見出し画像

朝ごはんを仕組みで強化

出産してから、小説が育児本にとって代わりました。

色んな本を読んでいますが、何冊かに1回、必ずと言っていいほど登場するのが、

朝ごはんの大切さです。

そんなことは分かりきっているのですが、朝はなかなか時間が作れず、限られた時間の中で充実した朝ごはんをイチから作ろうとすると、とにかく時間が無い。そして結局大したものが準備できない…というなんとも自己肯定感が下がるサイクルに陥りがちです。

このジレンマの真っただ中にいる際に出会ったもの、それが月間献立です。

時短料理に対するモヤモヤ

私はもともとレシピ通りの材料を買って作るというのがあまり性分に合っていませんでした。子供が生まれ、復職してからは、レシピ本を眺めながら料理をしている時間がさらに取れなくなったのが現状です。料理をしていても泣かれたり呼ばれたりするとすぐ中断し、ご飯の時間は遅くなる一方…

そんな折、ホットクックという神家電に出会い、私の料理はさらに適当さが増しました。というのも、ホットクックは冷蔵庫にある野菜を適当に切ってお肉や魚と一緒に入れると、なにかしらの美味しい煮込み料理に仕上げてくれるからです。朝も適当に野菜を切ってスイッチを入れれば、身支度をしている間にお味噌汁が出来上がります。

画像1

ホットクックは料理の時短化にかなり貢献してくれて、負担は減っていたのですが、どこか心の奥の方でモヤモヤしていたことがありました。それは

・朝ごはんをもっと美味しく充実させたい
・いつも同じメニューになりがち。レパートリーを増やしてご飯の時間を楽しみたい

という2つの気持ちがあったからです。

決して料理が得意なわけでも、とても好きなわけでもないのですが、見た目も味も美味しいご飯を食べていると幸せな気持ちになります。それはすごく凝ったものでなくて良いのです。ただ、「時間もないし、冷蔵庫に適当な食材もなくて、とりあえずこれしか作れなかった」という状況を脱したいなと、娘と一緒に「美味しいね」といいながら食べられるご飯を作りたいなと思っていたのです。

献立表を自作するなんて…無理!という先入観

先日、ワーママの先輩であるしばななみさんとようこさんが「月間献立シェア会」というとても素敵な会を開催してくださりました。お二人とも月間献立を1年以上継続されているプロです。

しかし最初は「月間献立?私には縁遠い」と思っていました。だって献立を考えるなんて大変ですし、そもそも出来なさそう…。

しかしこれは大きな間違いでした。

月間献立を作ると、

・買い物の無駄が無くなる
・「何作ろう」と悩む時間が無くなる
・作るものが分かっているので、仕込みや準備が分かり、少し凝った料理も手を出せる

と、たくさんのメリットがあることを学びました。

私の料理は行き当たりばったり。買い物のときは「この野菜や肉、買っておこうかな」と買い、毎日冷蔵庫を開けて、あるものの中で「何作ろう」と迷う日々。

料理って作って終わりじゃないんですよね。どんな食材を調達するか、その食材をいつ使うか、そして調理時間はどのくらいか、さらにいつ買い物に行くか…あげればキリがない程細かいタスクに溢れ、結構な時間、思考を取られていることに気付きます。

この状況を改善できるかも?と思い、月間献立にチャレンジしてみることにしました。

月間献立があると買い物で迷わない

月間献立に取り組み始めたのが月半ばだっため、まず2週間分の夕食の献立を作ることにしてみました。カレー、シチューなど、鉄板メニューを散りばめ、レシピ本を眺めながら、食べたいメニューをピックアップし、それを当て込んでいきます。普段なかなか手の出ない「メニュー名のあるメニュー」が献立の中に入ります。ちなみに私は、ホットクックで謎メニューを生み出すプロ(自称)です。

この献立を元に、買うもの(食材)をスマホにメモ。買い物に出掛けました。いつもは、これ作ろうかな、あ、これも買って置いたらいいかな、と常に頭の中で考えながら、そして迷いながら買い物をするのですが、今回は買うものが決まっているので歩くスピードも買い物にかかった時間も、比較的短かったと思います。買うものが決まっていることがこんなにストレスフリーだとは…!ちょっとした発見です。

朝ごはんにこそ月間献立を

気付けば月末、そろそろ次の月の献立を考えてみようかな。そう思った際に気付いたのです。私は夕食しか献立を作っていないが、朝ごはんも献立を作ったら、理想の朝ごはんに近づけるのかも…?と。

私の理想の朝ごはんは何かというと、『タンパク質と野菜があり、見た目もそこそこ美味しそうなご飯』です。トーストと目玉焼きとミニトマトでいいじゃん?って言われそうですが、娘は最近食わず嫌いもあり、またお米の比率も増やしたいと思っていたので、メニューを充実させたかったのです。(だってお米って必然的におかずを要求するんですもの!パンはパンとヨーグルトという組み合わせが成り立つのに、ご飯はなぜか成り立たない…)

そこで、こちらの本から朝ごはんのメニューをローテーションさせることに。

画像2

朝ごはんも献立化すると、「あ、明日はおにぎりだからご飯炊いておこう。」とか「玉子パンだからゆで卵作っておこう」など、事前に計画が出来るんです。これは最初に抱えていたモヤモヤ(朝ごはんをもっと美味しく充実させたい&いつも同じメニューになりがち。レパートリーを増やしてご飯の時間を楽しみたい)を一気に解消できる…!

月間献立を作る大変さは慣れで解消

最初に月間献立を作ろうとした際、私の手が止まりました。「何を書こう…」と行き詰ってしまったためです。謎メニューばかり作る私はメニューのレパートリーが少ない。そのため書けるメニュー名があまりなかったのです。

ここでレシピ本の出番です。今まで眺めて「美味しそうだなぁ」で終わっていたレシピ本で食べたい、かつ作れそうなメニューをピックアップし、それを書き込んでいくことで解決しました。

画像3

ちなみに月間献立を作ること自体は時間がかかります。慣れた人だと30分、私は最初1時間~1時間半かかりました。でも、毎日冷蔵庫を眺めてため息が出ることや、朝ごはんを食べながら「昼食or夕食何作ろう」と考える時間から解放され、少し脳みそがすっきりしています。料理は脳トレと言われるくらいなので、やはりたくさんのメモリーを消費します。

月間献立、ワーママライフとの相性も良さそうなので、試行錯誤を繰り返していきたいと思います!

参考になった献立本

応援するよ!という心お優しい方、「スキ」を押していただけたら励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?