ゲームへの没頭はASD性よりもADHD性の方が優位と言われることが多いです。報酬系回路との関係性が高いのでしょう。
以下の論文はそんなことを示唆している論文です。
・ADHDでは、ゲームに関してより依存性が高く、長時間プレイしていた。
・ADHD症状の重症度とビデオゲームの使用に相関が認められた。
・重度のADHD児は、依存性スコアが有意に高く、その性別とADHDとの組み合わせがビデオゲームの過度な使用に影響していた。
すなわち、ADHD症状とゲーム依存への関係性が改めて示されたとも言えるでしょう。このような論文は世界中から出てきているように思います。ADHDの報酬系の脆弱さがビデオゲームとマッチしてしまうのでしょう。
私たち大人は、この好ましくないマッチングを解除していくことを目指すべきでしょうし、子どもたちの模範となるべく、携帯依存をやめていく必要があるでしょう。