見出し画像

プログラミング初心者が、初心者に伝えたい、プログラミングのはなし vol.2

前回の記事で、プログラミング教室の体験入学をした結果、独学で学んでみることにした、という話をしました。

今回は、どういうプロセスでどの言語を学ぶことに決めたのか? 教材はどうしたのか? という話をしたいと思います。

Rubyという言語を選んだ理由

プログラミングのことなんてよくわからない僕が、最初に選んだ言語はRubyでした。事前のリサーチで

・統計とかディープ・ラーニングをやるならPython(パイソン)。
・最初はHTMLとかCSSが入りやすい。
・ブログとかやるなら、WordPress使えるようになるためにPHPを学んだほうがいい。

みたいなことを見聞きしていたのですが、最終的にRubyを選んだのは特に深い理由はなく、プログラミングの体験教室で最初に触れたのがRubyだったからなんです(笑)。

その後、「Rubyはプログラミング言語でも初心者には入りやすい」とか、「JavaとかC言語に比べてRubyは初心者向けだ」みたいな話を聞きますが、そもそもJavaとかC言語のことは、私は全く知らないので比較のしようがなく、Rubyも初心者にとっては十分難しいので(笑)、難易度のことはよくわかりません。

でもRubyは、ド素人な私でもこうやって挫折せず半年間続けられているので、そういう意味では初心者にも勉強しやすい言語なのかもしれません(あと、HTMLやCSSも学んでいますが、これも比較的学びやすいなと感じました)。

画像4

あと、半年やって気づいたことなのですが、Rubyを一通り学んだ後、例えばPythonやPHPなどの他の言語の本をパラパラめくると、「プログラミングの知識がゼロ」の状態よりも、書いてあることがなんとなく理解できるようになりました。

もちろん完全に理解することは不可能ですが、「こういう風にプログラムを書いたら、こういう結果が得られるのか」ということが、なんとなーく理解できるようになりました。

画像3

ですから、最初の言語を選ぶ時は、比較的初心者にもとっつきやすい言語は何か調べたり有識者に聞いて、そこから入っていろいろな言語に幅を広げていくのがいいのかなと思います。

まずは本を買ってみた

私がRubyを学んだヒストリーは以下です。

・まずは入門書を買ってやってみる

・書いてあることがわからなかったら、ググるか人に聞く

・入門書に挫折しそうになったら、WEB上の講座を使う

これを繰り返して、螺旋状に知識と理解度を深めていきました。

プログラミングを独学するには、大きく分けて①本で勉強する、②WEB上のコンテンツで勉強する、という二種類があります。僕の経験上、どっちの方法でもいいと思いますが、僕は本で学ぶ方が学びやすいと思ったので、本から入りました。

最初に使う本を選ぶ時、「とにかく簡単で、楽しそうで、続けられそうな教材」を選ぼうと心がけ、悩んだ末に買った本がこれです。

画像1

タイトルはそのものズバリ「たのしいRuby」!

お!これは楽しそうだなと!

しかも帯コピーも「わかりやすくてNo.1」、しかもRubyを開発した、まつもとゆきひろさんが「初心者の気持ちを裏切らない」とおっしゃっているではないですか!!!!





ところが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この本がまた、初心者にはめっちゃめちゃ難しいんですよ!!!

裏切られた!!!!(笑)

後になって知ることですが、この本は3ヶ月ぐらいプログラミングを学んだ後に読むと、深くて詳しくて丁寧に書かれていることがわかるのですが(今でもすごい参考にしています)、プログラミングの初心者中の初心者には難しいです。

この本からRubyに入った私は、「ぜんぜんたのしくないRuby」で最初の3日で挫折しそうになりました(笑)。

このままではマズい、と思った私は、本屋に通ってRubyの入門書を大枚をはたいて(プログラミングの本は高いです。笑)何冊も書いました。

そんな人柱になった僕が、「これなら独学を続けられるかも」と見つけ出した一冊がこちらです。

画像2

この本は、イラストも多くて、超初心者がつまづくポイントをきちんとフォローしてくれています。「知っている人には当たり前」のことも、超初心者には理解できません。

たとえば、プログライミングやっている人なら常識の「|」って知ってます? これ「パイプ」って読むんですが、キーボードのどこにあるか知ってます? 僕はプログラミングやるまでは、パイプなんて記号知りませんでした(原稿書く時に縦棒で文字分けるために使ってた)。多分プログラミングやってなかったら、一生知らなかっただろうな(笑)。

この本は、「|」のキーボードの位置をはじめ、Rubyを学ぶ上でのパソコンの環境設定など、超初心者でもわかるように、「かゆいところまで手が届く」解説をしてくれています(絶賛してますが、僕は技術評論社からお金をもらっているわけではありません。笑)。

次の回では、この本を使ってどうやって学んでいったか?についてお話したいと思います〜!

画像5

なお、このシリーズは、初心者である私が、初心者の目線で同じプログラミング初心者や、これからはじめようとしている人に向けて書いています。なので、遠くから優しい目で見て頂けると幸いです(もちろん間違いがあれば直します)。

東京都八王子市高尾山の麓出身。東京在住の編集者&ライター。ホッピー/ホルモン/マティーニ/アナログレコード/読書/DJ