女とは

instagramでバースデーカラーが流行った。自分のカラーが気になり調べたところ(投稿こそしないが)ペールクロッカスという色だった。なんだか分からないが、薄紫色ということらしい。小さいころのお気に入りの靴下の色が薄紫色だったのを思い出して、あながち間違ってないかもしれないと思った(幼少期の私はソウルを感じていたのかもしれない。履き潰していたけど)。

そして”気高さを持つ女性の中の女性”が特徴であるとのことだった。これまた現在の私の問題と重なった。女性の中の女性、、、、。女っていったいなんだ、、、。

正月に実家に帰ると母が「いつかは結婚して欲しいな。心配だから。」と言った。衝撃的な発言だった。去年までは生涯独身でもいいと言ってくれていたから。「そんな普通のこと今更言わないでよ。」と頭の中で言っていたが「いつかはしたいとは思ってるよ。」と思ってもない言葉を発して返事をした。

看護師は女性が多い職場なので独身の私は肩身の狭い思いはしたことはないが、子供を育てながら働く先輩方をみていると家庭との両立は難しそうだ。時短勤務制であっても残業を避けられないことはあるし、夜勤もしながら幼い子を育てている。母と同世代の先輩は子育てを終えたが、子どもの学校行事に参加できたのは数える程しかないと話していた。結婚願望は全くなくなった。私に家庭を築くのは重荷だと感じてしまう。


男尊女卑がまだまだ残る世間が定義する女性は優しいとか柔らかいとかそんな感じだろう。でも私が昔から憧れている女性はジョジョの奇妙な冒険の空条徐倫と鋼の錬金術師のオリヴィエ・ミラ・アームストロングだ(最近だと呪術廻戦の釘崎野薔薇もランクインした)。全員に共通するのは自律したたくましい女性であること。愛嬌を振り撒き、時に男性から手を借りことに甘んじる私とは正反対の面々だ。


結婚は経済的も精神的にも自立できたその時に考えたい。徐倫みたいな嫁、アームストロングみたいな看護師、野薔薇みたいなお母さんって最強じゃないかと思うんだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?