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メスにち○こがある地球唯一の動物

オスには陰茎、メスには膣があるのが当たり前ですが、ブラジルの洞窟にはこの摂理が逆転した生物がいることを北海道大学の吉澤和徳准教授と慶應大学の上村佳孝准教授の研究チームが発見しました。

トリカヘチャタテ

その生物の名前はトリカヘチャタテと言う3mm程度の小さな虫です。

日本に生息するチャタテムシ仲間で、ここブラジルでは、暗い道具つの中で、コウモリやネズミのフンを餌にして生きています。

交尾をするとき

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交尾の際、メスがオスの膣に陰茎を挿入し、陰茎先端に生えた突起が開き、抜けないようになります。その後、オスは精子と栄養の入ったカプセルをメスの中に40〜70時間かけて送り込みます。

こうしてメスはオスから精子と栄養分を搾取するわけです。

なぜ性器が逆転したのか

研究チームの見解では、オスからもらえる栄養が鍵になったのではないかと考えられています。

暗い洞窟の中では食料を探すのも一苦労。

そこで、メスはオスから栄養カプセルをもらうために積極的に交尾をするようになり、性器の発達にもつながったといいます。

肉食系女子がわんさかいるトリカヘチャタテ。

日本人と違い、少子化に困ることはおそらくなさそうですね。

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