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ナイトスクール授業紹介「データサイエンスの経済学―調査・実験,因果推論・機械学習が拓く行動経済学―」(依田高典、京都大学教授)

こんにちは、株式会社エコノミクスデザイン(EDI)です!

今回は、弊社が提供するオンライン学習サービス「ナイトスクール」の過去の授業をご紹介します。

ナイトスクールは、アカデミックな分野で活躍する講師たちが「経済学のビジネス活用」をメインテーマに、ビジネスに使える学知を提供するオンライン学習サービスです。
今では、経済学だけでなく、マーケティングや経営学、工学系分野までテーマを広げ、授業を開講しています。
トップ研究者がビジネスの現場で役に立つ知見を分かりやすくレクチャーします。

ナイトスクールには、2つのプランがあります。

  1. レギュラー会員プラン
    毎週木曜日21時から行われる約1時間のライブ配信授業を視聴できるサブスクプランになります。加入月の1ヶ月前に開催された授業のアーカイブ閲覧もできるプランです。また、ライブ配信にご参加いただくことで気になった内容を随時質問できるのが最大の特徴です。

  2. 単品購入プラン
    過去開催された授業を閲覧することができるプランです。単品で購入することができるため、気になった授業のみ購入することができます。
    レギュラー会員で継続的に学ぶ一方、過去授業で必要な部分のみご購入されることで、「時勢に合わせた内容+ご自身に必要な内容」を学ぶことができます。

2つのプランを活用することで、ご自身のライフスタイル・学びたい内容に合わせて、効率よく学ぶことができます。

過去授業・現在開講中の授業の閲覧はこちら
My Account / The Night School

今回ご紹介するのは、依田高典(京都大学教授)による「データサイエンスの経済学―調査・実験,因果推論・機械学習が拓く行動経済学―」です。

世界的なAIブームやDX推進もあり、データサイエンスは活況を見せて、それは経済学でも同様です。この講義はデータの作り方や使い方など、データサイエンスの実践にフォーカスした専門的な内容になっております。

約15分の無料公開動画はこちら

公式サイトの講義ページはこちら
「データサイエンスの経済学」(依田高典、京都大学教授)


講義の概要

(以下、サイト掲載文になります)

◆講師紹介

依田 高典(いだ たかのり)
1965年、新潟県生まれ。
1989年、京都大学経済学部卒、1995年、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。
現在、京都大学大学院経済学研究科教授。同研究科長・同学部長(2021~2023年度)。その間、イリノイ大学、ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学客員研究員を歴任。
専門は応用ミクロ経済学・応用実証経済学。行動経済学・フィールド実験・因果推論ならびに機械学習の融合研究に取り組む。
主な著書に『データサイエンスの経済学』(岩波書店)、『スマートグリッド・エコノミクス』(有斐閣)、『ブロードバンド・エコノミクス』(日本経済新聞出版社)、『行動経済学』(中公新書)、『「ココロ」の経済学』(ちくま新書)等がある。
日本学術振興会賞、日本行動経済学会ヤフー論文賞、日本応用経済学会学会賞、大川財団出版賞、ドコモモバイルサイエンス奨励賞等を受賞。

◆講師コメント

この講義では、2023年10月に岩波書店から発売された同書を分かりやすく解説します。
ビッグデータの集積や人工知能の活用が叫ばれる中、エビデンス重視の実証革命が進み、データサイエンスを駆使した新たな経済学が要請されています。
著者の過去20年間の研究を踏まえ、因果推論や機械学習などを用いるデータ分析の手法だけでなく、適切にデータを取得する調査・実験の手法を解説し、使える経済学の字引を提供します。

◆レベル

上級

◆キーワード

データ分析・機械学習(AI)・応用実証経済学・行動経済学

◆この講義で目指すこと

・ハイレベルな調査・実験手法の活用
・経済学と機械学習の融合の把握
・データサイエンスに対する理解の涵養

◆お薦め

・ビジネスでフィールド実験を行う方
・機械学習を活用する仕事に携わる方
・データ分析を扱う経済学研究者にも

各回の概説

第1回「フィールド実験の実践―無作為比較対照実験―」

この回では、先ず、フィールド実験の経済学と題して、フィールド実験の強み、フィールド実験の歴史、フィールド実験の分類、フィールド実験と行動経済学を取り上げます。次に、フィールド実験の実践と題して、実際にフィールド実験を使おう、米国の教訓、日本の挑戦を取り上げます。さらに、フィールド実験の事始め、フィールド実験は万能かを取り上げます。

第2回「フィールド実験の作法―オプトイン vs. オプトアウト―」

この回では、強制型と承諾型のフィールド実験と題して、強制型フィールド実験とは、強制型平均介入効果を測る、承諾型フィールド実験とは、承諾型平均介入効果を測るを取り上げます。次に、けいはんな学研都市の強制型フィールド実験と題して、ナッジの意義と限界を探る、けいはんな学研都市のフィールド実験、けいはんなフィールド実験の推定モデル、けいはんなフィールド実験のピークカット効果、馴化・脱馴化を探るを取り上げます。さらに、横浜市の承諾型フィールド実験と題して、デフォルト・バイアスは手強い、横浜市のフィールド実験、横浜市フィールド実験の推定結果、横浜市フィールド実験の加入率分析、横浜市フィールド実験のネット・ピークカット効果、横浜市フィールド実験のトータル・ピークカット効果を取り上げます。

第3回「ポリシー・ターゲティングの経済学(上)―コウザル・フォレスト―」

この回では、経済学と機械学習の融合と題して、因果的機械学習、因果的機械学習の概要、ランダム・フォレストの概要、コウザル・フォレストの概要を取り上げます。次に、コウザル・フォレストの実際と題して、節電リベートのフィールド実験、コウザル・フォレストの応用、コウザル・フォレストの推定結果を取り上げます。

第4回「ポリシー・ターゲティングの経済学(下)―限界介入効果・経験厚生最大化―」

この回では、限界介入効果と題して、限界介入効果の概要、オプトイン型vs.オプトアウト型フィールド実験、米国ロスアラモス実験のMTEを取り上げます。次に、限界介入効果の研究の発展を取り上げます。次に、経験厚生最大化と題して、経験厚生最大化の概要、強制型vs.オプトイン型節電リベートのフィールド実験、経験厚生最大化の応用、経験厚生最大化の推定結果を取り上げます。さらに、経験厚生最大化の研究の発展を取り上げます。

ナイトスクールで最先端の知見を学ぶ

ナイトスクールは「ビジネス×経済学」に特化したオンラインスクール。
経済学知を使ってこれからの社会を変えていく、社会人の「学びの場」を提供いたします。

ナイトスクールで私たちと一緒に最先端の経済学の知見や事例を学び、ビジネスに活用しませんか?

また、エコノミクスデザインでは講義で学んだ知見を自社で実装するためのソリューションも、コンサルティングサービスとして提供しております。
現在、多くの研究者がエコノミクスデザインに参画し、様々な分野の研究者が案件に従事しています。

今では、上場企業やグローバル企業を含む、数十社以上の企業にコンサルティングを提供するまでに成長しました。
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