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プログラミング初心者が、初心者に伝えたい、プログラミングのはなし vol.1

この話は、どこまで続くかわからないので、vol.1としてスタートします。

2019年の秋頃からプログラミング(Ruby)を学びはじめて約半年が経過し、色々と学ぶことや気づきがあったので、この記事でシェアしたいと思います。

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【この記事の目的】
・プログラミング初心者が、どこにつまづき悩むのかを広めたい
・プログラミング初心者が、学びを続けられるコツを伝えたい
【この記事の想定読者】
・これからプログラミングを勉強しようかな、と思っている人
・今プログラミングを学んでて、挫折しそうだと思ってる人
【執筆者である私のバックグラウンド】
・ゴリゴリの文系。数学苦手
・プログラミングの知識と経験まるで無し
・パソコンあんま得意じゃない。excelのsum関数しかわからない
・学び始めたのは記憶力の低下が著しい44歳の秋

スタートのきっかけは「なんとなく」でもOK

僕がプログラミングを始めた、最初のきっかけは、「なんとなく」でした。よく、
「学ぶ目的がないと続かないよ」
とか
「何か作りたいものが明確にならないと、プログラミングなんで学ぶ意味がない」
とか言われますが、僕はそうは思いません。最初にそんな目的が無くても半年続けられているし、続けているうちに

・「へー、プログラミングを学ぶと、こういうことができるのか」
・「こういうもの作りたいんだけど、これはこのコード(プログラム)を書くとできるかもな」


なんて考えられるようになってきます。

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だから今からプログラミングをはじめようかな、でも目的ないんだよなと思ってる人も安心してください。
「なんとなく面白そうだからやってみよう」という気持ちだけあれば、最初の一歩は踏み出せると思います。

ただ、続けるためのモチベーションを保てるかというと、それは話は別なので、これに関してはこのシリーズの別の機会に譲ることにします。

ちなみに、私個人がプログラミングを学び始めようと思ったきっかけについては、こんな記事を書いているので、よかったら読んでください。

最初にやったこと

学ぶにあたりまず最初にやったのが、周りの詳しい人に聞きまくることでした。

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幸い私の勤めている会社は、むちゃくちゃ優秀なエンジニアが沢山いて、色々なことを教えてくれるので、とにかく色々聞きました。

どのプログラミング言語から学んだほうがいいのか? 何で学べばいいのか? 本かWEBか学校か? 学校ならプログラミングスクールがいいのか?ガチで大学に行くべきか? 色々アドバイスをもらいました。

そして自分なりに色々リサーチをしまして、「これは一度プログラミングスクールとやらに潜入するのはアリだな」と思い、東京の渋谷、新宿にある3つの教室が開催している無料体験講座に行きました。

もしプログラミングに詳しい人が周囲にいないのであれば、いきなりこの体験講座に行ってみることをおすすめします。地方の方なら、オンラインでできる講座があるはずのなので、調べてみてください。

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この無料講座がとても役に立ちました。
基本的にどこにスクールも体験講座をやっているので、一度受けてみるのはおすすめです。実際にパソコンを使ってその場でプログラミングを体験することができます。

その場で申し込んで入ることも可能ですが、僕は色々悩んだ結果、最終的には独学でしばらくやってみることにしました。
スクールがダメ、ということではありません。スクールは結構な授業料を払うので、自分を背水の陣に追い込むという意味ではとてもいい場だと思います。あと人脈作りという面でもメリットがあると思います。

独学でやってみて、挫折したらスクールに通ってスキルをあげればいいや、そう思った次にやったことは、教材選びでした。

どの教材で学んでいくかは、次の記事でお話したいと思います。

エンジニア、という人たち

ちょっと横道にそれますが、プログラミング初心者の方で、もし周囲にエンジニアの方がいたら、相談に乗ってもらうことをお勧めします。

でも、エンジニアの世界って初心者から見ると、閉ざされた空間というか、近づきがたいイメージがありませんか?

僕も最初は、エンジニアの世界というは閉鎖的で他者を受け入れず、梁山泊のような世界で素人が近づいて相談しようものならロジカルに畳み掛けられて論破されそうな怖いイメージがありました(笑)。

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でも実際は、自分がプログラミングに興味があって勉強したいと相談すると、誰もが惜しげもなくアドバイスしてくれたり、情報をシェアしてくれるんです。

むしろ別の職種の人間の方がよっぽど閉鎖的だな、と思えるほど、エンジニアの人たちは、本当に何でも丁寧に教えてくれます(僕の周りのエンジニアがたまたま優しかったのかもしれないけど。笑)。

僕がプログラミングを勉強して、最初に強烈に驚いたことがあるのですが、プログラミングの世界は、書いたプログラムをオープンにするカルチャーがあるんです。これにはめちゃめちゃ驚きました。

僕は長年出版業界にいて、この業界は先輩が何かを懇切丁寧に教えてくれることはありませんでした。企画書の書き方を聞いても「自分で考えろボケ!」「会議で先輩がどうやって企画を考えているか参考にしろ!」と言われることが多い世界でした。ザ・昭和ですね。「若造は見て習え!だから見習だ!」の世界です。

そして僕は先輩がいない日の夜を狙って、上司の机の中から企画書や資料を拝借してはコピーして勉強したものです(笑)。

そんな世界に長年いたので、エンジニアの世界の「教えあって互いに研鑽してよりよいものを作っていく」というカルチャーにむちゃくちゃ衝撃を受けました。
そしてエンジニアの人たちは、なんにもわからない僕に色々なアドバイスをくれました。多分これを読んでいるあなたの周りにいるエンジニアの人たちも同じはずです(違ってたらごめんなさい)。

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これは私の勝手な印象なのかもしれませんが、エンジニアのカルチャーというは、助け合う精神が根底に流れているんだ思います。基本的に、困った人には手を差し伸べてくれます。

ちょっと話が逸れましたが、次回は独学プログラミングをどうやってはじめて、どうやって続けていったかを話したいと思います。参考にした本やサイトもご紹介します。
つづきはこちら

なお、このシリーズは、初心者である私が、初心者の目線で同じプログラミング初心者や、これからはじめようとしている人に向けて書いています。なので、遠くから優しい目で見て頂けると幸いです(もちろん間違いがあれば直します)。

東京都八王子市高尾山の麓出身。東京在住の編集者&ライター。ホッピー/ホルモン/マティーニ/アナログレコード/読書/DJ