「あ、しっかり生きよう」

台風一過の今日、ふと自分の中から湧き上がってきた想いがあるので、記しておこうと思う。

それはタイトルに書いた一言。

これは詳しく書くと長くなるが、私は昔から生きづらさがずっとあった。
積極的に行動に移したことはないものの、消えたいとか、自分なんていなくなってしまえばいい、というような思考は常にあったように思う。

中学生の頃だったか、図書館で「完全自殺マニュアル」という本を借りて机に置いておいたら、思いつめた様子の母に呼び出された記憶がある。
その本は、実際にいろんな手法が紹介されていた。
自分はいなくなるからいいかもしれないが、後始末がめんどくさいものなんだなと感じた。(そう思わせて止めるように書かれていたのだと思う)

そんな風に感じられたからか、後にも先にも自分から命を絶つということには結びつかなかったが、今から思うとずっと病んでいたのではないだろうか。実際に病院の診察を勧められたことも何度もあるが、病名を付けられるのが嫌で結局行かなかった。もし受診していれば当てはまると思われる病名もいくつかあった。

そこから自分なりに試行錯誤して、いろんなことを学んできた。
そしてそれ以上に多くの人に助けられてきた。
また機会があれば、過去を振り返って書こうと思う。


冒頭に戻るが、能動的に生きてこなかった私が、なんと今日は初めて「しっかり生きよう」と思えたのである。
ちゃんとしなければ、とか、生きなければならない、などの強迫観念めいたことはよく考えていたが、そうではなく、自発的に生きようと、私を生きていこうとようやく思えたのだ。これは私史上初の歴史的快挙(?)である。

生まれてからかれこれウン十年、肉体的には初老と呼ばれる年齢までになったが、ここからが本当の私の人生のスタート。


私の人生を、真っ直ぐに生きる。
私を活かす。

このフレーズは過去に何度も自分に言い聞かせてきたことだけれど、ようやくしっくりきたように思う。
自分に言い聞かせるというより、そこでしかないのだという感じか。

もっとも、いつでも人生は始まっていて、体感がようやく追いついたのかもしれないが。

ともかく、これからの自分が楽しみなのである。

生きていて、よかった。


ありがとう。




最後まで読んでいただきありがとうございました! あなたのしあわせを願っています♡