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【高校生G10~】帰国生大学受験に向けてTOEFLスコアと格闘した日々

こんにちは、EDUBALアンバサダーのHirokoです!
2度目の駐在は上の子が高校1年の夏でした。英語ができるわけではない子が帰国生大学受験まで3年しかない中で帯同。上がらない英語力をどうしていったかリアルにお伝えします。帰国生大学受験を考えている方、まだ先だわ〜と思っている方、何らかの助けになると嬉しいです🎵

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事前リサーチ

赴任前インター校の知識も帰国生大学受験の知識もゼロでした。そこで、まずは情報収集をしました。分かったことはTOEFLスコアが絶対必要!更にG11からはIBのカリキュラムがスタートするので、できるだけ余裕のあるG10でTOEFLを100点程度(満点120点)までUPさせることでした。


スタートダッシュのはずが・・・

何をすべきかしっかり把握したので、早々にTOEFL対策のある日系塾へ放り込みました。塾は日本人の先生が担当、授業内容は初見のTOEFLのリーディングを解く→解説でしたが当時英検2級をかろうじて取っているレベル。今考えると無謀でした。TOEFLスコアが必要だよと刷り込んできたのにも関わらず本人やる気ゼロ・・・塾代も結構な額、どうしたものかと悩みました。

IBの授業は最低でも準1レベルは必要。難関大学にはC1レベルが必要とされています。

半年後、塾からはまず体験のためTOEFLを受験すべしと言われ、受験費用3万をかけて受けた初スコアは45点。涙。同時期にスタートしたお子さんが軽く80点を取るのを横目で眺めながらG10が終わりました。

G11になるといよいよ学校がハードになり塾との両立が難しく、やむなく退塾。周りでは海外大学の出願がスタートしました。さほど滞在歴が変わらない友人達。それなのにも関わらず出願するTOEFLスコア90以上、各教科の評点も満点に近い点数。それを間近に感じ、のんびりさんの子供も少しずつ意識が変わったようでした。

子供の意向に沿ってネイティブの先生に預ける

G11半ば子供に「TOEFL対策どうする?」と相談すると「ネイティブに教わらなくては意味がない!日本語を外国人から教わってできるようにならないでしょ?」と返ってきました。仰ること、ごもっとも。

そこで、TOEFL対策をしているネイティブの先生に相談しました。先生からはまずベースとなる語彙力を上げることを勧められました。要はまだTOEFLなんて程遠いレベルだったのです。これがG11春。母はひたすら焦る中、本人は様々な分野の記事を読み要約をする、新しく覚えた語彙で例文を作ることを半年程度続けました。

指導を一旦終え、G12の年明けやっと80点手前に到達できました。目標まで20点も足りないけど・・・

結局、本人のやる気・・だった

80点がベストスコア。難関大を狙う子達が100点以上を出してくる帰国生大学受験一体どうなるんだろうと思うとゾッとしました。

卒業まで4ヶ月。次のTOEFLは受けるのか、スケジュール的に受けられるのか。考え抜いた結果、G12の5月最終試験の最中にTOEFLを受けるという強行スケジュールになりました。

最後のTOEFLに向けて、学校のテスト勉強と並行して分厚いTOEFL公式本のリーディングを何度も何度も読む、朝のメイク時間も使ってTEDスピーチでリスニングUP単語はクイズレットを利用して隙間時間に対策。安定の得点源となるライティングは最初はEdubalでバイリンガルの先生に教えていただき、最後はネイティブによる添削サイトを利用してひたすら練習をしました。この時期は本当に頑張っていました。


そして学校のテスト期間中、身も心も限界の中で叩き出した点数が94点。

驚きました。やればできるじゃん。
誰の力でもない、結局本人の力でした。

子供の力は計り知れず思い描く自分の理想図が見つかれば、それに向かって頑張れるのだと今更気づきました。我が子が伸びたのは、良い影響を与えてくれた友人達のおかげです。素晴らしい仲間に出会えたことに心から感謝しています。

ちなみにTOEFLの受験回数、何回だと思います?言えないくらい。涙。大学の受験費用と合わせると軽く震える金額。きっと将来この経験が役に立つと願いたいです。

TOEFLの点数と成績を持って帰国し、大学受験に突入。もうね、中高以上にになると親の出番はないわけでひたすらハラハラドキドキしているだけ、だからこれも辛い・・茨の道は続きます・・またの機会にぜひ!
最後までお読み頂きありがとうございました。