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ファミリーコンサート『おんがくdeあそぼ13』 大萩康喜

こんにちは。note更新担当のたぬ子です!

今年度で13回目を迎えるファミリーコンサート『おんがくdeあそぼ』をご存じですか?

”0才から親子で楽しめるコンサート”をコンセプトに、県内各地でポップスやクラシックなど幅広い内容のコンサートを行っています。
演奏グループは、第1グループから第4グループまであり楽器や内容はグループによって様々です。

今回は、”和楽器グループ”である、第4グループの大萩康喜おおはぎやすよしさんにお話を伺いました!

ー第4グループの公演日ー
【松前公演】9月23日(土)


音楽は、明日を前向きに生きていくために必要なもの

ー 尺八を始められたきっかけを教えてください。

 大学で、邦楽部という和楽器のクラブに入ったことがきっかけですね。
 最初は三味線パートで入部したんですけど、途中で「尺八パートが足りない」と言われて、尺八を吹いてみたら最初から音が鳴ったんです。
 そこから先輩たちにおだてられるままに尺八パートになって、夢中で1日10時間ぐらい部室に籠って練習していました。

ー 音楽はご自身にとってどのような存在ですか。

 明日を前向きに生きていくために必要なものですね。
 生きていくにあたって、”気持ち”ってすごく大事だと思っているんです。私自身、機嫌が良かったりポジティブな時の方が、上手くいくことが多いと思っているからなんですけど。そういう前向きな気持ちにさせてくれるのが、私にとっては音楽なんですよ。

ゲーム音楽とJ-POPがきっかけ

ー 小さな頃から、音楽は身近な存在でしたか。

 子どもの頃は、エレクトーンを習わされていましたね。でも、音楽があまり好きじゃなかったので、練習は泣きながらやっていました。
 それが中学生の時に、ゲーム音楽のサウンドトラックを聴いて「こんなんがあるんや⁉」と、ゲーム音楽に目覚ました。そこからサントラを何枚も聴いたり、ちょっといいスピーカーから曲を流してみたり、音に対するこだわりが出てきましたし。ちょうどその頃、L'Arc〜en〜CielやGLAY、B’zが人気だったので、エレキギターをやったりしていました。

ー 中学でエレキギターに興味をもたれたにも関わらず、大学でクラシックギターや和楽器に興味をもたれたのは何故ですか。

 アコースティックな楽器への憧れは、どこかに持っていたと思うんです。テレビで観た雅楽の東儀秀樹とうぎひできさんの音色はすごいいいなと思いましたし、ジャズっぽい曲を尺八で吹いていた外国人のプレーヤーもかっこよくて「和楽器の音色っておもしろそうだな」というのは、元々ありましたね。

日本の音楽・楽器のことを楽しく知ってもらいたい

ー 『おんがくdeあそぼ』公演で、気を付けていることはありますか。

 お子さんが多い公演ですけれども、子どもが自発的に参加しているパターンは、そんなに多くないんじゃないかなと思っています。ましてや、第4グループは和楽器のグループなので、聴いたこともない楽器でしょうし、そもそもどんなものか分からずに来ていると思うんですよ。
 そういう子どもたちも含め、お客さん全員に興味をもって楽しんでもらいたいと思っているので、和楽器を聴いたことないという人でも楽しめるような見せ方や演奏の仕方、選曲など工夫をしています。

ー 第4グループの見どころを教えてください。

 和楽器は生で聴く機会が少ない楽器ですけれども、古くから伝わる伝統的な日本の楽器なんですよね。あまり馴染みの無い楽器だけれども、自国の楽器ですし、今の感覚でも充分楽しめるいい楽器です。
 第4グループは、皆さんに親しまれている曲の中で日本の音楽・楽器を紹介しますので、楽しみながら和楽器について知ることができるプログラムになっています。

ー 『おんがくdeあそぼ』を楽しみにされている方々に、メッセージをお願いします。

 音楽なんでね、楽しんでいただけたらいいですね。
 10%勉強するぐらいの気持ちで、あとは太鼓の音と一緒に手拍子をしたり、尺八の吹き方で笑ってもらったり、日本の楽器を楽しみに来ていただきたいです。

申込方法・お問い合わせ先

詳細につきましては、ホームページ・チラシをご覧ください。

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