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考え方のためのnote

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#営業

あなたの顧客は誰ですか?

 皆さん、大変お久しぶりです。これからまたnoteを定期的に書いていこうと思います。久しぶりのnoteは5,000文字を超えてしまいました。少々理解しにくいところもあると思いますので、お時間あるときにゆっくり繰り返し読んでもらえると少しずつ腹に落とせると思います。  先日、社会構想大学院大学を修了しました。修士論文では「トップセールスの暗黙知を形式知化する」という趣旨の論文を書いたのですが、その中で成果につながる営業の考え方を体系的にまとめることができたので、これからnot

顧客視点に立った営業体制の話〜営業組織の三類型とThe PODs - #1sheetMktg 番外編2

 普段は表向きはマーケティングの話をすることばかりですが、実際にはマーケティングを改革していくと、営業体制の改革もしなければいけない場面に出くわします。あるいは、過去に外資IT企業でのセールスマーケティング   組織のチームリーダーとして働いた学びをもとに、ベンチャーやアドテク/マーケテック企業に、マーケティングと営業組織体制についてのアドバイスをする機会もあり、結構な頻度で営業とその組織の改革がプロジェクト化することが頻繁にあります。現在も数社、営業組織改革を含めたプロジェ

キーエンスのルールを守らせるルール

本記事はリブコンサルティングの公式サイトに移管されました。 以下URLからご覧ください。 https://www.libcon.co.jp/venture/column/doc-0240213/

同じように「お客さん」という言葉を使っても、なぜマーケと営業の間ではズレるのか?〜マーケと営業の溝に潜む「お客さん」の違いを理解する〜 (写真は本文と全く関係ありません)

 「お客さんを中心に考える」とか「顧客志向」や「顧客中心主義」という言葉やフレーズは、ここしばらくあちこちで聞かれるようになった。しかし、この言葉を前にして、営業とマーケとの溝を発見する機会も多い。  営業からしてみれば、「俺たちは常にお客さんと接してるわけだから、そもそもお客さん志向なんだよ、マーケが何を言ってるんだ?」となり、マーケからすると「営業は自分たちが向き合っているお客さんのことしか考えていない」という話になる。  こうした営業担当とマーケ担当を引き入れて、ペ

【社会人向け】コミュニケーションTips2020_総集編

本noteは各方面の営業パーソンが日替わりで記事を投稿していく、「営業アドベントカレンダー」という企画で2年連続2回目の投稿になります! 昨今「テクニック」「理論」など目から鱗な情報はすぐに手に入る時代になりました。 無料で有益な情報も巷には溢れております。 それはセールス界隈も例外ではありません。 ただし、「学習」しただけでは簡単に成果が出ないのもまた事実であり、それが世のセールスパーソンの負けず嫌い魂を燃やし、虜にする要素だと思ってたりする派です。 特に「商品力

野村證券/クレディ・スイス/freeeの営業で学んだこと

私はこれまで4社で営業をしてきました。 経歴:歴野村證券→クレディ・スイス→freee→ヤプリ(現在) 大企業/外資企業/スタートアップ企業と様々なステージで働き、恵まれた環境の中で仕事をしてきました。 勤めた会社のネームバリューとは別に、私の営業人生は失敗…そして失敗の連続です。どの会社でもスタートダッシュに失敗し、現実から逃げるも壁に当たり、ようやく現実を受け止めて歩き出すことの繰り返し。 今回は私の営業における失敗体験からの気づき&今でも大切にしている3つのこと