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日曜日の学習法

生徒たちから「日曜日に勉強しようと思うけど、結局やらないで終わってしまう」と話をもらうことがあります。

その多くは計画を立てていなく、1日フリーという気持ちのゆとりも重なってダラダラとしてしまいがちです。

今回は私の学生時代の経験をもとに、一日勉強しようと思った時のスケジュールをアドバイスします。

6:00-8:00 起床と定着タイム

起きたらまずは一杯の水を飲み、窓を開けて太陽の光を見ると良いです。脳が目覚めてきます。

そして起きてすぐの時間は脳への定着タイム
昨日の夜に学習したことを復習することで忘れにくい知識となります。

8:00-9:00 朝食と計画設定

パンやサラダなど軽めの朝食がオススメです。食べすぎると眠くなってきます。

また少しだけ外に出て、散歩するとよいです。散歩をしながら一日何を学習しようか、考えながら体を動かしましょう。

9:00-11:00 負荷のかかる学習を

脳の活動が一番活発な時間帯になります。
数学や理科などの理系科目を学習することをオススメします。
一番集中力がある時間帯なので、数学や理科以外でも辛い勉強はこの時間にしてしまいましょう。

11:00-12:00 暗記タイム

暗記系の科目を超集中モードで行いましょう。

12:00-13:00 昼食、仮眠

お昼を食べ、15分から20分ほど仮眠をとりましょう。この時間帯以降、必ず眠くなる時間が訪れます。完全に寝ることはなくとも、机に突っ伏して目を閉じているだけでもOKです。

13:00-14:00 暗記タイム

暗記系の科目を超集中モードで行いましょう。

14:00-17:00 演習タイム

毎日行うと決めている学習や今日まだ取り組んでいない科目を行います。また午前中の学習の演習に時間をあてましょう。

17:00-19:00 得意な教科の学習を

一日の中で第2の脳の活性化がされる時間帯。
得意な教科の練習問題を解く時間にあてたり、お昼までの学習を復習する時間にあてましょう。

19:00-21:00 夕食、お風呂、自由時間

この時間は一気にリフレッシュ。
夕食をとり、残りは好きなことをして過ごしましょう。スマホ、ゲームなどはこの時間のみに行うと決めるとよいです。

21:00-23:00 暗記タイム

寝る前は暗記のゴールデンタイム
単語や社会系の科目の暗記に時間を使いましょう。寝る前に暗記したことは脳に定着しやすいため、翌朝に同じ範囲を復習することで記憶できる単語や用語は格段に増えます。

まとめ

人間の集中力は90分が限界というデータもあるように、勉強を連続して行える人はいません。いたとしても、どこかで小休憩を挟んでいたり、立ち歩いてリラックスする時間などをうまく作れている人だと思います。
90分学習して、10分休む(席から立ち上がる)、それを繰り返すことで長時間の勉強が可能な体ができあがってきます。人間の体の構造上、座り続けると血流が悪くなり、脳が疲れやすくなります。したがってこの10分休む間に立ち上がることが重要なわけです。
上記のスケジュールでは90分以上の枠もありますが、自分のタイミングで途中に休憩を挟みリフレッシュすることもお忘れなく。
また寝る前の暗記は本当に効果があります。ぜひお試しください。

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