EARMINDのこれまでの軌跡

こんにちは、運営の佐藤です。
今回は、どのようにして”EARMINDが始まったのか”をお伝えしたいと思います。

事の発端は、2020年3月末のとある日、インターネットで見つけた「Startup studio by Creww」のゼロイチで新規事業を作ろう!起案者募集を見つけた事にあります。

何故かとても気になり、その募集サイトをみると、
https://studio.creww.me/

直感でなんだか面白そう!悩む間もなく締め切りもギリギリだったため、一気に起案書を仕上げ応募。そして、Zoomで実際に起案した新規事業への想いを伝えたのでした。

そして数日後、選考通過の連絡を受けました。選ばれた理由は、

「熱意を強く感じたから」

通過を伝えられたZoomは今でも鮮明に覚えています。何かが始まる!!期待も不安もありつつ、このような経緯でEARMINDは誕生したのでした。

150ほどの応募があり27のアイディアが採択されました。その中の一つがこのEARMINDです。3次選考を経て,現在は7チームが残っており、3月23日にはデモデイと呼ばれる、新規事業の可能性をこれまでの実証実験の成果をもとに発表する場があります。

EARMINDも私、佐藤が代表して登壇します。もしご興味があれば、是非ご参加ください。

https://spot.creww.me/studio/demoday2021

このMakuakeでの先行限定販売も実証実験の一つという意味も持っています。Makuakeでの販売に至るまでには、スタートアップスタジオのアドバイスの元、いろいろな仮説・検証を行っています。

前回の活動レポートにあげたように、もともとアートにファッション、工芸のカテゴリーに属する、ビジネス色が強くないメンバーで始まっています。EARMINDのビジネスアイディアの種も、いうなれば美術のコンセプト的な発生の仕方によって生まれており、全ての起点は、”街をゆく人を見ていて湧いた疑問”にあります。

電車、雑踏、カフェ。あの無機質なスーツを着たあの人はどんな音楽をあのイヤホンから聞いているのか。サラリーマンの制服であるスーツは、個人の趣味や嗜好が見えないので、その見た目から全く伺う事ができないのです。でも、仕事帰りに疲れていそうなあの人は、実は雰囲気はオタクっぽいけど、クラシックなんて聞いていたりするのかな。なんて、見た目から伺い知る事ができない事を勝手に想像していたのでした。

そして、”イヤホンのデザインからその内面の個性の片鱗が見えたら新しいコミュニケーションになるのかもしれない”と思い付いたのです。

そんなイヤホンが使われている日常を観察して生まれた疑問、そこから生まれた作品。そして、作品から発展したEARMIND。問題点を発見し、それを解決することを目的とするのが、ビジネスの考え方ですが、上記は果たして問題点なのか?という壁にぶち当たりながらも、

「上手くコミュニケーションがとれず、自分を伝えることができないって苦しい!故にそれは問題である!」

と結論付けました。

そして、この問題点を解決するためにEARMINDは在るのです。

自分の個性が人に伝わるってとても楽しいものです。コミュニケーションを誘発して、自分発信で世界と交わることができる。音楽を中心として、様々なカルチャーを越え世界が繋がっていく。芸術(音楽・美術など)は人を豊かにする強靭なソフトパワーです。その力をEARMINDのイヤホンは体現しています。

「自在にアートな音を聴く」

というキャッチコピーは、EARMINDの世界観を言葉で表現したものです。”アートな音?”どんな音なんだろう?そう思われる方もいらっしゃると思います。

白黒つけられない、曖昧、答えがない。それがアートの醍醐味なのです。あなたが素敵だと思うもの、好きなものが正解です。

そんな豊かで彩りのある価値観を、毎日傍らに。この小さな美術作品であるEARMINDのイヤホンはこのような価値観を拡げるために発展していきます。

次回は、EARMINDのコンセプトを詳しくお伝えします!お楽しみに。


下の写真は9月の最終審査のための、POPUPイベントの模様。どのようなイヤホンが求められるのかについてのアンケートをとっています。渋谷と吉祥寺で開催しました。

画像1


◆2021年3月29日まで、EARMINDはアタラシイものや体験の応援購入「Makuake」にて、限定先行発売をしております。EARMINDのサービス・商品について詳しく説明しております。どうぞご覧き、是非とも応援頂けますと幸いです!

Makuake プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/earmind/

LPサイト:https://lp.earmind.art/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?