高強度インターバルトレーニングは継続性に優れた運動かも
こんにちは!
久しぶりに子どもとプールで泳いだら筋肉痛になったえこふです!
さて、当方運動は、もっぱら高強度インターバルトレーニング(以下、HIIT)を行っております。
というのも、HIITはランニングなどの持久的運動に比べ、実際に運動をする時間はかなり短時間であるにもかかわらず、様々な効果が報告されているからです。
そして、今回HIITをさらにおススメする理由として新たに
「HIITってやり方によっちゃあ楽しいかも」
というお話をしたいと思います。
まだいまいちHIITを実践する気になれない方や、すでにHIITを実際にやっていて「やっぱHIITスゲーじゃん!」とさらなるモチベーションに繋げていきたい方は、ぜひ最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
HIITって楽しいかも
今回ご紹介するのはこちらの研究です。
研究の概要としては、下記のとおりです。
参加者は、健康で肥満でない18~49歳の男性8名と女性4名の計12名。
参加者はまず、サイクルエルゴメーター(体力トレーニングや健康評価のために使われる運動器具)で最大酸素摂取量(VO2max)を測定した。
参加者はVO2maxの測定後、48時間後にHIITまたは中強度継続運動(以下、MICT。)のいずれかをランダムな順番で行った。
運動中に運動のキツさ(RPE)、感情、心拍数、血中の乳酸濃度を測定し、運動後に楽しさ(PACES)を参加者に記入してもらった。
気になるHIITとMICTの中身としては、下記のとおりです。
【HIIT】
ウォーミングアップ(最大負荷の25%) 5分間
高強度運動(最大負荷の85%) 1分間
低強度運動(最大負荷の25%) 1分間
2と3を8セット繰り返す
【MICT】
ウォーミングアップ(最大負荷の25%) 5分間
中強度運動(最大負荷の45%) 20分間
この研究でのHIITは、過去の研究で同様の効果が認められているそこそこの強度に設定されているようです。
確かに、高すぎる運動強度は普段あまり運動しない人にとって、ハードルが大きすぎるかもしれないので、同様の効果が見込めるのであればそこそこの運動強度の方が継続性が高いかもしれません。
結果は以下のようになりました。
運動中の心拍数と血中乳酸濃度は、HIITがMICTに比べて常に高かった。
楽しさ(PACES)はHIITがMICTに比べて大きく(103.8±9.4 vs 84.2±19.1)、参加者の92%がMICTよりHIITの方が楽しいと答えた。
運動のキツさ(RPE)はHIITがMICTに比べて常に大きかった。
運動中の感情はMICTに比べて、HIITの方が低下した。
つまり、HIITはMICTに比べて心理的、身体的に過酷な状況になるにもかかわらず、MICTよりも楽しいと感じるかもしれないということです。
HIITは続けやすい?
上記でご紹介した研究から、HIITはMICTよりも「楽しさ」という点では優れている可能性があります。
しかし、HIITには運動強度や運動時間、休息時間などの様々な要素があるため、一概にHIITの方が続けられるというのは中々難しいのではないかと考えています。
実際に、最大負荷の100%でのHIITと最大負荷の72%でのMICTを比較した場合、楽しさは同程度であったが、HIITの方がポジティブな感情は少なく、疲労も大きかったという報告もあるようです。
したがって、当たり前っちゃ当たり前ですが、やり方によって楽しいHIITもあれば、そうでないものもあるということです。
まとめ
HIITは、持久的な運動と比べて、「楽しさ」という点では優れている可能性があります。
しかし、「楽しさ」は運動強度や休憩時間など様々な要素によって変わるため、一概に高強度インターバルトレーニングは持久的な運動よりも続けやすいと言い切ることはできません。
ただ、運動強度や休憩時間などの設定の仕方によっては持久的な運動よりも「楽しさ」を感じる可能性があることも事実ですので、色々と試してみて自分に合ったやり方を探してみると、意外にもめちゃくちゃ続けられる運動方法が見つかる可能性もあります。
以上、高強度インターバルトレーニングは継続性に優れた運動かも、でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
他にもダイエット関係の記事を中心に投稿していますので、そちらも見ていただけるととてもうれしいです!
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