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生おからブラウニーであの罪悪感から解放される

ブラウニーは目がみっちりと詰まっているだけあって、チョコレートのおいしさを限界までぎゅうぎゅうに詰めた大変濃密なお菓子だと思っている。

それこそチョコレートの甘さに酔いしれることのできる、超チョコレートな一品だ。

だからカロリーも高いし、罪深いくらいに甘いし、おいしい。

できることなら何も心配することなく好きなだけ食べたいけれど、いっぱい食べた後には『食べすぎちゃった、どうしよう』という罪悪感が待っているので、ついつい気持ちにブレーキがかかる。

でもそれってすごくもったいない。

どうせなら100%の無垢な『これはおいしい』の気持ちでブラウニーと向き合いたいし、頭の中をブラウニーだけにしたい。

そういうわけでおからの出番です。

たっぷりのチョコレートを使っているので、いつものブラウニーとあまり変わりはないと言えばないのだけど、おからは食物繊維がいっぱいなので胃腸を整えて健康がわが身に!

あとカロリーも少しだけ低くなるので、罪悪感なく頭の中を『これはおいしい』でいっぱいにできるはず。…多分。

生おからブラウニーの材料

材料(18cm×18㎝のスクエア型1個分)
製菓用チョコレート 100g
生おから 50g
卵 1個
ベーキングパウダー 小さじ1
<具>
 ドライオレンジ 適宜
 ドライいちご 適宜
 パンプキンシード 適宜

生おからのこと

今回のレシピは生おからを使います。

手に入らない場合は、おからパウダーを水で戻して生おからにすればOKです。

生おからブラウニーの作り方

1.      チョコレートを溶かす

チョコレートを刻み、ボウルに入れ、湯煎で溶かす。

2.     混ぜる

別のボウルに卵を割りほぐし、溶かしたチョコレートを加えて泡だて器で混ぜ合わせる。

3.      おからを混ぜる焼く

生おからとベーキングパウダーを加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。

4.      焼く

型に生地を流し入れ、ドライフルーツとナッツを並べる。170度のオーブンで20分焼く。

粗熱が取れたら型から外し、食べやすい大きさに切っていただきます!

焼きたてはふんわりでほこほこ、時間が経つとしっとり。

ちなみにこのブラウニーは軽めでふんわりとした仕上がりで、噛みしめているとおからがしっかりと主張してきます。

今回はドライフルーツを乗せたので、ギュッウっと詰まったチョコレートの濃厚さと甘さに、ドライオレンジといちごの酸味がイイ感じ。

もちろんくるみも抜群においしいので、好きなもの乗せ乗せして楽しんでみてください。

◇◇◇◇

このブラウニーレシピ、本当は2月のバレンタイン料理教室で作るはずでしたが、コロナで中止となって日の目を見られなかったレシピです。

来年用にとっておこうと思ったのですが、出し惜しみしていたら新たなレシピを考案せずに怠けてしまうのは確実。

なのでえいやっと気合を入れてここに書くことにしました。

久しぶりに作ったら、自分好みの味でとてもおいしかったので、来年も同じくらいおいしい新作を生み出すの大変だな…と一抹の不安を感じています。

見守っていただけたら幸いです。

◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP)
最近は料理教室の告知が主になっています。

◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)


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