21_21 DESIGN SIGHTで開催された「もじ イメージ Graphic 展」に行きました|展示会レポートと感想
21_21 DESIGN SIGHT で2024年3月10日 (日)まで開催中の「もじ イメージ Graphic 展」にeDESIGNERSメンバーで行きました。
はじめに
eDESIGNERSメンバー一同行ってみたいと思っていたタイポグラフィを中心とした展覧会、21_21 DESIGN SIGHTで開催(2024/3/10まで)の「もじ イメージグラフィック展」に行きました。
今回は平日の14時頃に入場したんですが少し歩きずらいと感じるほどたくさんの人でにぎわっていました。
それだけの人気が出るほどだと納得する展示会だったのでどんな展覧会だったのかレポートとしてご紹介しようと思います。
感想
展示場に入るやいなや「いらっしゃいませ」の文字をかたどったネオンサインが出迎えてくれました。
順路に沿って進んでいくと壁一面にタイポの施された撮影禁止の展示ルーム、少し古いポスターがたくさん並んでいました。それらのポスターが並んでいた時代は確かに昔ではあったのですが、古めかしさを感じないほどに洗練されたデザインであり、心打たれるものがありました。
展示ルームを抜けると本展のメイン会場へ。
入ってすぐにたくさんのポスターに囲まれた展示室はデザイナーにとって至高の空間でした。
モノトーンからビビットで奇抜なデザイン、洗練された海外風なデザインなど、コーナーそれぞれ作品一つ一つに魅力があり立ち止まっている人たちも多い空間でした。
特に上記画像奥のビビットカラーでまとめられたポスターたちは同じ文字(情報)をレイアウトを通して全く違うものに見せるという勉強にもなった作品でした。
さらに奥に進んでいくと、ストリート、和風、レトロ、アーティスティックなデザイン等々デザイナーそれぞれの世界観で包みこまれたコーナーが広がっていました。
こちらのコーナーもまた魅力的で、一つ一つが洗練された少ない展示数ではあったのですが、それぞれにぎっしり詰め込まれていました。
例えば黒板のような素材にチョークでぎっしりタイポが詰め込まれた作品はとても魅力的でひと際目立っていました。
それぞれが文字から展開したタイポグラフィであり、奥行きを使う使わないの差もありつつのまとまったシェイプ、不自然な余白を感じさせない全体的なレイアウト、また繰り返しを使わないところにこだわりを感じました。
このほかにもたくさんのジャンルのデザインが展示されており、それぞれのコーナーにそれぞれの色がありました。
1周するだけでは物足りず2周3周と重ねて展示を見て回り、とても有意義な時間を過ごせました。
esportsのグラフィックは世界観を大切にし、日本特有のグラフィック感覚である文字の組みかた、タイポグラフィの多様さを活用したものでできていると考えています。
今回の展覧会では特にそれぞれが生み出す世界観とタイポグラフィの可能性の視野がかなり広まりesportsのグラフィックとして今後活用できるものだと感じました。
メンバー感想
最後になりますが、
eDESIGNERSは制作のインスピレーションを受けるため月に一度展覧会に足を運んでいるのですが、今回はさらにデザイン力を強化するための勉強も兼ねた展覧会でした。
日本語独自のタイポグラフィを中心にグラフィックの可能性の視野を広げられました。これを機に更にレベルUPを目指してeDESIGNERS一同これからも制作に励みます。
月に1度展覧会に向かい、執筆可能なものは今後も投稿していきますので、今後のeDESIGNERS公式Xでの投稿チェックもお忘れなく。
最後までご清覧いただきありがとうございました。
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