見出し画像

オンラインでの関係構築のコツ①チャットだからこそ感情豊かに

こんにちは。WOW WORLD教育担当の嬉野(うれしの)です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は国家資格キャリアコンサルタントの試験を来月に控え、勉強漬けの日々を過ごしています。チームを立ち上げたとはいえまだ知見は浅く試行錯誤の日々。専門知識を身に付けることで自分の武器にしたいと思ったのがきっかけでしたが、今後は社内のキャリア相談相手としても活躍できたらいいなと考えています。

さて、前回は新入社員との関係構築について触れました。今回からはフルリモートでの関係性構築についてお話します。新入社員だけでなく、仕事で関わるすべての人との関係づくりにおいて大切なことですので、一つでも「使えそう!」と思っていただければ幸いです。

オンラインで信頼関係は構築できるのか?

すでに多くのかたが「オンラインで信頼関係を構築することはできる」と語っているように、私も可能だと考えています。
しかし、「なにも意識せずに誰もが簡単にできるか」と言われると、それには首をひねります。それは対面であっても同じですよね。良好な関係構築には「相手の気持ちになって考える=相手のことを思いやること」が必要です。

では、オンラインという環境では何を意識したらよいのでしょうか。私は、大きく分けて以下4点が大切だと考えています。

1.チャットに感情を乗せる
2.リアクションボタンを有効活用
3.接触回数>質
4.「目」を意識して表情をつくる

今回は、「1.チャットに感情を乗せる」について説明します。

チャットだからこそ、感情豊かに!

上司と部下のこのようなやり取り、見覚えがあるかたも多いのではないでしょうか。

丁寧でなんの問題もないように見えます。
でも、この文章からお互いにどのような表情をしているか想像できますか?
あなただったらどう受け取るか、想像してみてください。


人によって文面からどのような感情を受け取るかは様々です。
極端な例ですが、上司が本当は「A」だと思って送った文章でも、部下が「B」のように感じ取ってしまう可能性があります。部下の返信も、上司が「C」、つまり「ふてくされている」と捉えてしまえば信頼関係の構築は難しいでしょう。

意識しないと文字に感情を乗せにくいです。誤解をなるべく生まないように表情を付けていくことをおすすめします。たとえば、この文章ではいかがでしょうか。

先程の例よりは表情が読み取りやすくなったのではないかと思います。

気軽に話せる関係の相手であれば絵文字を活用するのも効果的ですが、難しい場合はまず「!」を使うことから始めてみませんか?

次回は「2.リアクションボタンを有効活用」についてお話します。
SlackやTeamsのリアクション機能を使うとオンラインだけでも人との距離が縮まります。お楽しみに!