台風接近の懸念があるタイミングでのN高沖縄伊計本校スクーリングに際して、子の安全のために保護者がチェックしておくとよいサイト

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校2年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純血種です。

N高2年次に参加する沖縄伊計本校スクーリング宿泊型、吾子は台風が接近する中でのスクーリングとなりました。(自宅に居ながらリモートで子すずめのN高沖縄伊計本校スクーリングを見守っていた保護者の感想投稿は別途あげていくつもりです)

幸い、現地入りして2日間の校舎でのスクーリング日程を消化したところで台風が成長して沖縄本島も暴風域に入りましたので、ビーチでの活動や家庭科の調理実習ちんすこう作りも消化することができ、「沖縄に行ってきました!」的な思い出を作ることができたと思います。

それもこれもひとえにN高沖縄伊計島本校のスクーリング運営担当さん達が、生徒の安全を守りながら、その時点で迅速な判断をしてくださったおかげです。運営さん、本当にお世話になりました。3日目の校舎でのスクーリングができなくなったこと、4日目の首里城見学が中止となったことは残念ですが、おそらく200人規模の生徒の引率、しかも出発地は日本各地から、しかも沖縄入りして初めて会う同士が多いという通信制高校の生徒のスクーリングということで、生徒の安全を守りつつ催行するご苦労を考えると、大成功なスクーリングだったのではないかと思います。

私は子すずめに何かあった場合に速やかに代替案を出せるよう、バックアップクルーとして自宅に居ただけの身ではありますが、子の安全と帰宅経路の確保は常に気になっていました。

ということで、台風接近の懸念があるタイミングでのN高沖縄伊計本校スクーリングへ参加すると決めてお子さんを送り出した後、どういうサイトで台風情報などをチェックしていくとよいかを、我の後ろに続くであろう後の戦士たちのために列記することにします。

ウェザーニュース>防災・減災>台風
台風の予想進路が確認できる。YouTubeのウェザーニュースチャンネルのLive配信も見てました。現地の人投稿のお天気レポートで使用されている雨の表現が、「ポツポツ」「パラパラ」「サー」「ザーザー」「ゴォーー」の5段階あることを今回学習しました。

気象庁台風情報
台風の予想進路が確認できる。ウェザーニュース、気象庁、各気象情報組織によって予報進路が微妙に異なるときもあるので、両方チェックしておくと安心。

那覇空港本日のフライト
那覇空港発着のフライトがキャンセルになったかどうかわかる。フライトが欠航となってからが、自宅待機の保護者の出番です。振り替え便の手配や延泊先手配をどうするかを決断せねばなりません。保護者が宿泊や交通機関の手配を担うのか?スクーリング担当のツアー会社に便と宿の手配をお願いするのか?(本校スクーリング運営さんから便変更と宿延泊手配についての案内があります)なので、運航状況(欠航情報)は要チェックです。

リアルタイムフライト追跡
便名を入れると、子が乗った便が離陸した後リアルタイムの飛行経路が見ることができる。雨雲や台風をどう迂回して飛んでいるか見えて興味深かったです。パイロットさんの雨雲の流れを予測する能力、雨雲の切れ間を抜けて機体を空港に近づけていく技術、家に居ながらにして感じ、その技量に痺れました。パイロット、神!(←語彙力不足)

沖縄タイムス
リンクはウェブのURLを貼り付けたけれど、LINE上に沖縄の自治体や新聞社、テレビ局、ラジオ局の公式LINEがあるので、どれか一つとお友達になっておくと沖縄県の状況がわかってよいかも。私自身はLINEで沖縄タイムス【公式】のお友達になっていたので、台風情報(沖縄県の新型コロナウイルス感染状況も)を都度都度読ませてもらってた。沖縄タイムスLINE公式アカウント、私に判断材料や安心安全をくれて、ありがとう!

●テレビNHKチャンネルの中の、データ放送(リモコンdボタン+赤ボタン)の天気予報、台風情報 
地上波デジタルのテレビ放送の中のデータ放送だと、私の場合は民放局のデータ放送を使い慣れていなくて操作があたふたなので、使い慣れているNHKのデータ放送で「各地の天気>沖縄県うるま市(沖縄県沖縄市)」を見て天気や風速、降水量をチェックしていました。

沖縄現地の気象状況だけでなく、スクーリング解散後に到着した各地の空港(福岡、伊丹、中部国際、羽田など)から自宅までの交通機関が運行しているかどうかについても、JR各社、私鉄各社、ハイウェイバス、地下鉄、都営バス、市バスなどなどの運行状況、ハイウェイバス利用や家族の車でのお迎えの場合は高速道路、一般道の通行止めや速度制限の状況を各自で必要な情報収集を怠りなく。交通機関が動いていない場合に備えて、到着する空港周辺の宿泊先もいくつか事前に調べておくと、万一の時のさらなる安心材料になるかと思います。

開催日が迫る中での台風発生(今回はスクーリング開始の9日前に台風発生)して、その台風の勢力は強大である予報が出ていて、さらにその台風が沖縄接近の可能性がある…という条件が重なった場合、取り消し手数料が課せられる状況下で「わが子をこのまま予定通りにスクーリングに送り出すか?(その場合帰宅困難となって、安全のための搭乗便の変更や延泊手配が生じる恐れもあることを承知しながら)」or「取り消し手数料を支払って、今回のスクーリング日程をキャンセルし、別の回開催の本校スクーリング日程に変更するか?」の判断は非常に悩ましいものがあります。ですが、最近の気象情報の予報精度はかなり正確です。「台風の勢力が強大」と専門家である気象庁やウェザーニュースの知見でそのように分析しているのであれば、本当にその通りなんです。気象予報の精度が高いことをわかった上で、行かせるor今回は取りやめるの最終判断を下してください。

この状況で台風が接近するおそれがある日程で行かせるのだから保護者として自宅に居ながらできる情報収集に努める!場合によってはフライト変更、延泊の料金発生も受け入れる!という覚悟のもと、子を送り出しました。送り出したということはスクーリング中の子の安全を現地のN高沖縄伊計本校スクーリング運営担当様たちに委ねていたということです。そのような重責を運営さんに委ねていたことについて、いち参加生徒の保護者である私は、「運営さん達が今回のスクーリング運営で大変な思いをしてませんように。疲弊していませんように。今度も続々と続くスクーリング受入れの前に少しでも心身を休養してリフレッシュできていますように」と願っています。運営さん、本当にお世話様でした。ありがとうございました。参加生徒のみんなも無事に帰宅できていることを祈ります。

ところで。みなさま、沖縄と日本列島の位置関係、ばっちり把握してますか?

沖縄県って島嶼なんですよ、陸地が狭い。気象庁などの地図上での海の青色と陸地の緑色がわかりづらい。個人の感覚で申し上げると、一番大きい島であるはずの沖縄本島でさえ、地図上では緑の点なんですよ、面積小さいから。その上に台風の進路予想円(の色付け)や線がさまざまに重なろうもんなら…「どこが沖縄本島なの?」と位置がわからなくなってあたふたしてしまいます。私には沖縄に親戚がいるわけではないし、人生の殆どの時間を本州で過ごしてきたので、島嶼部への位置関係を知らずに生きて来れてたんですよ…大体、地図帳では沖縄(や小笠原諸島など)は切り取って、形や面積は正しいのだけれど本州からの距離を省略して地図の左下とか右下に別項目として表示されることが多いじゃないですか!そういうこともあって、沖縄本島が鹿児島の大隈半島からどれくらい南の海の距離にあるのか、まっすぐ南ではないだろうから、南西?南南西?に何度くらいの位置にあるのか、はっきり位置関係がわかってなかったんですよ、私。ただでさえ地図上では点にしか見えない島嶼部の県、そこに台風進路予報円が重なってるとさらにごっちゃごちゃに見えて、現時点で沖縄本島の…沖縄市(宿泊しているホテルがある)上空には台風が居るの?いないの?どっち?見づらくてわからーん!!となってしまいました。

…ということで、台風が接近する前に距離や位置関係がわかる地図帳で沖縄本島の位置を確かめておいた方が、安心材料になると思います。

↑台風情報のスクショ。この地図の中で沖縄本島はどのあたりか正確に指させる人はすごい!!
那覇や奄美の位置を赤い点で表示して伝えてくれた報道機関もありました。




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