食事回数を増やした方が痩せやすい?

こんにちは。

1日の食事回数は、昼と夜の2回のえこふです。

さて、食事で最も大事なことは、言うまでもなく何をどれくらい食べるかでしょう。

ただ一方で、食事の回数やいつ食べるかといったタイミングも食事の一要素としてあるのも事実です。

そこで多くの人がこう考えます。

「え、もしかしたら、食事の回数増やしたら、痩せやすくなるんじゃね?」

「ていうか、朝いっぱい食べて、夜あんまり食べなければ痩せるんじゃね?」

というわけで、食事の回数やタイミングが減量や健康に及ぼす影響について、調べていきたいと思いますので、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。

食事回数を増やすと痩せやすくなるかは微妙

結論から述べると、食事回数を増やすと減量にいい影響があるかは微妙です。

今回参考にしたのは、こちらです。

この論文では、メタ分析というかなり正確性の高い知見が得られる統計的手法が用いられており、15の研究結果をもとに分析されています。

この論文によると、食事回数を増やすと、

  • 体脂肪の減少

  • 筋肉量の維持

に繋がる可能性があると述べられています。

しかし、著者はこの結果に対し慎重に解釈すべきであるとも述べています。

というのも、15の研究結果の中に、微妙なものが含まれていて、結果がその微妙なものに大きく影響を受けているからです。

事実、その微妙なものを除くと、食事回数は体脂肪の減少や筋肉量の維持に影響しないということになりました。

つまり、食事回数を増やすと、減量にいい影響があるかもしれないな~ぐらいのちょっと歯切れの悪い結果になったということです。

食欲に与える影響についてもよくわからん

この論文では、食事の回数が食欲に与える影響については、調査されていませんでした。

しかし、論文内で食欲についても少し触れられていて、それによると

「論文によって、結果がバラバラなので、ちゃんと調査する必要がある」

と述べられています。

なので、食事回数を増やすと食欲が増えるか減るかはよくわからん!ということでしょう。

食事の回数?好きにさせて!

以上、論文を参考にして色々と述べてきました。

ここから私はひとつの結論にたどりつきました。

「食事の回数?好きにさせて!」

最後の最後で投げやりな感じになって申し訳ないのですが、多分これが最適解なんだと思います。

というもの、食事の回数が減量に与える影響は何とも微妙な感じになってしまっている以上、個人の生活スタイルに合わせても問題ないような気がします。

朝忙しいのに、無理に時間を作って食べたりする必要はないのです。

朝食べられなかった分は、昼と夜に分けてもいいし、夜にまとめて食べてもいいのです。

それぐらいの考え方の方が、ストレスも溜まらず長続きするのではないでしょうか。

まとめ

  • 食事の回数は減量にいい影響があるかどうかは微妙

  • 食事の回数が食欲に与える影響についてもよくわからん

  • 個人の生活スタイルに合わせて食事回数を決めてもよいのでは?

以上、食事の回数と減量について調べてみました。

参考にしていただけるとうれしいです。

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