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2023年10月28日 土曜:ただ、大丈夫だよ、としか言えない

朝起きると、昨日よりは体調がよくなっている。重さのようなものはあるけど、悪化しそうな気配はなくなってた。

掃除洗濯。まだ少し身体も重いし、しっかり掃除はいいかな、と思ってたけど、はたきをかけてモップがけはしていた。

チキン南蛮用に作ってた卵ペーストの残りと、こないだもらった柿と、塩麹漬けしておいた豆腐でサラダにして、にんじんのポタージュと一緒に食べる。

娘が早いうちに昼寝したので、こないだ突然、昔モーネに通ってた時につくってた小さい木工でカレンダーにしたらかわいいんじゃないかって思い付いてたのを実行することにする。それもまた突然することにした。

別の仕事で知った印刷所を試しに使ってみたかったのもあって、そこの印刷形態を調べ、コピー用紙を切ってサイズを確認して決め、パソコンに残ってた木工の写真データでざっくりイメージをつくってみたらよさそうで、と、どんどん進んでいく。そのまま、しまっておいた木工を引っ張り出してきてどれにするか決めることにした。

いつ見ても可愛い。自分が描く絵はそこまで気にいることってないんだけど、この木工はすごく好き。平面のイラストレーションより、ちょっと工作的なものの方がきっと好きなんだと思う。立体の方が向いてるんだろうな。向いてる、って、自分の興味が向いてるってことだと思ってる。そういうことは、きっとその人に向いてることだと思う。

いろいろあったけど、やかんがたくさんあったので今回はやかんにしよう、となる。そして、今回は、と思っていて、また来年からも作るのかもしれない。ヨットも数があるし、瓶ビールも結構ある。これを機会に新たにまた作るようになったらもっといいとも思うし。

1月からのやかんをたくさんの中から選出して並べていく。モデルを選ぶよう。そのまま写真撮影をして、パソコンで写真データを調整する。調整しながら、どういうふうに調整したらいいかアイデアが出て、どんどん出来上がっていく。それからカレンダー部分のデザイン、とあっという間に進行していく。猛烈に走っていくように進み、夜には完成した。入稿までしちゃった。

自分で、ここに飾りたいなって思うカレンダーをつくった。そういうものづくりが1番楽しい。自分で欲しいものを作る。それが私の好きなことだなって思う。その感覚がしっかりある状態でいると、サイズ選びやモチーフの選出、カレンダーのサイズ感、文字選びなど決めていく時にすごくわかりやすくなる。なんでかってのはよくわからないけど、比較しながらみると、あ、こっちだな、ってのが分かるというか。

久しぶりの駆け抜ける感覚、庭づくりをしてた時と似てる。気持ちよかった、とても。

身体はまだ少し重だるいんだけど、その重さがある方が安定して走りやすいようなそんな感じもする気がした。浮き足だってしまいがちなバランスを落ち着かせてくれるというか。

そのまま完成のイメージ画像を以前カレンダーを取り扱ってくれてたところへ送信して、また取り扱ってもらえるかどうか連絡をしておいた。

もう寝る時間になり、お風呂に入って娘と一緒に眠る。

こうやって自分の好きに活動していて、それでも傍に娘がいて、一緒に過ごしてもいて、日記を書いてると自分のことだけ書いてて、なんだか不思議な気分になる。彼女とも遊んだり、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりもしてるんだけど、それも自然とできてるんだもんな。すごいな。

私は私の好きなことをしていられて、娘とも過ごせていてなんだかすごくラッキーだな。ラッキーという言葉で合ってるのかよくわからないけど。

ほんと、エゴの声が静かになったその隙間に、幸せだな、とか、うれしいな、とか、ワクワクするとか、何か楽しい出来事が起こるようなそわそわする感じとか、そういう感覚に近い感じが流れ込んできやすくなった。前は時折不意にあったのが、今はその静かな流れのようなものがチョロチョロ流れてるのを感じられてるというか。山間の湧き水みたいに。

前は、そういう気配があった時、今ここで起こってるどの出来事がそれを呼んだのか考えて突き止めようとしてた気がするんだけど、今はそういうのはなくなった。その流れ込んでくる感覚は、なんというか今ここに起こってる出来事とはまたあんまり関係ないような気がして。ただ、今出来事とは無関係に、私自身の状態はいいんだなって、そういうのだけ思うようになった。

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