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自分の摂食障害が「治った」と分かるまで
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
摂食障害専門カウンセラー歴11年目ですが、様々なクライアント様とお会いする中で、改めて「摂食障害は非常に分かりづらい病気」だと感じています。
・回復に向かっているのか
・実は、摂食障害をぶり返しているのか
・治るまで、あとどれくらいなのか
・治った後、どんな未来になるのか…
これらのことが何も分からないまま、ただ何となく通院して、ちょっと話して、次の予約と薬を受け取って、帰宅して、また次回…という日々を過ごしていませんか?
実は、私の摂食障害時代は、まさにそんな「ただ何となく通院」という時期が長ったです。
・自分が回復しているのかしていないのか
・なぜ今の症状がでているのか
・「治った」と言えるまで、あとどれくらいの月日が必要なのか
・今の状態と「治った状態」とは何が違うのか、何をすればいいのか
・「治った時」とは、どんなふうに分かるものなのか
イロイロ疑問を抱きつつも、通院先の主治医の先生にじっくり聞く時間的余裕はないまま、モンモンとしていました。
こうした経験があるからこそ、当オフィスの摂食障害専門カウンセリングでは、卒業基準を明確に示しています。卒業基準はこの記事の後半で解説しています。
【私の摂食障害】「治った」と分かるまで、約2年の道のり
摂食障害(最初は拒食症)と診断されて5年が経過する頃、摂食障害が治りきっていないまま自営業になりました(*オススメはできません)。
はじめての仕事で悩みつつも、摂食障害が回復しているのか否か分からないまま、ただただ心療内科の通院を続けていました。
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