターナショナルスクールに良かったことを書いています・・・気まぐれで書き終わってないけど。
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