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夢日記〜逆未来〜

とにかく
毎日やたら夢を見ます。
印象深い夢をみたら
起きたらすぐにメモをとります。

今回の夢も不思議なメッセージなので、記録に。

夢の中のドラマ


夢の中で、私はドラマをみていました。

ドラマといっても、画面を通してるわけではなくて、
舞台演劇みたいに、
実際の人が動いてる感じでした。

普通に肉眼でみるみたいな感じで、客席で見ているというより一緒に舞台の上にいて、見ているような感じ。


ときどきドラマの画面みたいに
どんどん設定や場所とか切り替わる。

そのドラマは唐沢寿明さん演じる男性がメインの、その人のルーツの話のようでした。

主人公(唐沢寿明)がだいたい現代で、
主人公(唐沢寿明)にいたるまでの先祖からの物語を、時系列で綴るシナリオ。

なに時代だかわからないんけど、昔の着物着たさまざまな登場人物が現れて、ドラマは展開していく。
唐沢寿明以外、とくに知っている俳優女優さんは出てこなくて、ほとんどが知らない人。

それぞれにこういう人生物語があってその中で子どもが生まれて、

いつのまにか次の物語はその子に引き継いで…って、先祖がどんどん代替わりしながら、現代に近づいてくるかなり長編ドラマ。

何代にも何代にも引き継がれていく物語。

そうやってようやく唐沢寿明(スーツ姿だからわりと現代ぽい)の時代ににたどり着く。

唐沢寿明時代の設定では
銀行の話しをしていました。

現代といっても、どうやら戦前ぽいんだけど、

たぶん
なんかの財閥が関係する様子でした。


ちょっと複雑で深刻な出来事とかもあって
それらの試練も乗り越えて、時は流れ

またいつの間にか子どもが生まれて
さらに孫が産生まれて、って流れていくんだけど、

唐沢寿明時代からは
唐沢寿明目線で物語が進行していく。
細かいエピソードは忘れました。

ただ、クラシカルな洋風の家の様子や、書斎の窓から入ってくる風や窓際の机が印象的でした。

最後はどうなったか忘れてしまったけど、
たぶん歳をとった主人公(唐沢寿明)が亡くなるところで
そのドラマは幕を閉じました。

夢の中で
私はそのルーツのドラマをずーっと最後まで観てました。

終わったとこで
ようやく我にかえり
夢の中での現実に戻りました。

すると、
唐沢寿明含む、出演者の皆さんみんなが、夢の中の現実に戻ってきて

「お疲れ様です」なんて口々に声をかけあって、
ドラマの打ち上げかなんかが始まりました。

大きい丸い円卓に
いままでの出演していた俳優たちがぞろぞろと集ってきて、テーブルを取り囲む。

私もなぜかそこにいさせてもらっていて。

「すごく面白かったです、夢中で最後まで見ちゃいました」なんて色々感想を述べてました。

そしたら、
このドラマについて

唐沢寿明から衝撃の告白が!


逆行する時間の流れ




その円卓を囲む俳優陣たちみんなと
わいわい話しをしながら
私は

「時系列を追って壮大なドラマが展開されてて、唐沢寿明さんがここに至るまでに、
そのご先祖たちの人生の出来事にひとつでも狂いがあったら、唐沢寿明さんは存在できないことがわかりました、いやぁすごい…それを見せてくれてたわけですね?」

なんていう内容を
円卓に加わって
熱く賛辞を述べていました。


すると、唐沢寿明が円卓に座る
俳優陣たちをぐるっと指差して

「そうなんですけど、実際はちょっと違います。

このドラマはたしかに時系列を追って僕を中心にみた物語に見えますが、

実際には違います。」


(どうやら芝居を見ているんじゃなくて実際の物語ですよと言いたいっぽい。私は黙って話を聞く。)


「ここに今いる皆さんは同時に集まっておられます。これも本当です。

ドラマでは時系列に見えたかも知れませんが、
彼らは同時にここにもありますよね。

それで、実は
その時系列もあなたが見えてるのと逆なんですよ」

という。

よくわからなくて

「⁇⁇⁇」という顔になって、黙って聞いていると

「逆というのは、つまりですね、
さっきあなたが見たドラマでの、
僕の子どもは、僕の親ということになります」

という。
そーすると、子ども役演じた俳優?が、うんうんと頷く。

「僕の孫は、僕のおじいさんてことになります」

そうすると、孫役の子役も、うんうんと頷く。

唐沢寿明は続けて言う。
「時系列はあなたが思ってるものとは違います」

ここからはニュアンスというかインスピレーションというか言葉ではない感じで語りかけてくる。

『僕や彼らは同時にいま存在してて、そして実は流れは逆。過去から未来に動いてるように見えているけど、今の僕を機軸にしたなら、それはあなたのいうところの逆行というのが正解に近い』
『実際はあなたが思う未来はから過去に向かって流れているので逆行ということになるんですよ』

的なことを伝えてきました。

「ひー⁇わかるよな、わかんないようなー…」

てとこで目が覚めました。


常に同時


起きてから、しばらくはよくわからないなぁ、なんてメモをみながら頭をひねっていました。

概念上は時間というのは
今を起点に未来に進むし

今はどんどん過去になり、 
しかし実際は、いつまでも起点となった過去の『今』にいるわけではなくて現在の『今』が起点となる。

そうなると
常に流れていて、過去なんて置き去りになっていく。

いくら、未来と過去は逆ですよ、と言われても
既存の概念から抜け出すことはできそうもない。

よくわからない夢のメッセージ。

概念ではわからないけど 

時間概念は置いといて 
なにかこの世界の
『完成体』と言うものがあって
それを起点とするのなら
そこに向かって戻っているように思う。

未来とは、もともとの姿に戻るような感じなのではないだろうか。

エントロピーの増大、進めば進むほどだんだんと細分化して複雑化してカオス化していき
最後は無になる。

元の姿。
元に戻る。

そういうことかな、漠然と思いました。

そしてこの夢から数日経ち、ちょっと忘れかけていた今日

なんとなくアマプラで「ターミネーター2」を何十年ぶりに見ていた。
なんとなく。

そこで思い出したんだけど

「ターミネーター」では
ジョン・コナーの父親は、ジョンが過去に送りこんだのだった。

つまり、自分より後に生まれた青年が父親。

(あー、なるほど、あの夢はこういうようなことね…時間は関係ない)

と一瞬理解したような感覚になったんだけど、
また概念化するとわからなくなる。

ただ、
時間はただの概念というのは疑いようもない。

過去の記憶があるから
時間感覚があるように感じるけれど。


しかし、
夢の中のドラマも
ドラマのあとのメッセージも
非常に面白かった。

アマプラよりも楽しめてしまう、
コスパの良い私の脳みそ、ありがとう♪


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