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全くの0から、入会16か月で月商1200万のTさん。1年で4商品発売の効率的OBC徹底活用法

Tさんの最近のビジネスレポートはこちら

フリマの転売から物販の最高峰OEMへ移行

Tさん
よろしくお願いします。この場をお借りして、石山さんをはじめ、担当講師の方々、それから昼活、夜活のメンバーの方々に、感謝を申し上げたいと思います。自己紹介をさせていただきます。物販をやっていまして、物販歴は4年ぐらいです。元々は、フリマの転売などをやっていました。

Tさん
そうですね。メルカリ、ヤフオクや、ペイペイなどです。中国からの輸入商品を加工せずに、そのまま転売するというビジネスを副業として始めて、物販が始まりました。元々、本業にするつもりでしたが、思った以上にトントン拍子で進み、物販が楽しくて。半年ほどで独立をして、そこから1年間は物販に集中してました。フリマ転売のスクールに入っており、そちらで情報発信や、教える側のお仕事をもらいっていました。

物販をやっていく上で、「OEMが最高峰」と言われていたので、やるからには、物販を極めたいなと思い、OEMを目指していました。OEMには、資金が絶対重要だと先輩方から教わり、まず、1年間は資金集めだけに集中しました。2022年3月に、OBCに入会させて頂き、 最初の1カ月は、既存事業と兼業で、午前中は(既存事業)の授業、午後からはOEMに集中といった兼業でやっていきましたが、兼業では思った以上に進みませんでした。どちらかに偏ってしまうので、悩んだ末、既存事業の業務をほぼ全て外注化して、OEMに1本集中しました。

入会から3か月、1商品目を販売開始。トラブルがありながらも長期的に利益を生む商品に

Tさん
3月末には、1商品目が決まりました。1商品目、2商品目の候補があり、サンプル発注をして、複数進めていたのですが、その中の1商品は「これはいける」という自信があり進めていました。6月に、とても良い条件でコロナ融資を公庫から受け、2022年7月に自信を持って進めた1商品目を販売開始しました。思った以上に好調に売れ始め、販売開始から10日ほどで、ベストセラーを取り、ほぼ黒字に好転しました。絶好調でしたが、この商品はトラブルまみれで。中国セラーの相乗りや、嫌がらせで、意匠権に全く違反してないのに申告をされて、Amazon側から出品停止を食らうことになりました。紆余曲折ありましたが、なんとか今も商品として販売しており、ちゃんと利益も取れています。

最初は、わからないことだらけで、ずっとセラーセントラルの数字を見たり、広告を見て、1商品目に集中しすぎていましたが、なんとか10月に2商品目を販売開始しました。2商品目も、まあまあ好調に進み、講師の方から、「楽天に相性がいい」とアドバイスを頂き、楽天にも出店をしました。

最初は難しく考えすぎていたのですが、1商品目、2商品目で、コツがつかめてきたというか、ある程度流れがつかめて、出品まで最短でいけることがわかってきたので、2月、4月に3商品目、4商品目を販売開始しました。

Tさん
スピード感は意識してやりましたが、
もっと資金さえ積めれば、もう2、3商品はいけたと感じています。現在、商品数は変わらず、資金が半分ほどある状態です。在庫管理がおろそかなので、在庫の分も含めて、追加融資の相談をしているところです。

OBCで意識したことマインド編

①「OEMという事業で成功させる覚悟を持つ」。分からないことを放置しない

Tさん
自分が初心者の時に「知っておけばよかった」ところをまとめてきましたので、参考になれば幸いです。まず、準備の際のマインド面についてお話します。1つ目は「OEMという事業で成功させる覚悟を持つ」ということです。自分の場合は、YouTubeや情報発信してる方の話で「会社員の副業にすごい最適」や「時間がかからない」など、簡単そうなに見えていたのですが、実際、自分でやってみると、単純転売と違い、「片手間で作業量さえこなせば成功する」という簡単なビジネスモデルではありませんでした。

最初はわからないことだらけで、必要なスキルや学ぶべきことが、転売が1だとしたら、OEMは10ぐらいの量でした。考えたり、調べてもわからないことが、たくさんあります。自分もたくさんありました。(わからないことは)放っておかずに、忘れないようにメモをして、勉強会や、講師の面談の際に先輩方に質問をして、一つずつ解決していくことが重要だと思います。自分は、最初は兼業でしたが、やはりこのビジネスモデルは思ったように進まないというか、結構時間がかかるので、まず結果が出るまでは一本集中でOEMに取り組むことが大切です。自分も、Amazonのアカウント開設から始めましたが、広告の知識も何も分からず、ひたすらインプットをしていました。リサーチの時、運転中、家事や、お風呂中でも、耳の空いている時間は、OBCのみなさんのMVPの動画や、勉強会の動画を、タコができるまで聞き漁りました。5周、6周ぐらいして。

②自分のやり方に固執せず、OBCの成功法則を吸収する

Tさん
次も結構重要で「担当講師の方や、OBCの先輩方を100%信じ切る」ということです。最初は、結果もないですし、(OEMを)やったことがないので「絶対いける」とは思えません。経験がない中で、自分のやり方や自分のマインドセットを壊していかないと、結果は出ないということは、前もって分かっていたので、自分は一旦(マインドセットを)まっさらにしました。面談、アドバイスや、リサーチをしながら、わからないこと、気になったことは全部まとめて、わかりやすいように質問して、解決して、理解して、OBCのやり方、成功法則を吸収して、自分にあてはめて、実践したことが成功の鍵だと思います。

③販売までのスピード感を意識する

Tさん
3つ目は「最初は特にスピード感を意識する」というところ。やはり結果が出るまで、とても時間がかかるビジネスモデルなので、まずは1商品目を早く出品することに集中しました。1商品目から完璧は難しいので、自分の中で7割、8割ぐらいで、リサーチOKをもらっていたので、先輩方の知識や経験を活かし、信じ切って、販売してみました。実際、販売をしてみて、販売してみなければわからないことが、たくさんあります。メンタル面でも、売り上げ面でも、自分の資金の許す限り、商品数をガンガン増やすことが、一番成功率もあがり、効率も良く、おすすめです。

最初は「失敗したらどうしよう」や「本当にいけるのか」という気持ちも、もちろんありましたが、自分の場合は、幸いなことに、中国輸入転売をやっていたので、中国は、日本の商品に比べて、原価がかなり低くて、しっかりリサーチをして、市場もある程度ある商品であれば、最悪、原価までは、赤字ギリギリまで値下げして在庫処分してしまえば、ほぼ赤字になることないまま、勉強代だと思ってすすめられました。もし失敗したとしても、その経験を次の商品に活かすことができれば、結果的にプラスにつながることがほとんどでした。そういったメンタルブロックの面でも、やはり資金準備や、融資の準備はしておいた方がいいとは思います。

OBCで意識したことリサーチ編

①私情をはさまず、フィルターをかけないで商品をリサーチする。

Tさん
リサーチについてです。意識した1つ目は「最初はフィルターをかけない」というところ。最初は、何から始めていいかがわからないので、「こんな商品は、自分には無理だ」や「難しそうだ」というところで、フィルターをかけがちですが、一旦自分の私情ははさまずに、数値―講師の方から教えて頂いた数値や、リサーチの基準だけで選別してみました。全く知識もない、興味もない、全然わからない商品でもフィルターをかけずに、徹底的にリサーチをすること。自分の理想とするブランドの形は、成功して、ある程度収益も上がってから追求することにしました。「この商品は自分にはまだ早い」、「厳しい」と思った商品でも、まずは講師の方に1回提出して、意見をもらって、知見を増やしていきました。

②Amazon市場を体で覚えることで、新たな発見がある。

Tさん
次は、Amazon上で、市場にある商品で、知らない商品はなくなるまで、ひたすら商品を漁って、Amazonの市場を頭ではなく、体で覚えました。カテゴリーを見ると、上からたくさんありますが、3周も4周もして、とにかくAmazonの市場を体で覚えました。自分の中で、「このカテゴリはOEMできないな」や「中国にはないだろうな」と思うカテゴリでも、とりあえず市場のあるものは見漁って、知見を増やしていきました。その中でも、自分はできなさそうだと思っていたカテゴリでも、一旦、リサーチしてみたら、中国側で同じようなものがあったり、逆にライバルが弱くて、同業者のところだったということが多かったので、一旦フィルターはかけずに、全部を(チェックして)みることにしました。

③候補は、複数個並行して進める

Tさん
3つ目は「候補は1個見つけて終わりではなく、上手く複数個並行して進めた」というところ。結局、自分も商品化までいったのは、3つ4つ候補の中から1つぐらいでした。サンプル発注から商品販売まで進めるうちに、市場が動いたり、強いライバルが増えたりと、様々なトラブルがあり、諦めた商品もありました。その中から、より成功確率の高いものを選べるので、(複数候補を用意することで)再現性が上がると思います。

④ベストセラーありきの市場ではなく、利益と売り上げが最低限とれる市場を選ぶ

Tさん
4つ目は、自分の体験で、とても重要だと思った点です。自分が参入して、1位ではなく、2~5位前後になった場合、もし理想通りにベストセラーにならず、売れなかったとしても、リサーチ基準値以上の利益や売り上げを最低限とれるような市場を選んだ方がいいと思いました。ベストセラーありきの市場だと、やっぱり精神的にも利益的にも、厳しく、広告費の殴り合いになったり、価格の下げ作業になるので、「平和な市場」じゃないですけど、もしベストセラーとれなかったとしても、ちゃんと売れるような市場(選びをすることで)安定すると思いました。

OBCで意識したこと商品開発・カタログ編

①できるだけサンプルを取り寄せ、様々な角度から評価する

Tさん
次は商品開発カタログについてです。1つ目は「サンプルはできるだけ多くの工場を取る」ことを意識しました。自分は、最初は低単価商材が多かったので、とにかく取れるものは取ってみる、というスタンスで、10社から15社、各5点以上取り寄せてみました。全部の工場の商品を並べて、品質の良さ、工場の管理や対応の良さを表に並べて、ABCのランク付け評価をして、一番平均値が高い工場を選びました。参入市場のライバルのランキング上位のセラーの商品を注文してみて、最低限それらと同等以上か、品質が良い工場であることを絶対条件として選びました。

②妥協せず、既存のセラーに負けない商品を作り上げる

Tさん
2つ目は「ベンチに負けてる点が1つもないように作り上げる」ことを意識しました。後発組である自分たちは、既存のセラーにレビューやSEOで負けている不利な状態から始めるので、後発組でもできるところは全ての点で妥協せずに、既存セラーのクオリティ以上で作り上げました。(具体的には)品質、カタログ、権威性、保証、レビュー訴求などです。

③商品カタログはケチらない、手を抜かない。お客様が一番求めている点を効果的に訴求。

Tさん
3つ目は「商品カタログはケチらない、手を抜かない」という点です。これもとても重要な点です。実際に商品を手に取って見られない通信販売で、お客様が購入を決める大きな要素が、商品画像だと思っています商品カタログほど、費用対効果の良い投資はないと感じました。商品画像については、「お客様が何を一番求めているのか」をレビューや、自分や知り合いに使ってもらった使用感を、徹底的に分析して、表にまとめて、洗い出しました。また、自分では知識がない、全然わからない商品に関しての知見の固め方として、ブログや紹介サイトを見漁ると「こういうところが良い点、悪い点」や「もっとこういうものが欲しかった」といった知見がたまるのでおすすめです。

カタログで意識してるところは、お客様が一番求めてる部分に特に尖ったカタログ作りを意識して、文字は使いすぎず、一番伝えたい訴求ポイントを、写真でドン、文字でドンとパッと見で、分かるよう大きくして伝わるように意識しました。

OBCで意識したこと販売戦略編

①未経験の広告は夜活メンバーからの情報で怖がらずに踏み込めた

Tさん
販売戦略についてです。自分(が経験した)メルカリやフリマアプリには、当然広告がないので、広告を打ち出すという経験自体が初めてで、全く無知だったため、講師や先輩のアドバイスを信じ切りました。

最初のうち、しばらくは赤字になるのが当たり前というのは分かってはいたのですが、売れれば、売れるほど、赤字が大きくなっていく時期があり、不安はありました。不安はあったのですが、夜活メンバーが、自分より、先に販売をしていて、ちょうど赤字から黒字までの流れをリアルタイムで、数字も商品も開示してくれていたので、自分もこういう将来が待ってると、怖がらずに踏み込んで、一気にSEOを上げて、販売開始から10日ほどで黒転につなげることができました。最初は、特に広告や販売数のデータが、一日中気になって、細かく見たり、いじったりしていましたが、結局今は、1週間に1回ぐらいしか見ていません。実際、見ても見なくても、あんまり変わりませんでした。広告に慣れたら、さっさと次の商品開発に注力した方が、圧倒的に効率が良いです。

②箱型のパッケージは本当に必要か考えてみる

Tさん
2つ目は「箱型のパッケージのこだわりは、必ずプラスになるわけではない」というところ。商材によりますが、本当に必要か考えることが大事です。実際に、2商品目は、他のセラーでは箱で出していなくて、差別化や、トップ画像の見栄えの良さを意識して、箱型のパッケージを作ってみました。単価は安かったのですが、箱がとてもかさばって、商品の原価と同等の送料がかかった上に、箱潰れのクレームや、低評価レビューが来たので、試してみた後に、パッケージなしにして、商品本体をトップ画像で大きく目立たせるようにしたら、そちらの方が売れて、結局利益率も改善し、手間もかからず、作業量とかも減っていい方向へ動いたので、(箱は)絶対必要ではありませんでした。

OBCのつながりから得られたのは、実績に裏打ちされた数値と具体的なアドバイス

Tさん
最後のポイントは「横の繋がりの重要性」です。自分の場合は、昼活と夜活、2つのチームに属していました。自分一人では分かり得ない知識や、第三者目線、別目線でのアドバイスを取り入れることができて、大きくプラスに動いたことがとても良かったです。やはり、自分一人だと、視野が限られるし、自分の先入観、当たり前だと思っていたことが、他の方からすると、疑問点になったりすることがあるので、間違いないと思ったとしても、全体のカタログの流れや、商品を共有して、アドバイス頂くことで、もっと良い方向に繫がる、新たな発見や軌道修正ができました。それから、リアルタイムで、他のメンバーからの商品の共有や、具体的なリアルな数字を共有して頂けたので、自分の未来の姿を、より現実的に想像できて、迷いなく進むことができました

また、「石山さんはじめ、講師の方々の存在がとても大きかった」です。石山さんや講師の方々は、素晴らしい実績のある方なので、経験豊富で、どんなトラブルにも親身に相談にのってくださり、何度も助けられました。講師の方たちの意見を聴くと、自分のトラブルがとても小さなものに感じられて、落ち込みすぎず、淡々と解決に向けて動けます。これから、なにかトラブルがあったとしても、頼れる方々がいらっしゃるので、安心して突き進むことができます。同じビジネスモデルを実践している講師の方たちや、先輩方はとんでもない規模の(ビジネスをされている)方がたくさんいらっしゃって、直接具体的な数字やアドバイスを頂けることで、自分の壁や、限界値を全く感じないで進められることがよかったです。

失敗からの学びが、後に活かされ、一生ものの知識とノウハウに

Tさん
最後になるんですけど、まず一番伝えたいことが、「このビジネスモデルは素晴らしい」ということです。自分の頑張りが、お客様からの感謝やレビューに繋がって、なおかつ自分の利益にも繋がって、一生もののノウハウとして知識になり、さらにM&Aの売却の出口もあります。コツコツ積み上げたものが、段々自分の形、資産となって、目に見えてわかってくるところが、最高のビジネスモデルだと思います。自分も、まだ自信を持って「成功してる」とは言えませんが、諦めさえしなければ、必ず成功が見えてくるので、先輩方をもとに、将来の自分を想像して、何よりも楽しんでやって頂ければと思います。

2つ目は、やってみて、上手くいかなかったこと、失敗が、後々必ず成功に繋がってくということを、強く感じています。今まで嫌がらせや、出品停止、相乗りなどを食らってトラブルまみれで、失敗もたくさんありましたけれど、結局無駄になったということは、一つもなかったです。逆に、OBCの期間中で、こんなに素晴らしい先輩方がいる中で、様々なアドバイスや解決方法を、色々な目線から頂いて、自分自身のノウハウとして身につけられたので、最終的には、非常にプラスでした。失敗を恐れて、絶対成功できるものが見つかるまでやらないというよりも、まずはリサーチでOKをもらった商品の中で、とりあえず1商品でもやってみる、ということが大事だと思います。わからないことや、心配事があったら、講師の方々や先輩方に聞けば、快く教えて頂ける素晴らしい環境が、今現在あります。限られた期間の環境を、最大限に有効活用していかないともったいないです。自分もまだ7か月期間があるので、これからどんどん学ばせて頂ければと思ってます。

3つ目は、OBC生先輩方や、講師の方々と、「できるだけ対面で接する機会を増やす」こと。成功に繫がると思うので良いと思います。やはり、メンタル面やモチベーションの面で、人と接することは、自分が思っている以上に、何倍もいい方向に進みます。講師の方々は素晴らしい実績をお持ちですが、ZOOMやリモートでだけで話していると、雲の上の存在に思えてしまいがちです。直接お会いしてみると、良い意味で、そんなに自分と変わらない、普通の方々です。「この人にもできたなら、自分にもできそうだな」という謎の自信が湧いてくるので、おすすめです。

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