北欧旅行の記録(ベルゲン・フィヨルド編)
今年の夏は、ノルウェーとデンマークに7泊9日で旅行に行ってきました。ロンドン留学中にスウェーデンとフィンランドは訪れたことがあるのですが、その時はノルウェーには時間がなくて足を運べませんでした。が、友人から「フィヨルドツアーが良かった」という話を聞き、ぜひ行きたいと思っていました。
今回訪れたのは、ベルゲンから鉄道とバスを使って行けるNaeroyfjord(ネーロイフィヨルド)です。滞在先のオスロから空路でベルゲンへ。そこからは、Norway in a Nutshellという、自分で出発地と、鉄道・バスの時刻を決めてチケットを買えるプランを利用しました。
7月24日
午前中のフライトで、オスロからベルゲンへ移動。ベルゲン空港からは、トラムでベルゲン中心部へ。ホテルにチェックインした後、ベルゲンの有名な観光地を回ります。
まずは、ブリッゲン地区へ。この場所は、中世時代にハンザ同盟の国外拠点の一つとして発展した場所です。カラフルな三角屋根の木造家屋が立ち並んでいて、対岸から写真を撮ってもすごくかわいい。木造家屋は、お土産屋さんや雑貨屋、釣具店、アクセサリー店となっていて、多くの観光客が集まっています。
ブリッゲン地区から徒歩数分のところに、フロイエン山へ行くケーブルカーの駅があります。ケーブルカーに乗って5-8分ほどで、山頂へ。ケーブルカーは、一番下寄りの座席に座ると街を見渡せるので、多くの人がそこに座ろうと並んでいました。この日は快晴で、ベルゲンの街を一望することができました。
7月25日
ベルゲンのホテルで一泊し、この日はフィヨルドツアーに参加します。まずは8:30にベルゲン発の電車に乗り、Vossという街へ。ここでバスに乗り換えますが、同じツアーに参加する観光客で長蛇の列ができていて、3、4台のバスが出動していました。
このバスでGudvangenというフィヨルド沿いの街へ。いよいよフェリーに乗りこみ、フィヨルドクルーズが始まります。この日は風は少し冷たいものの天気に恵まれ、フィヨルドツアー日和でした。ざっと見たところ、300人ほどがフェリーに乗っていたので、一番上の階は激しい場所取りが繰り広げられました。個人的には、正面に向かって右か左の位置にいるのが、写真が撮りやすそうと感じました。
クルーズは全部で2時間。出発から30分ほど経つと、外で立っているのに疲れて、中の席ありスペースに移動していく人が増えました。一番上の階はスペースが生まれ、私も含めてみんな寝そべって日光浴を楽しんでいました。
お昼過ぎにFlamというフィヨルド沿いの街へ。ここにはカフェやブリュワリーなどが立ち並んでいて、フェリーから降りた人たちが一斉にお昼ごはんを食べに向かいます。私も次の鉄道の出発時間まで2時間ほどあったので、お昼ごはんを食べつつ、お土産物屋さんなどを回りました。
Flam駅からはFlam鉄道に乗り、Myrdalという街へ。この鉄道は「世界で最も美しい鉄道の旅」と絶賛されているほど、人気だそうです。途中で、運転手さんが大きな滝の前で停めてくれ、下車して写真撮影をしていたところ、謎の女性によるダンスパフォーマンスが始まりました。が、いったい何のパフォーマンスなのか説明はなく、みんなで首を傾げながら写真を撮っていました。
Myrdalからはベルゲン鉄道に乗り、5時間ほどかけてオスロに戻ります。この日は出発が30分ほど遅れ、さらに単線なので逆方向の列車の遅れによりたびたびストップし、結局オスロについたのは1時間遅れの午後12時になりました。こんなこともあるので、鉄道による移動を予定している場合は、オスロ中央駅近くのホテルに宿泊することがおすすめです。
たくさん動画を撮ったのに、ここで載せられないのが残念。
次回は、デンマーク編を書きたいと思います。
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