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【横断読書】 バビロンの大富豪は日本に居た(要約版)

横断読書について

 一冊の本の感想に終わる「点」の読書感想文ではなく、複数の本や論文、時には調査結果や統計をつないで「線」にする読書感想文をコンセプトに「横断読書」と勝手に名付けてお送りしております。

概要・要約

 お金の教えを書いたロングセラー『バビロンの大富豪』。前述の書の出版と同じ時期に大富豪になった日本人、本多静六(1866-1952)。その本多が財産をいかに築いてきたかを記した著作『私の財産告白』。この2つの書や他の書籍・論文・調査を照らし合わせ、資産形成の肝が何かを探ると、以下の6項目にまとめられると筆者は考えた。
①収入の一定割合を天引きにて貯蓄する。
 ・天引きは行動経済学的にも貯蓄に合理的。
②支出をコントロールする。
 ・欲望をすべて満たそうとするのではなく、優先順位をつける。
③貯蓄したお金を働かせる。
 ・本多の投資哲学は「投資の神様」バフェットの投資哲学と似ている。
④お金に詳しい人の言う事に耳を傾け、欲に目がくらまないようにする。
⑤自分自身を磨き、人生を豊かにする。
 ・仕事を愛することが大事。
⑥すぐさま動き出す。

 この2冊は、それぞれ読み合わせることで、お互いの説得力を強く補完し合うと筆者は考えている。

 上記の2冊や他の書籍・論文・調査を照らし合わせた詳細についてはブログ(http://notendency.blog.fc2.com/blog-entry-54.html)で記載している。もし詳しく知りたければこちらをご参照いただきたい。

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