パクチー大原さん「20代でセミリタイア」についての考察


目次:

  1. パクチー大原さんの著書「20代でセミリタイア」について

  2. 完全在宅勤務への転職理由

  3. 本当に守りたいものを考える

パクチー大原さんの著書「20代でセミリタイア」

若いうちにセミリタイアすることについて

パクチー大原さんは、母の死をきっかけに人生の価値観が変わりました。営業職から抜け出し、今は島根県で筋トレ村を運営しています。自分の生き方を選択することで、好きなことをしながら生活することを実践しています。彼の本は、お金や暮らし、仕事に関する悩みを抱える人々に、ストレスなく幸せに生きる方法を具体的に示しています。

筋トレをしている人はメンタルが安定している人が多いのかと思っていましたが、パクチー大原さんはそんなことも包み隠さずお話しされています。現状に漠然とした不安がある方、自分の幸せを見失ってしまっている方におすすめです。



私が完全在宅勤務に転職した理由

図書館で私の目をひいた一冊の本。それが20代でセミリタイアです。

1年ほど前に知人から勧められた“ FIRE ”を読んだ私は、セミリタイアやFIREについて興味がありました。

FIREは投資だけでなく節約をする本当の意味や人生で大切したいことが見つけられたので、おすすめです!


毎朝出勤をして、夜遅くに帰宅する。子どものお迎え時間もギリギリ。帰ったらすぐに入浴、夕食、寝かしつけ。休みの日には体がボロボロで遊びに行くこともできません。

そんな毎日を送っていましたが、「これでは子どもとの時間が取れない。貴重な乳幼児期時代を大切に過ごしたい!」と思い、完全在宅勤務の仕事を見つけることにしました。

特にスキルがあるわけでもないので、最初は苦戦しましたがなんとか求人を発見。成果報酬性のお仕事だったため、最初はダブルワークで働き始めました。だんだん案件を取れるようになってきたので、思い切って本職を辞めることに。また、その頃と同時期に節約も頑張りました。仕事が忙しかった頃は時間をお金で買うことが多かったです。

なんのために稼いでいるのかわかりません。無駄遣いをとことん減らして、「最低限必要な生活費さえ稼げたら生きていける!」という状態まで支出を工夫してみました。支出を減らすことができたことと、在宅勤務での収入がある程度安定してきたので思い切って本職を辞めることにしました。

そこが私にとっての転機だったように思います。子どものお迎えの時間を大幅に速くすることができ、その分の時間を全て子どもとの時間にあてることができました。その頃からメンタルも安定してきて、親子時間がとても心地の良い時間になっていったのを覚えています。

子どもとの時間が増えていくと、小さな成長にも気づけるようになりました。その時間が本当に愛おしく、何よりも大切にしたいものとなっていったのです。



本当に守りたいものを考える

いつか子どもは巣立っていきます。

小学3年生にもなると子ども同士で遊びにいくこともぐっと増えていくでしょう。限られた時間の中で私は子どもとの時間を大切にしたいと思っています。

私は世間一般で見るとキャリアもなければ、収入も低い。本来なら仕事に打ち込み、キャリアアップを図っていく時期なのかもしれません。

それでも私は、今この時間を大切にしたいと改めて感じました。そのきっかけとなったのがパクチー大原さんの20代でセミリタイアです。

「なんのために生きているんだ?」「死んでしまえばすべてが無に帰す」「お金と『死を基点に考える』という視点」「自分の幸福を常に定義する」


実は、今の生活に満足はしているものの漠然とした不安はありました。
今はなんとか生活できているけど、これから子どもも大きくなり出費が増えていくかも。私も歳をとっていったら仕事がなくなるかもしれない。


転職をするなら年齢的にも最後かも。
一度生まれた不安は頭の中でどんどん大きくなっていきます。

そんな時に読んだ本で気付かされました。私にとっての幸せをようやく見つけたんだ。わが子を守れるのは私だけだから、今この時間を大切にしよう。お金はなんとかなっても、時間は戻ってこない。

今を幸せに生きられるようにしよう。

もちろん無鉄砲に振る舞うのではなく、子どものための最低限の貯蓄もしながらですが。


私たちはこれから引っ越し、入学、新生活が始まります。そのタイミングでこの本に出会えてよかったです。

いつか筋トレ村行ってみたいですね!
表紙を見て惹かれたので、ぜひ表紙だけでも見てみてください。






この記事が参加している募集

転職してよかったこと

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?