新人看護師を「1年生」と呼ぶこと4-4
前回記事
新人看護師を「1年生」と呼ぶこと4-3 は こちら。
(この記事は873文字です)
ストレスのない呼び方を
新人看護師を「1年生」と呼ぶことについてどう思うか。
この疑問、ふつうにGoogle検索しても
ズバリ!な記事には遭遇しないのですが、
Twitter内で検索するとちらほら出てきます。
新人看護師からも、
先輩看護師からも、
また何も疑問に思わないという両者の意見も。
1~2年前だったか、看護系のTwitterで、
私と同じ疑問をツイートをしている人がいました。
検索しても見つけられませんでしたが、私はそのツイートから、
1年生呼称が成長を妨げる、というメッセージを受け取りました。
そのツイートの返信には、
新人看護師を「プロ1年目」と呼んだら?
という記載がありました。
Twitterは大喜利みたいなところもありますし、
プロゴルファーみたいな俗称には変わりませんが、
私には「1年生」より違和感・抵抗はなかったです。
呼称を変えたからと言って、教育が変わるわけではありません。
だから今まで誰も疑問視しなかったのかもしれません。
馬鹿げた問題だと取り扱わなかったのかもしれません。
諦めていたのかもしれません。
呼称はその人のラベルやアイデンティティにもなります。
呼ぶ方も呼ばれる方もストレスのない呼称が定着すればなぁと思います。
研修や勤務を組む際に、
便宜上「新人」「1年目」と呼ぶことはあると思うのですが、
それは集団として見る場合です。
基本的には名前で呼ぶのが先輩側からのマナーでもあると思います。
「20年生さん」とか言われたくないですよね。
追記:実在した雑誌『社会人一年生』
2019年、森永製菓と小学館がコラボして
『社会人一年生』というデジタル雑誌を作っていたそうです。
面白い企画だなと思います。
いわゆるビジネス書ではなくエンタテインメントとして
「一年生」という表現をあえて使っているからだと思います。
私は、これからも新人看護師を「1年生」呼称はしないでしょう。
偏った表現もあり、
ご不快な思いをさせた方もいるかと思いますが、
長文、お読みくださりありがとうございました。
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