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【読み物系ワーク】でた、帰国子女珍解答。

我が家の、小五女子。

プリント整理をしていたら、春期講習で配布された国語の百題集にやり残しを発見し(これは仕方ない面もあった…春期講習は日本の暦に合わせて開催されるので、インター組は通常学校+毎日塾ということで、復習も何もな状態になっていました)、

とはいえ、折悪しく、第三回組分けテストの国語で自己最低点を叩き出したばかりだったので、「やろう!」ということになりまして。(算数が良かっただけに、国語が悪くて残念)

この百題集は、主に言葉の知識を問う問題で、ことわざ、慣用句、外来語、文法などを扱っていたのですが、珍解答連発!あっちゃーーーー。

「屁から火が出る」
これは、「尻に火が付く」が転じたものらしい笑

「口は災いの元」
確かにね。

敬語、作文の決まり全滅

いっそ爽快なほど、帰国子女の解答!という感じ。

・・・・

日本で育てば、ことわざも言葉の決まりも、気がついたらいつの間にか知っていたし、ことさら勉強したようなものでもないので、改めて、家にあった読み物系、辞典系を通読させることにしようと、引っ張り出してきた3冊をご紹介します!

五味太郎さんのことわざ絵本

私が子供の頃好きで読んでいましたし、ご存知の方も多い名著ですが、

何といっても、見開き1ページで、ひとつのことわざを紹介しており、右ページが元のことわざ、左ページがそれを文字って、五味さんらしい格言にしており、それが痛快で的を射ているのが最高なんです。

今、ぱらぱらっと見返していたら、
「聞いて極楽 見て地獄」のページには、<五味さんことわざ>として「うわさの学習塾」とあり、「しんせつな授業 やさしい先生 極楽学習塾」の看板のもと、奥様が塾を知り合いにお勧めているのですが、その頭上では、子どもたちががみがみ怒られているという絵。

その心は「人間というやつは わりあい いいことばかりを他人に言うくせがある」…この味のある五味さんの筆跡で書かれたら、くすりと笑わざるを得ないじゃないですか。

小学自由自在 ことわざ 四字熟語 新辞典

わからないことわざ・四字熟語が出てきた時に、辞書として買っていてよかった!とおもったのが、こちら。
オールカラーで、用例が全てに書いてあること、「ことわざ」「慣用句」「故事成語」の別が明記してあるだけでなく、全ページの上部に4コマ漫画があったり、一部成り立ちが文章で紹介されていたりと、このコンパクトさでよくまとめ切ったな!と思う充実度。

巻末には、慣用句テスト、おもな出典、人物解説、さらにグループ別索引で、例えば、「馬」なら馬のことわざ等がまとめられているのも、うろ覚え勢に便利。巻末だけを読み物として読んで、わからないところを前に戻って調べて…でも十分力が付くと思います。
※今見ると、我が家は旧バージョンを使っていて、イラストが新しくなっていますが、構成は変わっていないようです

15歳までに知っておきたい言葉1800

こちらは、いわゆる単語帳の日本語版。

新しい言葉が出てきたとき、意味がわかったとして、娘が一番困るのが、例文を作ること。ひたすら例文を声に出して読むだけでも、言葉に関する感度が上がると思います。類義語が多いのもいいです!

きっかけは長女ではありますが、次女も予備軍として、まず五味太郎さんのことわざ絵本から一緒に読んでいこうと思います。


よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!