26での頸椎損傷「事実は小説よりも奇なり」❼
こんばんは。
最近、家にいる時間が長いので資格取得の勉強をしているのですが、中々家だと集中出来ませんね。学生の頃も家だと集中出来ないのでよく図書館に行ってました。今は図書館が空いてないので残念ですが。。
そんな時YouTubeでその資格専門の解説をしているYouTuberさんがいました。今は講義を無料で見れると考えると良い時代だなーと改めて思いました。そのSNSが発達してきた分、悲しい事件も起きているようですが。。先日の誹謗中傷のニュースを見ていて、菅田将暉さんの「3年A組」の最終話を思い出しました。
先日の続きです。
リハビリの成果もあってか少しずつ体の動く部分が増えていきました。
しかし、リハビリは午前中1時間、午後1時間の計2時間しかなくそのほかの時間はとっても暇です。笑
その時間は当時の彼女や知り合いと電話をする事も結構あったので、早く元の生活に戻りたいな。と感じる事も多く、電話の嬉しさと電話相手の距離感への虚しさとで複雑でした。
ワイヤレスイヤホンで電話していたので部屋に来た看護師さんからは大きな声で独り言を喋っているんだと勘違いされ、頭を打ってちょっとおかしくなっていると本気で思われていたみたいです。笑
泣。
転院が近づくにつれ、回復していることを見せたいという思いが強くなっていた事もあってか回復の幅が目に見えて大きくなっていきました。
まだ自分で車椅子に移ることは出来ないものの足を踏ん張る力がついてきて、最初は6人がかりで抱えてもらっていたのが、1人に支えてもらうだけで移ることができるように!
それよりちょっと前になるのですが、若い女性の看護師さんが張り切って2人で移動できます!と言ってきました。
不安になり「本当に大丈夫ですか??多分無理ですよ!」と言ったのですが、「こう見えて意外に力あるので大丈夫です!!」とちっっっちゃい力こぶを見せつけられ言われたので渋々身を任せることに。。
最初は順調で「お?行けそうだ。」と思っていたのですが、その直後看護師さんが耐えられなくなり、車椅子とベッドの間に落とされそうになりました。
母親が慌てて駆け寄ってきてなんとか落ちずに済んだのですが、まだ体があまり動かない時だったので本気で死ぬかと思いました。笑
その後の急激な回復はこの命の危機を感じた瞬間があったから身体が頑張ってくれたのかもしれません。笑
そんなこんなでいよいよ転院前の最後のリハビリの日になりました。(だいぶ端折りましたが笑)
最終日は支えてもらいながら立った状態で足を一本踏み出す練習でした。簡単そうでこれが怖いのなんの。最後だったのでだいぶ段階を飛ばしたリハビリだったのですが、なんとか左足を1本踏み出すことが出来たのです!
感動して泣きそうになったのですが、目の前で母親が泣いていたので恥ずかしくなり、涙を引っ込んでしまいました。笑
最初に動き出したのは右足だったのですが、左側の方が回復していて、右側は思うように動かしにくい状態でした。これは今でも左側よりはるかに右手右足は動かしにくいです。おそらく右側を司る神経がより傷ついているのだと思います。
今でもリハビリをしているのですが、怪我前はとにかくがむしゃらにやっていた筋トレとは違い、どこを動かしたいか頭で意識しながらやらないと全く意味がないので、とにかく大変です。。。
右足を動かしたいという脳の指令が右足に伝わる前に損傷した部分のせいでせき止められている状態なのでイメージ的には川の流れが障害物によって下流までいかないような感じです。この障害物からどうにかして動かしたい部分まで流れさせるかなのです。
わかりにくくてすみません。笑
話戻ります。
無事に?そこの病院でリハビリを終え、いよいよ転院を明日に控えました。
本当にリハビリスタッフの方や看護師さんたちには感謝です。(実はこの1年後、転院先の病院を退院後、旅行で無事再会することができました。その話はまたいつか。)
さて、今日はここまで。お風呂に入って参ります!
次回はいよいよ「主人公、3ヶ所目の転院先へ。総移動6時間にも及ぶ車椅子での飛行機&介護タクシー長距離移動の巻」でお会いしましょう!
貴重なお時間を割き、最後まで読んで頂きありがとうございました。
んじゃまた明日🌸🍀
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