おからパウダーでカリカリのクッキー
バターたっぷりのサクサククッキーもいいけれど、薄焼きでカリカリッとしたクラッカーみたいなクッキーが好きだ。
おからパウダー入りにすると、簡単にカリカリになることを知り、それ以来よく作っている。
おからパウダーでクッキーを作る時は注意点がひとつ。
それは欲張ってたくさん入れないってこと。
おからは食物繊維がたっぷりでお腹にいいというので、たくさん入れてみたら歯が立たないくらいの硬さにしてしまったことがあるし、生地を厚めに作ってカチカチにしたこともあるほどで。
なにごとも適性な量やサイズってものがあるようで、このレシピに関しては薄焼きを推奨中。
おからパウダーはこの5年くらいでメジャーなものになったし、料理教室でもよく使う人気食材で、キッチンに常備していつでもスタンバイ。
好んで使うのは、細挽きパン粉みたいなタイプのおからパウダー。
このタイプのおからパウダーは水で戻すと豆腐屋にある生おからになるのでとても便利。
しかも消費期限が半年と長いからね。無駄にはならないよ。(ぜひ常備しよう)
バターと違って、サラダ油で作るので室温に戻すなんて作業はいらないので、思い立ったら作れるのがいいところ。
そういうわけで今からおからパウダーのクッキーを焼こう。
おからパウダーのカリカリクッキーの材料
おからパウダーのクッキーの材料40枚分
強力粉……50g
片栗粉……20g
砂糖……30g
おからパウダー……10g
卵……1/2-3/4個
サラダ油……大さじ2
おからパウダーのカリカリクッキーの作り方
1.粉を混ぜる
ボウルに粉類(強力粉・片栗粉・おからパウダー・砂糖)を入れ、指先でよく混ぜて均一にする。
2.卵とサラダ油を加える
黄身とサラダ油を一気に加え、指先で混ぜる。生地がボソボソしているようなら白身を少しずつ加え、生地をひとまとめにする。
3.伸ばして寝かせる
生地をビニール袋に入れて、めん棒で5mmの厚さに伸ばす。バットに乗せ、冷蔵庫で1時間寝かせる。
※時間がないときは冷凍庫で15分でもOK
4.焼く
生地をクッキングシートを敷いた鉄板の上に取り出し、包丁で四角に切り分ける。切り分けた生地は切り離して適度な距離を置く。(お好みで模様をつけても)
190℃に予熱しておいたオーブンで15-18分焼く。
きつね色の焼き目がついていたら、できあがり。
◇◇◇◇
粗熱が取れたらカリカリがMAXに。
個人的には濃いめのミルクティーといただくのが最高。
焼きすぎても容器に入れておけば5日くらいおいしいまま保存可能。
キッチンの片隅に置いておくと、子どもたちがちょこちょことつまむので、減るのを見るたびにおいしいをお裾分けできた気分に。
一人でにやにやとしたり顔。
ちなみに4月8日はおからの日なんだって。
健康にもいいし、食品ロス低減にもつながるのでこれを機におからの日、知っていただけたら嬉しいものだ。
◇◇◇◇
こちらもよろしくお願いします!
◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室で作ったレシピなどを定期公開。生おからを使った焼き菓子レシピたくさんあります)
最近は料理教室の告知が主になっています。
オンライン料理教室もできるよう、目下準備中です。
◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)
野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。