Ed Matsuda

オンラインのインターナショナルスクールCrimson Global Academy日本…

Ed Matsuda

オンラインのインターナショナルスクールCrimson Global Academy日本代表/文科省中教審委員/ハーバードとスタンフォード大学院卒/元京大特任准教授、TFJ代表など「教育」を軸に活動/日本のオンライン教育を牽引します→http://amzn.asia/2rTCaRa

最近の記事

RIP プロ冒険家/夢を追う男 阿部雅龍

大切な友人のあべちゃんが3月27日に亡くなった。 「彼はもういない」という事実は受け入れ難く、まだ信じられない。 すごい笑顔でニコニコしながら壮絶な冒険の話をするあべちゃんから新しい冒険の話を聞けないと思うと、何だか大きなものを失った感じがするここ数週間、本当にツラかった。 多田さんが40で亡くなり、あべちゃんも41で亡くなった。僕も今年41だ。 あれだけ屈強でストイックで健康を意識していたあべちゃんでも病気で亡くなるという現実を目の当たりにし、一気に「死」が身近なも

    • ハーバード大学のアファーマティブアクション判決は氷山の一角でしかない

      アメリカの公民権運動の象徴の一つともいえるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)。大学の入学審査の現場では、入学選考で黒人や中南米の人種を中心に合否判定の際にの優遇措置として活用されてきていました。 2014年11月に、公正な入学選考を求める学生団体Students for Fair Admissions(SFFA)がハーバード大学とノースカロライナ大学が入試において行っている人種に基づく積極的差別是正措置はアジア系や白人の入学審査を不利にするものであり、合衆国

      • 子どもの教育格差と自己責任論

        NewsPicks の Weekly Ochiai に出演しました。 前回の「コロナ格差と教育を考える」に続いて今回は「子どもの教育格差と自己責任論」と教育格差がトピック。 なかなか白熱した議論が繰り広げられたが、こんな議論をしていては、教育格差の課題は一生解決されないな、、、と猛省した。そもそも番組として教育格差の実態や自己責任論について全く言及できていないので、観てくださっていたかに申し訳ない気持ちも。 番組が終わって、もやもやする気持ちしか残らなかったので、書くこ

        • ハーバード大学、SAT/ACTを必須としない事を発表

          はい。ハーバードはSATやACTを必須としない事を発表しました。 https://www.wsj.com/articles/harvard-university-wont-require-sat-act-for-admissions-next-year-11592272825 さあ、今年の受験生どうしますか? これまで以上に差別化するエッセイを書き上げる事が必須です。 徹底した自己分析、課外活動含めた一貫した出願資料を仕上げていくことです。 もはやエッセイ勝負の世界

        RIP プロ冒険家/夢を追う男 阿部雅龍

          高校生に向けて

          高校生よ、立ち上げあれ。 課外活動も別の次元に引き上げよう。 自分の可能性を解放するんだ。 今年、ブラウン大学に合格したLorraineは Black Lives Matter ムーブメントの中で自分ができる事を考えて、行動を起こした。社会的不条理を是正するために、筆を取り、ドウェイン・ジョンソンに手紙を書いた。その手紙がThe Rockの心を動かし、何億人にメッセージを届ける事になった。 高校生世代こそが、今日本や世界が直面している様々な課題の解決に取り組める可能性

          高校生に向けて

          【完全解説】コロナと9月入学

          まずはじめに、このタイミングで「グローバルスタンダードにするために」9月入学を推奨している人たちに言いたい。 「9月入学でグローバルスタンダードにする前に、思考をグローバルスタンダードにしましょう」 今、9月入学を推進しようとしている人たちの議論を追っているが、とても短絡的で思考が浅い、グローバルスタンダードとは程遠い主張に感じる。 実は、私は海外進学をサポートするオンラインの塾 Crimson Education Japan を経営しているし、オンラインのインターナシ

          【完全解説】コロナと9月入学

          好きを徹底的に追及することで道は拓かれる

          高校生クイズの第40回大会がコロナの影響で、延期もしくは中止になる可能性があるとのニュースを目にした。 今の状況からしたら、中止という判断が最終的になされたとしても、正しい判断だろうし、仕方がないとも感じる。この大会を目指して準備をしていた高校生たちは、その努力や情熱を生かしながら、オンラインのクイズ大会を開催したり、クイズゲームを開発するなどして是非とも頑張ってほしい。 さて、今日は課外活動や今年の高校生クイズ大会の話をしたいのではなく、僕自身が当時高校生クイズに参加し

          好きを徹底的に追及することで道は拓かれる