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生食か、天ぷらか?

基本的に週1回の活動であるエディブルヤードの今回は、農作業ではなく調理実習です。種から育てて唯一実っているオクラと、キャンパス内に自生しているシソとミョウガ、そしてもはやすっかりお馴染みのヤブガラシを天ぷらにしました。ゲストとして、スーパーで買ったナス(笑)。

協生農法の開祖ムーさんによると、無農薬・無肥料で育った野菜は、たいてい生食できるそうです。スーパーで買った野菜を生で食べると苦いのは、だいたいが肥料のせいであると。前回初収穫したオクラも、生で食べてとてもおいしいものでした。鮮度ももちろんあるでしょうが。

シソは、先日自生地から自分たちの畑に幾つかの株を植え替えたのですが、その多くがかなり虫食いに。

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しかも、調べてみるとシソは半日陰くらいが良いらしいです。たしかにキャンパス内で自生しているところは校舎の北側など日当たりがあまり良くない(朝と夕方だけ日が当たるような)ところ。自然に生えている様子を観察して、なぜそこに生えているのかを予想するのは「協生農法は物理」の基本であると実感しました。

ミョウガはもう新しい芽が見当たらなかったので、どうやら季節が終わったみたい。もっと早くから採り始めていれば良かったと少し残念です。

そしてヤブガラシ。もうすっかりおなじみです。道端でも「おっ、そこにもいるね。」と目につくようになりました。今回は新芽の部分を素揚げにしてみましたが、これは幾らでもイケますね。ビールのつまみに良さそうです。私は車で来ているので飲めないのが残念。素揚げといえば私はアシタバの素揚げも大好きなのですが、エディブルヤードに蒔いたアシタバは1つも芽を出さず。また時期と場所を変えてトライしたいと思っています。

オクラは、今回は7本も採れたのですが、そのうち2つは育ちすぎてしまって固くて食べられませんでした。オクラは花が咲いてから3-5日で収穫らしいので、週1回の活動では採りきれないものが出てしまいます。まあ今回育てているのは数株でしかないですが。成長スピードは結構すごいですね。

天ぷらは衣の量がポイントですね。今回は最初衣を付けすぎて安い海老天みたいになってしまったのですが、後半は薄めて薄く付けるようにしたら良くなりました。

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協生農法が軌道に乗ってくると「8割が収穫、残りが種まきと草管理」になるのが理想とのことなので、ほぼ毎回調理実習になる? どうやってそこまで持っていくか、観察と学びを深めていきます。

(フジムー)

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