白玉粉と豆腐でいちご大福を
もちもちの求肥の中に、なめらかなあんこと甘酸っぱいいちごを閉じ込めて。
この主役級のおいしいものを3つも使って大福にしようと最初に考えた人は天才じゃないか。
そんなおいしいいちご大福を、豆腐で作ってみた。
ここまでくると無理やり感があるものの、豆乳で作ったわらび餅もおいしかったので、大福だっておいしいはず。
ポイントは求肥づくりで、水で溶かして加熱して作るもの。
そこで最初は豆乳でチャレンジ。
だけど白玉粉が溶けなくて失敗。
ならば豆腐でと思ったところ、これもまたうまく白玉粉が溶けない…。
そういうわけで色々試してみたところ、水+豆腐が一番おいしく・まろやかに。
豆腐で、求肥を作ればよりまろやかないちご大福に。いかがかしら?
いちご豆腐大福 材料
豆腐の選び方
使ったのはなめらかな質感の絹ごし豆腐(充填タイプ)。
商品表示に「なめらか」とあるものだと、すぐつぶれてクリームみたいになるので、こちらをチョイスしてみてください。
いちご豆腐大福の作り方
準備
バットに片栗粉を用意しておく。
1. 中身の具材を用意する
いちごをあんこで包む。 (あんこ+いちごで50gが目安)
※いちごが大きかったので、上下に切っています。
2.求肥を作る
耐熱容器に白玉粉と砂糖を入れる。水と豆腐を加えてよく混ぜ合わせる。
とろとろになるまで混ぜる。
3.レンジで加熱
ラップをかけずに600Wで2-3分加熱。
片栗粉を広げたバットに移し、全体に片栗粉をまぶす。
包丁で4等分にする。
4.くるむ
手に片栗粉をつけ、求肥を手で薄く延ばし、あんこ玉をくるむ。
※求肥は固くなると成型しづらいので、温かいうちにくるむ。
完成!
求肥はもちもちでまろやかだし、あんこの甘さといちごの甘酸っぱさがたまらない。
今回は大粒のいちごで作ったので、大福1個がかなりの大サイズ。
大口を開けないときれいに食べられなかったほど。
見栄えはよくないけど、食べやすくするならいちごを小さくカットするのがおすすめ。
◇◇◇◇
noteの「豆腐・おから・豆乳を使ったおやつ」は、誰かに頼まれたものではないのですが、毎月1個書くことをノルマにしていて、せっかくだからと自分の好きや思いを表現したいと思って好き勝手に書いています。
レシピによって反応の良し悪しはあれど、それが色んな方の目に留まって楽しんでいただけていて、たまに仕事にも繋がっていて、とても嬉しい限りです。
今後も、自由と発見とおいしさが見つかるおやつを紹介していくつもりなので引き続きよろしくお願いします!
◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室で作ったレシピなどを定期公開。生おからを使った焼き菓子レシピたくさんあります)
最近は料理教室の告知が主になっています。
◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)
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