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今立つ場所は世界につながる

キャッサバ祭を終えてホヤホヤの熱冷めやらぬ状況のなか、今回はすぐ次のイベントが迫っている。
「文化人類学の実を食べた人たち」シリーズ第2回。
地産地生で映画をつくる人の話です。

今回語ってくれる山﨑樹一郎さん。
岡山県真庭市でトマト農家を営みながら、映画を撮っていて最新作の「やまぶき」はなんとカンヌ国際映画祭はじめ海外の映画祭に出品されていて高い評価を受けている模様。

カンヌ国際映画祭でACID部門のなかでは日本人として初出品になるそう。

彼は学生の頃から映画を撮っていて、今に至るのですが。
最新作「やまぶき」は3作目で、地方で映画を作り続けることについてや海外で評価の高い作品たちの反響についてもお聞きできそうです。

先日打ち合わせで話した時に、文化人類学の学びから映像の作り方にも影響を大きく受けている、と語っていました。
実はまだ彼の作品は見たことが無いのですが、どんな影響を受けているのも興味深いです。
また彼の語る「映像の可能性」も興味深くて、何気なく見て感覚的に捉えている部分に対して改めて言葉をもらった気がするのでそんな話も出てくるのかなと思っています。

ところで、みなさん。映画って見ますか?

わたし自身は父がよくテレビで映画を見ていたり、映画館へ連れて行ってもらったからか、学生時代はエンタメ系の映画からミニシアター系まで色々見てきたなとは思うのですが。
最近、見に行く機会はめっきり減りました。
ミニシアター系は特に上映期間や時間が限られて、なかなか合わなくなってきたなぁと思います。
でも見ると派手なアクションやアクシデントが無くても色々と感じることがあるし、異文化であることも含めて自分の今いる世界とは異なる所を見ることができる機会にもなるから、できる限り気になった映画は見たい。
そう思えるのは、触れる機会があったからだなと思います。

映像って積極的に向こうから情報を提供してくれているものも多いけど、見ている側からよく見る、読み取る映像に触れるのも大切だなとも思うんです。

山﨑さんは文化に触れる機会を持つ機会として、地元の真庭で「映画鑑賞教育」にも力を入れています。
映像を作るだけでなく、鑑賞する側を育てることも重要と語っていて、フランスのメソッドを取り入れたプログラムを提供しているそう。
この辺りの話もぜひお聴きいただけたらなと思っています。

最新作が国内で順次公開されて忙しいなか、新作の話だけでなく映画を撮ること、観ることにも話が及ぶのではないかと楽しみにしています。

※ただ、イベント自体はアドリブも入るライブトークなので、ここで書いた内容を網羅する内容とは限らないので、ご了承ください。

今回のフライヤーに書いたフレーズ

今立っている場所は、世界につながっている

これは今回のイベントにあたって、打ち合わせで話をするなかで出てきた言葉でもあります。
参加登録いただいた方へは後日のアーカイブ配信を案内することもできますので、ぜひご参加ください。

それぞれが立つ場所がどんな世界とつながっているのかを感じることのできる機会になればと思います。





































































































































































































































































































































































































































































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