岡 拓也 / okataku

UX Designer / XRとインタラクションデザインが大好物です。

岡 拓也 / okataku

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最近の記事

Xデザイン#3のリフレクション

"時間をいくらかけても、経験や知識がないとその上には何も生まれない" トライアンギュレーションを早速実践するべく、課題企業の現場を見にいこうと思っている。とはいえ、今回は新規事業提案であり、既存事業の延長線上にあるスモールビジネスの提案が求められているわけではない。この場合、現場を見にいくと言っても、何を見にいけば良いか整理がついていなかった。これは、無意識のうちに飛び石的な突発的なことを求められているように捉えてしまっているためだと思う。しかし、思いつきで良いわけではなく

    • Xデザイン#2のリフレクション

      事業モデルと収益モデルの両立ほとんどの企業やほとんどのXデザインの課題で、事業モデルだけ考えてしまう。どうやって儲け、継続的に事業モデルを実現させるのか、収益モデルも併せて考えないといけない。 ということは、前回まででも習い、理解できた。 ただ、どちらも同時に実現するのはとても難しいことだと思っていた。 しかし、P社の例で考えやすくなった。 ニッチなニーズを解決する収益度外視のプロダクトで事業モデルを実現し、そのプロダクトのアセットを活用して、より間口の広い収益モデル

      • Xデザイン#1のリフレクション

        デザインの学び方1回目ということでデザインを学ぶ姿勢の気づきから。 自身は方法論を学ぶ姿勢でいた。 UXデザインのマニュアルを、 講座の言葉を借りると、手順通りに複製すれば成果が出る「鋳型」を、 この講座で習得しようとしていた。 もちろんそれも学ぶが、マニュアルがそのまま使えることなんてほとんどなく、自分で方法から探索しなければならない。 なにしろお客さんは毎回違う。 その上で役立つ、普遍的な生み出し方を学ぶべきであり、 Xデザインはそれを学べる講座である事がわかった。

        • 失敗から学んだユーザビリティテストで気をつけること

          事業会社でUXデザイナーをしているokatakuです。 去年から業務でユーザビリティテストをする機会があり、慣れないながらもテストの設計や実査をこなすにつれ少しずつ分かってきたことがあるので、備忘録としてメモを残します。 この記事での"ユーザビリティテスト"ユーザビリティテストは様々な段階・対象で実施されるため、一意に語れない側面もあります。この記事では、以下のような条件・状況で実施するユーザビリティテストについてのポイントを記述しています。 ローンチが迫ってきている段階

        Xデザイン#3のリフレクション

          インタフェースデザインの心理学 「人はどう記憶するのか」

          「インタフェースデザインの心理学」で紹介されている100の方針を実例とともにまとめました。この記事では3章の「人はどう記憶するのか」に関連する8方針を見ていきます。 人はどう記憶するのか 019 ワーキングメモリの限界 「ちょっと覚えておく記憶」− 1分足らずの間だけ覚えておくと きに使う記憶− のことを「ワーキングメモリ」と呼ぶことにします。単位時間内に処理している感覚系からの入力量とワーキングメモリと のあいだには、一方が増加すれば他方が減少する

          インタフェースデザインの心理学 「人はどう記憶するのか」

          インタフェースデザインの心理学 「人はどう見るのか」

          「インタフェースデザインの心理学」で紹介されている100の方針を実例とともにまとめました。この記事では1章の「人はどう見るのか」に関連する12方針を見ていきます。 人はどう見るのか脳の約半分は目から入ってくる情報の処理を担当している。 私たちは目が物理的に受理する情報をそのまま見ているわけではなく、目が受理したイメージが脳に伝達され、脳が変更や解釈を加える。 001 目が受け取る情報と脳が私たちに伝える情報は微妙に違う 脳は目に入るものすべてに絶えず「解釈

          インタフェースデザインの心理学 「人はどう見るのか」

          カーム・テクノロジーの8原則から考えるSpatial Computing時代に守るべきこと

          こんにちは、UXデザイナーのおかたくです。 今回は、『カーム・テクノロジー 生活に溶け込む情報技術のデザイン』を読んだ上で、Spatial Computing時代に守るべきことをまとめてみました。空間的プロダクトに限らず、あらゆる情報技術を扱う人にとって学びの多い本だと思うので、是非ご一読ください! カーム・テクノロジーとは カーム・テクノロジーとは、ビキタスコンピューティングの父、マーク・ワイザーが提唱した設計思想で、ユーザーがテクノロジーとより自然な形で関われるように

          カーム・テクノロジーの8原則から考えるSpatial Computing時代に守るべきこと

          Midjourney×ChatGPTでストーリーボードを作る方法

          こんにちは。UXデザイナーのおかたくです。 今回はMidjourneyとChatGPTを使ってストーリーボードを作る方法をご紹介します。01でアイディアやそのストーリーを生み出す工程については本記事の対象外で、既に考えられた体験の流れの可視化が主となりますので予めご了承ください。 作業環境ChatGPT Midjourney(Discordのアプリ版) 作成手順1. 主人公の準備 まず初めに、ストーリーボードの主人公となるキャラクターを準備します。事前に元となるキャ

          Midjourney×ChatGPTでストーリーボードを作る方法

          The Met Unframed を体験した感想

          The Met Unframed とは  The Met Unframedとは、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンにあるメトロポリタン美術館と同国大手携帯電話事業者Verizonが共同開催している、双方向性があるバーチャルアートを体験できるウェブ上のコンテンツです。モバイル専用の無料コンテンツで、PCの場合サイトのQRコードから飛ぶことで誰でも体験することが出来ます。(現在はサービス終了) 具体的な内容このコンテンツは、 人 と アートやアイディア をコネクトす

          The Met Unframed を体験した感想