ラ・リーガの審判たち

ラ・リーガには個性が暴発している審判たちが大勢いる。物議をかもす奇想天外なレフェリングも多いが、その個性を知ることができればまたラ・リーガの楽しみも増えるかもしれない。(怒りも増すかもしれない)
その審判たちがぱっとわかるものが欲しいと以前から思っていたが、なかなか見当たらなかったので自分で調べてまとめてみることにした。
どうしてもミスやカード、疑惑の判定のほうを記してしまうことになったが、いいレフェリングの試合もあることはあらかじめ記しておきたい。
憶測や流言も含まれているかもしれないが、それも含めた人間関係を楽しんでもらえると嬉しい。
人によって情報量に差があったり、私もまだ明確に特徴を認識できていないレフェリーも多いのでまた随時追加していきたい。

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ヘスス・ヒル・マンサーノ

1984年2月4日生まれ
2012年デビュー
本業:環境化学学士

ラ・リーガを代表する審判でCLやネーションズリーグなどの国際経験も豊富。FIFA国際審判に指名されたときはわずか29歳で、このカテゴリーに選ばれた史上最年少のスペイン人となった。だが、クレからの評判が芳しくない。
いやどのクラブのファンからも評判はよくない。

それもそのはずメッシからは2018年に握手を拒否され、その報復かどうかはさておき、2021年1月のスペインスーパーカップ決勝では彼にクラブキャリア初の退場を宣告している。また同年4月のクラシコでは「敬意をもって接してくれ」と忠告したメッシに「ルールを知らないなら、後で教えるけど」と言ったとか言わなかったとか。基準が不明なことも多くほとんどカードをださなかったり、大量にカードを出したりもっぱら試合をコントロールできない男と認識されている。(かわいそうになってきた)

ジエゴ・コスタはマンサーノの母親を侮辱し8試合の出場停止になったことも。つい先日もジョアン・フェリックスに途中出場からあっという間に退場を宣告した。
ただ顔つきは精悍で気も強く、今夏は交換審判としてコパアメリカに派遣もされているので期待はされているのだろうから、成長を見せてほしい。


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